2006/10/29
永遠にダンスしている猫の幽霊たち
上手くは言えないけれど、無理に言葉にしてみる
「さびしい」
うまくいはいえないけれど、むりにことばにしてみる
「ひとりになりたい」
どこかの老人が訊いた
「さびしいって意味を何処で習った?」
どこかの恋人が訊いてきた
「なぜひとりがいいの?」
ぶった切った老人と恋人から溢れ出た血の海から叫ぶ、
寂しい。
一人になりたい。
誰かが必要なのか?
...必要ではない。
みんなここにいるよ
...いますぐ消えろ。
では寂しくはないはずだ
...それが間違いなんだ。いつだってみんな寂しい。
今日はこの一つだけ。呪いは解かれた。
もちろん詩なぞ書く奴の寿命は数年と決まっている。
だから私は死んで生まれて死んで生まれて。
あなたはいま幻想の外にいるのですか?
本当に何んにも気づいていませんか?
真実というラベルが付いた商品、
その中身はやっぱり嘘。
だから恐れなくていいんだよ、
誰かが君自身を恐れるように仕向けてるだけなんだから。
いつだってだれだって
いぎたなく生きていぎたなく死ぬ余裕はある。
今日も商品を届けつづけるやつらはその事実をこそ恐れている。
ラベル:
雑記こころのうち
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