2018/06/20

チコ

事の本当の始まりは私の無意識の霧の向こう。意識して語れる始まりは、この前の日曜の午前四時。

夢の中で誰かに「チコに似てるよ」と語りかけられた。私の夢にいつも出てくる  ”中心の街” の中で。静かで軽い口調なのに不思議と迫力がある響き。

それでぱちりと目が覚めた。

チコの姿を確かめたくなって仕方ない。感情が渦巻いていた。
家にある本のではなく、 「小宇宙―鏡の淵のアリス」 という絵本でのチコの姿。美しい寄り目のアーミッシュのおさなごのチコ。

だいぶ前に調べたら、古本屋さんのサイトでページがあっても売り切れ。価格は10万円前後で取引されていたような稀覯本。買うのは諦めた本。

夜明け前にPCを使い画像検索。
あのチコのいくつかの切れ端を見つける。

ああそういうことか…そういうことか。と意識や理性ではさっぱりわからないまま、まだ半分眠りの世界にある心が感情で納得していく。

不思議な時間を過ごして、ふと画像のサイトをのぞいてみた。古本屋さんの通販サイト。売り切れでは無い!価格は6000円…桁間違えて…ない。
注文を押した。

数年に一度図書館の書庫から出してもらって楽しんできた本。まあ一生そうやってくのかなと思っていた本。
他も見てみたら何が起こっているのか結構流通している。

昨日家に着いたのだけれど、どうにも古本屋さんのラップを開けるのがためらわれる。ページをめくるには静かに私もペストコンデションで開けたい。儀式を必要とするほど感情が騒めいている。
とはいえ家に置いて出かけるのも嫌だ。離したくない。とうとう重い荷物の端に忍ばせて職場まで持ってきてしまった。写真は教室のテーブルの上で撮影。
たぶん数日は持ち歩くような気がする。

夢の中で私に語り掛けてきたのは、当たり前だけれど私だったのか。

2018/06/10

運命の映画との出会い 「赤いりんご」

運命の映画との出会い って文章を200文字ぐらいで書かなきゃいけなくなったので、
「赤いりんご」 https://goo.gl/8CMeK9 の事を書いた。
もしかするとまた記憶装置の肥やしになるかも、
それはちともったいないので、ここに書いとこう(^O^)/
考えたらあの画家さんの失恋の年齢と同じ頃にこの映画を観て、
今はあの画家さんと同じくらいの年格好を少し越えたぐらいかな。
何年も映画にとりつかれるのも悪くない。
最近気になっているのは
あの娘が本当は誰の子供だったのか。
上手く隠れているけれど気にしだしたら気になる(^^)
=============================== 「赤いりんご」(76キルギス、監督トロシム・オケエフ)を観たのは小さな映画祭。知らなかった映画。
観客が失笑した青い片思い。そこから始まる画家と妻と娘の儚い絆とその崩壊、自然、土地、歴史。
そんな巨大な世界の上でそれぞれの孤独が悲しくも美しく、愛おしく。
人生とはそんな孤独で愛おしいものだと同じく若かった私に語り掛けてくれ、
そして映画で何が出来るのかの可能性をまた一つ教えてくれた映画でした。

2018/02/16

竜屯の拷問映画制作日記 と統合しました

竜屯の拷問映画制作日記 神戸で自主制作映画(自主映画)を作る日々 - 楽天ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/ryuton/
をこちらに統合しました。
日記はこちらで書いていきます。

「大塚日記」→「LYCOSダイアリー」→「楽天ブログ」と流されてきたけれど、今回は初めて自分の意志でお引越し。
でもまあTwitterやFacebookやInstagramに書くことがほとんどだけれど、ちょっと個人的な日記にしときたいこともあるので。

2014/12/05

人工天使 のこと


「人工天使」という言葉に出会ったのは19世紀の詩だった。

あけすけに言えば娼婦のこと。



その言葉に出会って救われたなぁ。

そう天使は人工で作れるのだ。



芸事は天使を作る作業なのだ。人が人を救えるのだ。と



最近いろいろなことが引っかかってきて「人工天使」についてよく考えます。



特に役者さんたちは観客にとっての人工の天使を体現しなくちゃいけない方々、

その苦労も含めて尊敬してます。



もちろん人工天使を作る作業は裏方さん達の汗にもかかっているわけです。わたしもその誇りを担いたいなぁと思います。



編集しているとねその人工の天使ぶりをどう伝えようかと悩むわけです。



そして人工天使の誇りってものはあるよなぁとも。



だから映画を観ようと思うし、作ろうとも思う。それは天使に救われることでもあるのだから。



自分を嫌うことも実は必要なときはあるだろうし、また救われることが必要なときもある。

だから人は天使を思い描いて、気づかぬうちに作り上げて、生み出している。

人工天使はいつまでも人の傍に居てくれる。



================================

現在制作中の映画のページ

2015年初公開予定です(^o^)/



シナモンの最初の魔法  First magic of Cinnamon Cookie






クラブのジャック~やすらぎの銃弾  The jack of club




この間48時間映画祭で作った短編「ロープ」の予告編


後半上映の観客賞第三位いただきました。感謝(^o^)/

また上映してゆきます(^o^)/








2014/08/12

「宇宙遊星間旅行」届いたぁ


数日前に再発売されていたことに気づいて、思わず注文した本。

届きました。



「宇宙遊星間旅行」(作・中江嘉男、画・上野紀子)



��0年ぶりの復刊らしいです。

これが家に来ると思うだけでここ数日どきどきしてました。



美しい恋愛の話。想いの話。体の話。性の話。光の話。星の話。命の話。時間の話。空間の話。

多重にさまざまなものが織り込まれて、

宇宙の初めから今までの時間と空間の中にひとつぽつんとある本。



これが家の本棚にあるのはやっぱり不思議な気がします。





実はこの作者さんたちの「鏡の淵のアリス」という文字のない絵本にどこかで出会えることを願っています。

市の図書館の書庫に一冊あるのは知ってて10年に一度くらい借り出して再会するのですが、

あの一冊が何かで無くなってしまったらもう会えなくなるかもしれない不安があって…。

あの本に会えなくなったら人生損するよなぁと。



まま、今は「宇宙遊星間旅行」をゆっくりと何度も味わいます(^o^)/








2014/08/09

行き場の無いプロット


Sony Vegas - Wikipediaの前でうんうん唸っている夏でございます。
ちょっと気分転換。

これ、
だいぶ前に書いたプロットです。

ある晩に電話がかかってきて、
「明日リハ初日なんだけれど、実はまだシナリオが上がってこない!里見八犬伝で何かプロットでいいんで今夜中に書いてもらえないでしょうか?」
という無茶な内容。

んーたぶんまた48時間映画祭が印象に残ってはったんだろうなぁ…。
とりあえず内容問わないことだけ確認して、
挑戦してみる。

とはいえ八犬伝なんて
辻村ジュサブローや坂本九の「新八犬伝」の記憶とかあとは深作欣二の「宇宙からのメッセージ」ぐらいしか覚えてないや。薬師丸ひろ子の映画は覚えてないしなぁ。そういや本棚には子供向けの新書版があったけれど、今から読むと間に合わないかぁ。
ネットにお世話になって南総里見八犬伝 - Wikipedia、滝沢馬琴さんの天才さに圧倒される。


エイッヤ!と書いて、電話から2時間後に送信。
いい修行になりました。特訓です(^^)/

もう本番も無事に本来のシナリオで終わったし、解禁のお墨付きももらったので、行き場の無いこのプロットというか書きかけシナリオというか、これをちゃんと人前に出してあげたくなったのです。

お目汚し御免。
��===========================
ストーリープロット(南総里見八犬伝を下敷きに) 
衣笠竜屯

○里見の里、平和の祭
��伏姫が納める里見の里が、玉梓の呪いによって壊される。)
  平和を祝う祭りに玉梓の怨霊が現れて、里全体を呪う
玉梓の怨霊「この平和はためにわらわは殺された。虫けらどもめ末代まで呪ってやる!」
��伏姫は玉梓の怨霊を鎮めようと対峙するが、玉梓は伏姫の命を奪う、伏姫は3っつの玉を世界に投げる)
  対峙する伏姫と玉梓の怨霊
伏姫  「ふしてお願いいたします。
    わが国もおん国もいくさが終わりようやく平和になったのです。どうかお恨みはお忘れください。
    もしも怒りが収まるのなら、我が身を差し出しましょう。玉梓さまの呪いをうけて地獄で永劫苦しみましょう!」
玉梓の怨霊「我が父はそれと同じ事をお前の父に申したわ。わが身の代わりにどうぞ娘だけはお助けくださいと。
    じゃがお前の父はどうしたか!わらわをどうしたか!怨霊と成り果てたわらわをとくと見よ」
伏姫  「そのようなはずはありませぬ!」
玉梓の怨霊「ふん!…この里はわらわが貰い受ける!この偽り平和を破り地獄の里にしようぞ。
    お前に生死に関わらず。お前の命などなんの価値も無い!
    …が、そなたにとっては唯一の命じゃ。わが身は惜しかろう?
    ほれ、命乞いをしてみよ。これよりわらわの畜生として生きるのなら考えてやらんこともないわ」
伏姫、玉梓の怨霊を見て「…では、お殺しください」
玉梓の怨霊「ゆうたな!簡単に楽にはせぬぞ」

  玉梓、伏姫をいたぶって殺す。(ダースベーダーの念力のような感じで)

伏姫  「希望を!」
��つの玉が伏姫から飛び出し飛んで消える。
��里見の里は玉梓が納める地獄となる)
ナレーションと赤い照明かや音響効果で。

○数年後、里見の里
  やがてその里見の里に一人の青年(忍者)が現れる。
  玉梓への生贄とされかけた里の娘を助ける
  玉梓の部下をやっつける。
  が他の部下たちに囲まれる。
  そのとき僧侶が現れて助太刀、二人でやっける

○撃退後、三人の会話
  娘、忍者、僧侶
僧侶  「旅の人。なぜここに来た?ここはもう半分がた地獄じゃぞ」
忍者  「なぜだろう、ただ。これがここへ導いた」
  忍者、玉を出す
僧侶  「(笑って)お前もか!」
忍者  「ん?」
僧侶  「ほれ、わしもじゃ」
  僧侶も玉を出す。

○里見の里、地獄の祭
  おどろおどろしい村祭り。(最初の平和な村祭りイメージとは逆に)
  玉梓の怨霊が現れ、みながひれ伏す。
  伏姫を復活させ、また殺そうとする。
  忍者、僧侶、現れて玉梓に戦いを挑む、しかし強い玉梓。二人追い詰められる。
玉梓  「ふふふ、伏姫が死と引き換えに投げた玉の数は、いくつじゃった?後一つ足りなんだのう!
先にお前らから殺しておいてやろう。そうすればすべての玉がそろうことは無いからの!」
  玉梓、二人にとどめをさそうとする。
娘  「いえ、玉はそろっております。そろっております!」
  娘、自分の玉を出して掲げる。
  玉梓、悲鳴をあげる。
娘  「希望を」
忍者 「安らぎを」
僧侶 「平和を」
  そして伏姫が起き上がり。
伏姫「幸福を!」
  玉梓の怨霊、消える。
  伏姫息絶えている。
  里見の里に、正常な光が戻る。

○エピローグ 里見の里の竹林
僧侶  「それがもう十年も前のことじゃ。
さて、あの怨霊と化した姫は、本当に滅ばねばならなかったのか。
あの後わしはそればかりが気になった」
  僧侶ふところからあの三つの玉を出す。
僧侶  「あれから10年もかかったが、今日!今!ここで!やっ!(気合をいれる声)」
  玉梓が竹林から現れ復活する。がっと客席を見て、
  …玉梓にっこり笑う。
  そして竹林の方においでおいでする。
  竹林の中から伏姫が現れる。
  伏姫と玉梓抱きあう。お互い微笑む。
  玉梓、竹林に向かう。
僧侶  「玉梓が姫よ、どうぞみ国へ帰られよ。長い旅でありましたな」
  伏姫、竹林へ向かう。
僧侶  「我が伏姫よ、どうぞこれからも我々を見守りたまえ。我々の幸福を。ありがとうございました。…母者よ。」
  僧侶、一礼する。
  玉梓、伏姫、竹林の奥に消える。
END



2014/07/03

節目だなぁ

今日の写真はロケハンの時に佃撮影監督が撮ってくれたものです(^o^)/


なんだかテレビでは「集団的自衛権」を延々やってる。

眺めていると911テロの時やオウム真理教や福島原発水素爆発のときとおなじく時代の変わり目をみているような気もしてきてる。



まあ床屋政談こそ民主主義の血ではなかろうかとも思うので書いてみる。



これやっぱり神学論争だよね。

ピンの上で何人天使が踊れるかとか、異教徒に人権は在るのか、神がいるのになぜ悪魔が存在するのかとかと同じで、

外から眺めると何でそんな事を真剣に考えてしまうのって。



”集団的自衛権”は 戦争に巻き込まれる のか それとも戦争を遠ざけるのか。

そんなもん、どっちの場合もあるだろうとしか思えない。



”個別的自衛権”も”集団的自衛権”も実は政治的や軍事的な戦略・戦術として区別なんて出来るのか?と。

誰を狙ったかって動機でもないだろうし、結局はどんな風に自分に被害がかかるかどうかしかなく、普通それは単に”自衛権”と呼ぶんじゃないか。



問題が起こった場合にいかに全体の被害を少なく抑えるか。

実はそれが平和(と戦争)の問題なんだと思う。

不当な行動の被害を防ぐために個人の復讐の連鎖にまかせると拡大増殖するので、

国がルールの下に処罰して終わらせる方が全体の被害は少なくなるのと同じように。



もちろん自衛が過剰な場合も自衛が不足な場合もある。

だけれど、その問題を自衛が単独か集団かで判断するのが合理的とはまったく思えない。



どう考えても単独自衛だって過剰に破壊する可能性もあるだろうし、集団的自衛がより破壊性の少ない選択肢になる可能性もある。

要は状況しだいでどちらがより双方の全体の被害が少ないかを判断する仕組みと実行する仕組みを作るかってのがキモだろうに。



がなぜか”集団”と”個別”にとてつもない意味があるように振舞っている議論。

このものの捕らえ方に規制された神学的な論争。

他のパラダイムはなぜか提出されない議論



なんだかカルト教団の脱洗脳のドキュメントでも見ているようにも思える。

神学的論争って現代だと一番激しくされているのは、カルト教団からの離脱のときだろうな。



さて、

実はこの騒ぎで憲法改正への心理的な壁が崩れてきた気がしてます。



つまり解釈での運用に批判を集めることで、今までタブーとして触れることさえ拒絶してきた部分を理性で検討できるようになってきてる。そういう論調が多く目に付く。



「憲法の解釈で運用するのはまずい!」って批判をちょっと先に進めると「やるなら憲法改正がもっと良い手段」という正論が出てくる。

目的である自衛力の強化自体に対する批判は少ない。天災や周辺国の拡張主義のゴタゴタがあって今の憲法では対応できなくなってきているのは共通認識になりつつある。



さてさてそこで、

いままで憲法改正、特に9条改正にはかなり恐怖を感じていたんじゃなかろうか。

冷静に考えたら、9条の改正で交戦権を認める方向も逆に交戦権にさらに制限する方向もどちらも二つあるのに、なぜか9条改正を考えるたびに第二次大戦のイメージが恐怖と共に膨らむように心理的にプログラミングされてなかったっけ。



この恐怖のやわらげ方、回避方法、

これって逆洗脳の手法のような気がする。



不合理な洗脳下にある人に合理的な説得をしても受け入れられず、むしろ彼の恐怖の引き金を引いてしまう。それがさらに不合理な反応や信念を強化する結果になってしまい、逆効果になる。

むしろその不合理な体系の中に一度入ってそのおかしな体系上で対話と説得と議論をして彼の中に沸き起こる恐怖をいなしつつ、少しずつ常識的な感覚、感性に気づかせてゆく。

もちろんこの場合、常識的や社会性も実は一種の幻想であって、より合理的な幻想で再洗脳することで破滅的な幻想から離脱させるという自覚がないといけない。正常・異常、正しい・間違いなどで区別していると、再洗脳が成功してもまたすぐに別の破滅的な幻想に上書きされてしまう。

ってカルト離脱の方法論。



なんだか今日本中で聞く議論ってこの再洗脳のように聞こえてきて。

そりゃ感情的な嵐や恐怖も吹き荒れるよなぁと思う。



たぶん第二次大戦後の再編成で、

なまなましい戦争への恐怖を使って自己否定をセットして、新しい価値観をプログラミングしたんだよなぁ。



そういう洗脳手法が確立されたのが第二次大戦の頃じゃなかったか。

催眠術にかける時と同じにショックを与えるのとコントロール不能を自覚させるのと。それをもっと強烈な形で長時間繰り返して、刻み付けてゆく洗脳。



えーと主語を書いてなかったね。実はわざとぼかしてました。ごめんなさい。

日本でもドイツでもいいし世界全体でもいいし私個人でもあなた自身でもいいしアメリカ人だって当てはまると思う(^o^)/



なぜヒトラーや国家社会主義なんたら党は悪の権化のイメージなんだろう。

毛沢東やスターリンや様々な虐殺者もっと言えば南米や北米の原住民を駆逐した者たちには、なぜ悪の権化のイメージがついてないのだろう。

戦争前ヨーロッパでユダヤ人を差別してたのはドイツだけだったのか?



やっぱり100年、1000年単位で大雑把に見ると日本の明治維新から大東亜戦争は人種解放運動に見える。

日本人とか黄色人種とか有色人種とかどこで区切るのかはあれどね。



公民権運動で人種差別と戦ったキング牧師の「I Have a Dream」演説が1968年。
その27年前に日米戦争、1941年。

その時代の有色人種国家が白人国家連合と近代兵器で戦争するってのが大きく見るとどういう風に見えるか。

しかし公民権運動や人種差別撤廃の遥か以前の日米戦争時になぜか不思議なことにアメリカが有色人種を差別しなかったイメージになってやしないか。日本での世界史上最大の無差別爆撃や原爆投下をヨーロッパ戦線ではしなかったね。





国や集団を個人と同じように考えて精神分析的に見るやりかたってのがあって、

それで考えて見ると、

今の日本はある種カルト的な(恐怖と自己否定を使った)不合理な反応から、離脱しようとしているのかも。

今はそのための再洗脳中ということになるのかも。



願うのはその再洗脳でプログラミングされる価値観や反応がどうか合理的なものであってほしいということ。



私は平和が大好きです。



だからこそ

平和の反対語が戦争だけってなってるのは歪んでると思うわけです。

そこには犯罪も天災も騒乱もテロも虐殺も紛争も侵略も暴動も、そしてたぶんイジメもぜんぶ平和を壊すものであるわけです。



平和とはすべての人がある程度は幸福な状態なんじゃなかろうか。それぞれが幸福か不幸かを自分で選べる状況が整っている状態。

だから

例え国際ルールにのっとった正式な戦争状態が無かったとしても、

例えば誰かが理不尽に扱われるのを毎日当たり前に目にするような社会は断じて平和ではないだろうと思うのです。



どうかこれからの価値観が恐怖と自己否定を源としない合理的なものになってゆきますように。



やっぱり9条は「戦争の放棄」ではなく、「平和を維持する義務がある」であってほしいな。

戦争の放棄では平和の実現にはまったく足りない。



なんかもうテレビの論調見てて腹たってきたんで、

なぜかと考えたら、

たぶん自分の恐怖を克服中だった。

これ世の中の変わり目ですね、きっと








2014/06/07

おひさしぶりでございます


お久しぶりでございます。



舌炎が出来たり、ハードディスク落っことして壊したり、DVDドライブが二層ディスク読めなくなるほどヘタってしまったり、かるく偏頭痛がぶり返したりしています今日この頃です。



おかげさまで毎週のようにどこかで自作が上映されたり、とても嬉しい事も起こっている日々でもあります。



制作中の新作は三本ともすくすく育っています。



今撮影中のは来週の撮影がいろいろ問題もありますけれど、なんとか乗り越えようと全力です。



いくつか面白いお誘いも、ワクワクしつつお話を聞かさせていただいております。



その辺はFacebookの

衣笠 竜屯

衣笠竜屯の活動写真制作ページ
などなどで(^o^)/





最近「男はつらいよ」シリーズにはまっております。

正確には山田洋次監督もしくは脚本作品にかもしれません。



たまたま見直した「幸せの黄色いハンカチ」。

健さん演じる謎の男の過去のエピソードが始まるのがちょうど映画の真ん中だと気づいた時からかもしれません。

あの男の物語は後半のみで語られている。

ほかにも例えばファーストシーンの武田鉄矢演じる若い男が振られて一人悶々としている所、そしてラストがその男が恋人と二人で去って行く所になっている。

構造がはっきりしているなぁと。

大きな枠組みがあって、真ん中あたりで本当の物語に直面して、ラストでクレッシェンドして全ての枠が閉じる。



そこからいろいろ観はじめて「家族」「故郷」「遥かなる山の呼び声」「同胞」「学校」そして「男はつらいよ」シリーズに。

本当に山田洋次の構成は揺るがない。

とても華麗な物語の配置。



で「男はつらいよ」

最初はやっぱり舐めてたかも。セットで大量生産した感じを。

が、これが何本も観てゆくと凄い。

今たぶん半分も見てないぐらいですが、それでも十数本、何一つとして同じお話がない!

半年に一本のペースで量産して、さらに合間に他の映画も撮ってて、この密度はすごいなぁと。



物語の構造は一つ。

だけれどもそこに流れる物語は毎回まったく違う。



それは故郷を懐かしむ男の物語だったり、妹を心配しているダメ兄の物語さったり、息子の物語だったり、甘えたいのに甘えられない物語だったり、家庭に落ち着こうと願う物語だったり、恋をするけれど相手から逆に告白されたとたん逃げてしまう話だったり。

そう、例えば中年男と中年女が雨の中に相合傘で無言で帰るたった3カットが90分の映画のクライマックスとして見事に機能していたり。

こんな尖んがった映画シリーズもないなぁと思う。しかも48本。

お話の構成が見事に機能して美しい。





観ているうちに渥美清さんの演技が本当に凄いことに気づいてゆく。

あまりに上手くて天才で、一見何にも演じていないように見えてしまう役者さん。

演技での視線の動きが凄い。何を見るのかが一部の隙もなくはっきりしている。

その場にその役が居るとき何を見て何を聴いて何を感じるのかがきっちり繋がっていく。

何かをしようとはしない。あくまでもあくまでもその人がそこに居たら何を受け取るのかを丁寧にシュミュレートしてゆく。

たとえアップの視線の先が仮想空間であっても揺るぎもしないで仮想の相手を見る。

画面の外に”有る”はずのものは撮影現場ではたいてい”無い”のです。



ある相手に驚いて、おもわず横に居る男の表情を伺って、またその隣の人物に助けを求めてしまって、それが恥ずかしくなってが目を伏せてしまい、それでも意地を見せて相手をまっすぐ見て一瞬裏返ってしまいがちになる声で怒鳴る。

なんてのが普通に一瞬に起こっている。たとえ相手がみんな画面の外になってようとも。

こんな流れでこんなスピードでやったら自然すぎて演技に見えなくなってくる。

一見では気づかれないぐらい深い技術。すごいよなぁ。



そんなこんなで「男はつらいよ」を最初っから観ている最中です。



さて、再来週の撮影、どう立て直そう…。








2014/03/17

「ドラキュラ・アンドロイドの休日」上映


衣笠竜屯が監督した作品

「ドラキュラ・アンドロイドの休日」


シネドライブ2014で上映されます。



グループ N です。 



グループNの上映場所時間は

3月21日 17:00~ 天劇キネマトロン(大阪梅田中崎町)地図
3月22日 20:30~ プラネット+1(大阪梅田中崎町)地図
3月23日 18:00~ イロリムラ(大阪梅田中崎町)地図
3月23日 21:00~ シアターセブン(大阪十三)地図
です



詳しくはシネドライブ2014の公式ページで

http://cinedrive2014.businesscatalyst.com


たぶん私は20日のオープニングイベントにも23日のクロージングイベントも含めて、

上映会場には居ると思います。



48時間で作った短編映画。なかなか濃い中身になりました。

よろしくお願いいたします。



映画を作ると撮影監督と音楽監督とは映画の手触りや感触の話をすることがおおいのですが、

今回は

気鋭の天才佃撮影監督にはエッジの利いた画をがまんしてぇください!手持ちが出来るようになってきた時代ぐらいの低予算映画のつもりでぇ。

音楽監督の玄人な職人川人・佃ユニットにはケレン味利かせてくだぁさい。ハマープロダクションの映画のつもりでぇ!

などとわめいておりました。



��8時間で映画を作るコンテストで

さらに無茶な枷をお願いして、

でもとんでもないお仕事をしていただきました。

あまりに完璧すぎて自然だけれど、

この仕事すごいよなぁとオーダーした監督でさえ唖然陶然でございます(^o^)/



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Holiday of Dracula Android
ドラキュラ・アンドロイドの休日

出演:河口彩華/武 洋一/竹中 実/舛本 昌幸

制作:佐野洋子 撮影:佃光 音楽:畑裕也/川人千慧 脚本:浦山陽子(金森翔/木寺伸一/舛本昌幸/西海敬介/衣笠竜屯) 録音:木寺伸一/南野佳嗣 CG:木寺/伸一 編集・音響:衣笠竜屯 助監督:金森翔/竹中実  大人の映研部  神戸活動写真倶楽部港館  監督:衣笠 竜屯










2014/01/24

映画の性別

送信者 クラブのジャック_スチール

最近映画にも性別があるような気がして仕方がないです。

特に作っている映画は育てているのは男の子か女の子かと自問してたり。



まま物を男女に分けて呼ぶ言語も多いので、よくある感覚なんでしょう。




男性だと思う映画を作っていると作業のお供はコーヒーです。紅茶なんてやわいもの飲んじゃいられません。パンチ重視。

女性だと思う映画を作っているとこれが紅茶になってしまいます。コーヒーはきつすぎる。この微妙な味こそ美味しい。



まあ、何か文化というか思考や感じ方の枠なんでしょうねぇ。



がここのところ男の子映画と女の子映画の制作を同時進行中です。

どっちの作業しているかによって、コーヒーと紅茶がかわりばんこです。

同じ味なのだけれど、その受け取り方は180度ちがいます。



そのうち老人の映画と自分で思ったら、緑茶になったりして(^▽^)/



写真は男の子映画のほうの「クラブのジャック ~やすらぎの銃弾」から








2013/12/24

今年もサンタさんの季節

Official NORAD Santa Tracker
今年もクリスマス。

異国のお祭りや新しいお祭りや未だ見知らぬお祭りが楽しいのは伝統だよなぁとも思います。

これからもまた未知の楽しいことが見出されたり作り出したり♪



ともあれメリークリスマス!(^^)/









2013/11/02

朝日新聞に載ってました!「ドラキュラ・アンドロイドの休日」は4日上映


昨日金曜日の朝日新聞の夕刊に載りました(^o^)/

写真は一番上の一番奥です。



WEBデジタル版は

48時間で短編映画作れ プロや学生ら26チーム:朝日新聞デジタル


こちらのの方には2分のドキュメンタリー動画も載ってます。



えーと、はい、ちと恥ずかしいです。







「ドラキュラ・アンドロイドの休日」本編上映は4日。

同時にみなさまの観客賞への投票日でもあります。



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The Osaka 48 Hour Film Project プレミア上映会
クレオ大阪南 2013年11月4日(祝) 13:00〜 ¥1,000
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��8時間で映画を作る破天荒なコンテスト

The 48 Hour Film Project: 大阪




私達以外にも各チームの予告編が出来てきてまして、力作ぞろいの予感がしてます。

FaceBookのページに挙がってます。Osaka 48 Hour Film Project


衣笠竜屯(大人の映研部,港館)チーム作品

「 ドラキュラ・アンドロイドの休日 」




Youtubeで検索するといろんな動画が

Osaka 48 Hour Film Project - YouTube







2013/11/01

4日月曜日に新作上映&コンテスト、それから新聞に記事掲載。




新作「 ドラキュラ・アンドロイドの休日 」

48秒の予告編作りました。



本編は月曜日に上映です。



The Osaka 48 Hour Film Project プレミア上映会
クレオ大阪南 2013年11月4日(祝) 13:00〜 ¥1,000
��8時間で映画を作る破天荒なコンテスト

The 48 Hour Film Project: 大阪



衣笠竜屯(大人の映研部,港館)チーム作品

「 ドラキュラ・アンドロイドの休日 」

の48秒トレーラー(予告編 )です


先週末 Osaka 48 Hour Film Plojectに
衣笠竜屯(大人の映研部,港館)チームとして参加しましたが、

48時間の制作中に取材を受けてまして、



朝日新聞の今日の夕刊とデジタル版に記事が載るそうです。

夕刊の記事は関西圏の分には載ってるそうです。



そんなに大きな扱いではないと思いますが、少しだけ宣伝になればいいなぁ。



個人的には、父が普段映画の場所でどんな風なのか分からないし、最近なぜか忙しくしてて前よりかまってもらってない家族への言い訳に活用させていただきます(^^)/










2013/10/30

今年も Osaka 48 Hour Film Project に参加しました


昨年に引き続き、先週末の金曜夜から日曜日夜までThe 48 Hour Film Project: 大阪に参加していました。
��8時間で企画から→完成品納入までやってしまう狂気で無茶苦茶で破天荒で酔狂な

映画制作コンテスト。



やってみるとドラマが色々生まれます。

情熱・献身・トラブル・決断・仲間・誇り

それはもう48時間の中に一年ぐらいの経験が詰まっているような感覚です。



私たちの作った短編映画の題名は



 「 ドラキュラ・アンドロイドの休日 」



自作でなんなんですが、

良い短編映画になったと思います。

ガッツリ満腹の7分間。



��1月4日に喜連瓜破のクレオ大阪南で上映です。

https://www.facebook.com/events/517500171668305/



私達は



二十数本上映されると思います。

関西の作り手たちのショーケースとして観るのもあり。

短編映画を作るというのはどういうことかも見えてくるかと。



予告編作るつもりです。出来たらまた公開いたします。



ではでは(^▽^)/



��写真は琥那紋さんに撮っていただきました。私はこの時点で徹夜一日目もうかなり眠い(^-^)/)








2013/10/23

今年も作るぞ!11/4上映の48時間映画祭 と映画「ふたりしずか」のこと


昨年作った「アルタイルはベガに恋してる」の予告編


週末の金曜日から日曜日の48時間で脚本・撮影・編集・仕上までして各参加者が短編映画を作ってしまう狂気のコンペティション映画祭 "48 Hour Film Project"。
今年も大阪コンペティションの季節になりました。

昨年に引き続き今年も”衣笠竜屯(大人の映研部,港館)”チームとして参加します。

The 48 Hour Film Project: 大阪


今週末金曜日の夜~日曜日の夜まで、寝られない日が来ます(^-^)/



作った作品の上映+観客賞の投票は次の週末の

��0月4日に

喜連瓜破の大阪市立男女共同参画センター 南部館 で。
The 48 Hour Film Project: 大阪


昨年の上映会がめっぽう楽しかったです。

映画に興味ある方はとってもお勧めな上映会です。

映画がどうやって作られていくのかが実感できちゃいます。

��0本ぐらいの新作短編映画の初公開なんで、

客席の隣に監督始めスタッフ・キャストが居たりするのが当たり前だったりします。

ぜひお越しを(^▽^)/




実は昨日、出演させていただいた映画「ふたりしずか」の関係者むけ完成試写会がありました。



ただでさえ完成試写は役者の方々は緊張してはる。そのうえ私は普段完全に裏方な人なので出番は冷汗かきまくりでした。



とは言いつつ上映後に見知らぬ方から「xxxしてはった方ですか?」と声をかけられて、お褒めいただいて握手を求められて、一瞬何のことやら頭が真っ白になってあわてて立ち上がったりと、人生初の経験をさせていただきました。



昨年末に若い映画仲間の佐々木監督から電話があって、

「こんど映画作るんで、衣笠さん出てもらえませんか?」の言葉に

「お!いいよ!」って気軽に引き受けた時にはまさかこんなことになるとは。

シナリオいただいて、”え?出番けっこうあるなぁ”とか

読み合わせ行くと”おお!おいおい!他の役者さんたちもの凄くレベル高いぞ!どうする素人な私?”

初日行くと、高校の職員室にレールが惹かれてて本気の脚とカメラにコンパクトプライムレンズが付いているのを観て、

内心”監督ぅ!?この本格作品においらで良いんですかぁ?おいらがっつり裏方ですぜ!”と弱音吐きまくりんぐ(^▽^)/



で、出来るだけ自意識を切り離して観てると、

良い映画になってました。



佐々木克己監督と地村敏也撮影監督のコンビは観ていていつも心ひそかに感動的なのです。

天から与えられたものが大きいので、若い時には結構苦しい事もあるだろうけれど、でもだからこそ、あえて、

このコンビは天才的だと思っています。

この異界へのまなざしが数十年かけてどうなってゆくのか見届けたいなぁ。

まあなかなかそんな感じに映画制作が続けられる環境を手に入れるのも一苦労ですが、そんな風に思わせてくれる制作者達です。








2013/10/19

ドタバタと


DVD作りが終わる。
3時間近くあると音や映像の調整、オペレーションミスしたところやノイズ処理だけで結構な時間がかかる。レンダリングは9時間ほど掛かってました。

で、普段DVDオーサリングはSonyのDVD Architectを使ってます。
慣れるととても使いやすくて簡単なんですが、それゆえついつい懲りすぎてしまう。

まあボタンの形状選ぶのにそんな色々試してみなくてもと思います。



たぶんこのソフト使うとDVDディスク用の簡単なゲーム作れるなぁ。



さてさて今日中に発送して、次の映画へ♪旅は続くのだ(^^)/








2013/09/27

2013/9/14のライブイベントオープニング動画




2013年9月14日心斎橋clib☆jungleで開催されたライブイベント

「unclose presents満月の叫びとささやき」
オープニング映像を作りました。



音楽はイベント主催のuncloseさん。

アンクローズ オフィシャルウェブサイト 関西




台風がやってきて、

実質制作期間は6日間でした(^-^;



けっこう気に入ってます。

この方向でまだまだ出来る事はいろいろありそうです。



目指すはキャラクターが画面に出てこない短編映画。



実は子供の頃から私の夢の中に現れ続けている”中心の都市”についての映画でもあります。

そのせいか完成したら、しばらく出し尽くしてしまったような感覚になりました。溜まってたなぁ(^-^)/



ちょっと裏話をすると、出てくる月はある1カットを除いて全て合成です。









このイベントの予告動画

9/14「unclose presents 満月の叫びとささやき」予告動画 | 竜屯の拷問映画制作日記 神戸で自主制作映画(自主映画)を作る日々 - 楽天ブログ


昨年のイベント

「新月の叫びとささやき」opening 2012/12/13  02 03 1080p - YouTube









2013/08/18

シナリオを書くためのソフトウェア的ワークフロー(^-^)/ 【2】 映画制作支援ソフトCeltx


書いてみたら今回は超大作です。日記に入りきらないので三回に分けます。

第一回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【1】 日本語縦書き台本への整形
今回の シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【2】 映画制作支援ソフトCeltx
第三回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【3】 CeltxとO'sEditorとの連携


日本語の縦書き台本を作る方法です。

前回はO's Editorを使って縦書きに整形しました。


今回はシナリオ制作支援ソフトCeltxを説明します。



(4)オズエディターで脚本書くのでも十分だけれど…
ここから先は、脚本を書く内容の作成支援ってやつです。

そんなもんイラネっていう方は必要ないです。

��そういや小説を書くための文章作成支援機能に書き手が乗っ取られてしまうメタな状況の小説で「敵は海賊・海賊版」ってのがありましたねぇ)



セルテック(Celtx)っていうソフトがあります。映画、舞台、小説、コミックブックなどの物語制作支援ソフトってあたりでしょうか。
Desktop版は無料です。一応書いたものをceltx社のサーバーに保存して、出先のコンピュータのブラウザからログインして続きを書くなんて、クラウドな運用も無料で出来ます。


映画用シナリオ作成支援がとても充実してます。

画面はこんな感じ


色々な方々のコミットでほとんどの機能で日本語は扱えます。日本語が出来てないのはシナリオのPDF整形ぐらいです。

映画脚本を作るとまずはがっつりアウトラインエディタです。左のシーンでそれぞれの柱までジャンプしてくれるので、私のようにラストシーンから書き始めて、オープニング書いて、クライマックス書いて、対応する前ふりのシーン書いてなんてあっちこっち前後東奔西走する書き方もバッチリ大丈夫。



(POINT)この機能で便利なのは、改行二回でシーン代わりの柱、タブキーで登場人物、セリフ、ト書き切り替えになっている事です。

状況に応じてデフォルトの入力モードが変わります。登場人物を入力して改行するとセリフ入力になっているとか。

あとはセリフの人物の名前を書くとこのシーンの登場人物として勝手に登録していってくれるあたりでしょうか。(なんか小説書き支援機能との兼ね合いでセリフの無い登場人物を登録するのは手動でだそうです)


「インデックスカード」のタブを選ぶと、シーンごとにカードが書けます。カードを追加してシーンを書くことも出来るので ハコ書き が出来ます。表示はカード内容と・シーン自体を左上のスイッチで切り替えられます。

一つのプロジェクトにいくつも脚本が作れるので、あらすじ用、アウトライン用、第一稿用、第二稿用と分けて作ったりしてますが、もう少しエレガントなワークフローがあるかもです。



あとは左上のプロジェクトライブラリの”+”アイコンで色々追加できて、

スケッチというドローイング機能が呼び出せて人物やカメラの部品が入ってて簡単に平面コンテが書けたりします。私、15ドルでCeltx Plusというクリップアート集+プロット表示機能のセット買いました。

「シーン詳細」を追加するとそのシーンの質問項目が出て来て、シーン内容を穴埋めで書かされてしまえたり(^-^;

登場人物の造形があやふやになってきた場合用の質問項目とか。
この辺になるともうだいぶ支援機能乗っ取られそうです(^o^)/

でもまあ、このシーン書けるなら乗っ取られてもいいやって事は日常的に良くありますし、

この辺りはミューズを自分におろすための儀式とも言えますね(^-^;

例えばコンテやスタッフや小道具や役者さんやロケハン写真や何やかやをデータベースに放り込んで脚本のシーンに紐付けられたり。そのまま制作・撮影スケジュールを作れたりします。


あとはスマホ用にScriptというアプリを800円で買いました。これ使うとパッドやスマホでシナリオが書けます。ままちょっと出先や電車の中で脚本を弄くれます

まあ簡単なインターフェースに機能てんこ盛りなのでとっつきにくいのもありますし、全部の機能使いこなさなくてもいいような気もします。

最初に例題プロジェクトとして付いて来る「オズの魔法使い」が映画だけじゃなくその舞台化とかノベライズ化とか、そこまでやらんわ!ってボリュームでした。

脚本機能だけ便利に使わせてもらおうかと。



(POINT)脚本の印刷は「植字/PDF」は日本語通らないので、脚本を表示させてファイルメニューの「印刷」から。

��英語で「植字/PDF」やるとキチンとした表紙もつけてくれていい感じなのだけれど、どうもUTFコードを日本語の文字フォントにマッピング出来ないのかな…)



でもこれでやると印刷した台本は横書きなんだよなぁ…

次回はその解決編を!



次回は シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【3】 CeltxとO'sEditorとの連携


前回は シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【1】 日本語縦書き台本への整形







シナリオを書くためのソフトウェア的ワークフロー(^-^)/ 【3】 CeltxとO'sEditorとの連携


書いてみたら今回は超大作です。日記に入りきらないので三回に分けます。

第一回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【1】 日本語縦書き台本への整形
第二回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【2】 映画制作支援ソフトCeltx
今回は シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【3】 CeltxとO'sEditorとの連携


日本語の縦書き台本を作る方法です。

初回はO's Editorを使って縦書き台本形式で印刷。
二回目は映画製作支援ソフトCeltxを説明しました。



今回はCeltxの出力をO'sEditorに渡して縦書き台本形式で印刷する方法を説明します。





(4-1)でもCeltxの印刷は横書きなんだよなぁ…解決!
さてここで問題が一つ。

celtxって英語圏用なのです。だから脚本を印刷すると、ハリウッド式の横書きなんです。ト書きが一番左で、人名が真ん中で、セリフがその下にインデントして来る下のようなやつです。

��ページ1シーンフォーマットでの印刷や変更部分だけ色変えとか脚本をバインダー運用する前提な機能もついてたりします。

��各国のシナリオ形式ってどうなってるんだろう。ほら右から左の横書きの国とか。アッバス・キアロスタミ監督のシナリオとかどんな形なのか興味あり)




まま個人的なプロジェクトや英語圏の人のプロジェクトならこれでも十分なんですが、日本での映画作りに慣れている人が見ると「なんじゃこりぁ。せめて縦書きにならんか」ともなります。メモやコンテやカット割り書く癖は人それぞれなので。私もカット割りやメモは縦書きが書きやすくて使いやすい。



そこがネックでCELTXあまり導入できなかったのですが、ちょっと前に見つけたTextSSというフリーソフトを使えば何とか出来ます。CELTXの出力を変換してO's Editorに読み込ませる方法です。
複数のHTML&テキストファイルを一括置換 TextSS.net 公式サイト


まずはCeltxで印刷する脚本を表示させて、上メニューから「脚本」→「脚本を書き出し」して、HTML形式で脚本ファイルを書き出しましょう。



で、TextSSを起動して左上の「ファイルの追加」ボタンからさっき書き出したHTMLの脚本ファイルを読み込みます。

真ん中のファイルリストに追加されるのでそれを選択すると、下に内容がプレビューされます。

HTMLなのでブラウザプレビューで見た目、テキストプレビューでソース表示です。


で右下の「次へ」をクリック


まずは左真ん中のテストする文字列の下側の「ファイル読込」で先ほどと同じ脚本ファイルを読込んでおきましょう。

で問題は右の「検索と置換のパターンリスト」です。

ここにテキストの変換方法を記述するのですが,

えーと、残念ながらこの日記にはコードや正規表現が書けないようです。壊れたHTMLタグ書くなと怒られてしまいました。

なので、ここにパターンリストのCVS形式置いておきます。

https://docs.google.com/file/d/0B6LE53D3YbVpTnVORmV6NjFQUE0/edit?usp=sharing

ダウンロードしてください。中身はメモ帳なんかで見れます。



ダウンロードしたファイルを、「検索と置換のパターンリスト」で右クリックして「インポート」で読み込ませればOKです。



上の手順やっていれば左下の「テスト結果」にはHTMLのソースが表示されているはずです。

左真ん中の「テストする文字列」の下の「すべてのパターンでテスト」ボタンをクリックすると、

「テスト結果」が平テキストになりましたでしょうか?シーン柱の前に丸がついたO'seditorが喜んで台本として解釈してくれそうなやつに。

慣れてくればこのテストは飛ばしてもOKですが、何かあったらここで対処できる事だけ覚えていてください。



��Kならばウィンドウ右下の「次へ」をクリック


「開始」をクリック


エラーが無ければ元の画面に戻っているはずです。下のテキストプレビューに変換された平テキストが出ます。



ここでもう一つやっておかなければいけません。上の「特殊操作」ボタンをクリックすると


のウィンドウが表示されるので、「拡張子の置換」タブで拡張子を「.html」から「.txt」に「置換実行」しましょう。



これでTextSSでの操作は終りです。

あとは今変換した脚本.txtのファイルをO's Editorで読み込ませればいつもの通り縦書き日本語台本で表示、印刷できます(^-^)/

O'sEditorで「シナリオ整形」してから印刷するとさらに見栄えがよいかもです。






一応シーン番号はCeltxがつけている分を柱の○の後につけるようにしています。

O'sEditorでもシーンNoを自動的に割り振るので二重に表記されてしまいます。

がCeltxとO'sEditorのシーン番号がずれた場合、現場の混乱の元なのでわざとそうしています。

もしも要らない場合は「検索と置換のパターンリスト」を編集してください。



私の作ったCELTXhtml_toOzEDIT.csvっていう「検索と置換のパターンリスト」はトライ&エラーで作った汚いコードです。

Celtxの挙動もすべて把握してはいないので何かエラーが起こって変換できない可能性も高いです。
その場合はTextSSのヘルプなどを参考に「検索と置換のパターンリスト」を修正してください。



誰か正規表現バリバリな方いらしたらどうぞ心行くまでエレガントに書き換えてくださいませ。

ああ、もしもSEDコマンドが動くような環境を持っていらしたらSEDで処理した方が話が早いと思います。

��もうLinuxもUnixも触らなくなって久しいです。正規表現なんて弄ったの10年ぶりぐらいかも…)





(おしまい)
というわけでシナリオライティングにおけるコンピュータ支援でした(^-^)/

お気づきでしょうが実際の作業的には(4)(3)(2)(1)の順番になるのですが、

��4)(3)(2)(1)の順に手順を省略出来ます。



こんどいつか書く環境ではなく、書き方について自分なりにまとめられたらいいなぁ。

いま「シナリオを書くためのウエットウエア的ワークフロー(^-^)/ 」って90年代臭のするタイトル思いつきました。(^▽^)


では(^-^)/



第一回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【1】 日本語縦書き台本への整形
第二回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【2】 映画制作支援ソフトCeltx







シナリオを書くためのソフトウェア的ワークフロー(^-^)/ 【1】 日本語縦書き台本への整形


ここのところ中篇映画の脚本を準備をしてたり、自分でも短編の脚本書いたりして色んな方に台本を印刷してお見せすることが多くなってます。



で、たまに「こういう台本形式の印刷どうするの?」と言われる事が。



最近ようやくシナリオライティングやシナリオ作成のワークフローが見えてきたのでそのあたりの、

Windowsなコンピュータで脚本を書く方法を私なりにまとめておきます。

��Macの方は考え方だけ判れば同等の機能のソフトがあればご参考になるかと、確かCeltxはMacでも走ってたような。そういやOSXってBSDがご先祖じゃなかったかな。もしやSEDコマンドで正規表現使ったテキスト変換なんて技が普通に使えたりはしないのかなぁ…Mac全く判ってないんですみません)



ここらで知識の共有に少しだけでも貢献して、お返しできればと思います。(^-^)/



書いてみたら今回は超大作です。日記に入りきらないので三回に分けます。

今回の シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【1】 日本語縦書き台本への整形
第二回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【2】 映画制作支援ソフトCeltx
第三回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【3】 CeltxとO'sEditorとの連携




(1)まずは出来上がりから



こんな感じのPDFファイルを作って印刷したり、メールやフェースブックで共有したりしてます。



PDFにしておくと印刷や表示ごとにページ数がずれたりしないのでスタッフ・キャストのコミュニケーションがスムーズです。

打ち合わせや撮影現場で「シーン32の『笑える』ってセリフ『好き』に変えない?」「えーとS#32って何ページ?」なんてのは良くあるんで印刷ごとにページがずれてたりしたらややこしい。

スマホが普及したんでPDFファイルで大体の環境で表示できます。

��まあガラケーの方にメールで送らなきゃいけない時はテキストデータで送るしかないのですが)



印刷はネットワークプリントサービスが便利です。ほとんどのコンビニで印刷なので、文書登録しておくと出先で印刷出来ます。シナリオは配布用に大部数をコピーする事も多いのでそのコピー機で印刷できるのは楽ちんです。恐怖の夜中のインク・用紙切れは無いし、打ち合わせで部数が足りない時はその近くのコンビニに駆け込む事も出来る。世の中便利になったものです。
最初に始めたセブンイレブンはネットプリントという別の単独サービスですね。(ベータvsVHSの戦いは太古の進化より永遠に繰り返され…)




(2)で、そのPDFファイルはどうやって作るの?


CubePDFってフリーソフト使ってます。
無料PDF作成・変換フリーソフト CubePDF - CubeSoft
使い方は、何かのソフトで印刷するときに印刷プリンタの選択でCubePDFを選ぶだけ。

これはコンピュータ上でプリンタのふりをするんです。(仮想プリンタって方が判り易いかな)

印刷できるソフトならそのイメージのままPDFになるんでおき楽。





(3)その印刷する台本形式の作り方


オズエディター2ってソフトを使ってます。

O's Editor2
シェアウェアなので30日以上使い続けるには2千円いります。プロ御用達らしい。

��フリーウェアでは VerticalEditorってのもあるようです。 バーティカルエディター 私は使ったこと無くてよく判りってません。使ったらどんな感じか教えて(^-^;)


で、そのO's Editor2はこんな感じ

あ、今、「んっ!?」って思いました?「台本の形はどこ行った?」って。

そこがミソで、ウィンドウの下にタブが並んでるでしょ「白紙」とか「台本印刷」!!! そう、そこで例えば「台本印刷(A4袋とじ)」を選ぶか、

もしくは上のメニューの「設定」→「スタイルの選択」で「台本印刷(A4袋とじ)」を選ぶと


優れものO'sEditorですね。

これはエディターなのでワープロみたいにこんな台本の形の書式設定しているわけじゃなく、データはあくまでも平テキスト、ただしこのスタイルでは表示する時に

・行頭に"○"や"●"なんかが来た時はシーンの柱とみなして長四角で囲んで最初から番号を振る。

・行中に"「"、行末に"」"があったらその行はセリフ行とみなして、適当な高さに揃える。

・そのほかの行はト書きとみなして字下げして揃える。それとページ全体に水平線を引く

ってやって表示させてるだけです。

なんとエレガントな問題解決方法。



書くときに柱の行頭に○を書くのと、セリフに「」を書くのだけすれば自動的に台本形式になっていきます。

台本形式の縦書きのまま書くのもOK。



(POINT)便利なのは上メニューの「編集」→「整形」→「シナリオ整形」選ぶと、台本にした時見やすいように空行などの調整を自動でやってくれます。



あとスタイルはいろんな種類があるのでお好きな形を。私は「台本印刷(A44分割)」ってのを良く使います(長編になるとコピー・並べ替えする手間も料金もけっこうボディーブローのように効いてくるので(^-^;)

スタイルはCtrl+”や「スタイルの設定」で体裁を弄れます。ままほとんど弄らなくて大丈夫でしょうが。



さてこれで一応はそれらしく台本印刷出来ました。

が、しかし、この記事は続くのです。



次回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【2】 映画制作支援ソフトCeltx


第三回 シナリオを書くためのソフトウエア的ワークフロー(^-^)/ 【3】 CeltxとO'sEditorとの連携 | 竜屯の拷問映画制作日記 神戸で自主制作映画(自主映画)を作る日々 - 楽天ブログ