2012/09/26
48HFPのロケ場所撮影許可申請
48時間で映画を作るお祭り48HFPに参加します。
今日は使用する予定のロケ場所に撮影許可申請に行って来ました。
��国際コンペなので法務関係が厳しいのです…
というかゲリラ撮影が許されるのは自主制作の小さな映画だからお目こぼしされてるってだけで。
本当は道だろうが公園だろうが全部許可書類とらなきゃいけないわけで…。でもそれは記念撮影もホームムービーも厳密にはそうなんだ。
訴訟社会になってない日本に感謝。
昔アカデミー賞常連の短編映画作家がそのネタやってたなぁ。ハリウッドの公園でちょっと撮影してしまって警察に追いかけ廻されるエピソード)
モノクロが似合う風景。美術館で貰ったパンフの表紙に「Monochromeの力を悦びたい」(椎原治1938)という言葉が載ってた。引き寄せられてる。
色々時間がないのに「プロメテウス」観ました。
ちょっとブラックアウトしてた数時間、ご迷惑かけた方がたごめんなさいm(__)m
「エイリアン」シリーズってもっと宣伝で出せばいいのに。
エイリアン1のあれやこれやがああそういうことだったの!って謎解きてんこ盛り。
んでちゃんとエイリアン1の構造をそっくりなぞってて、エイリアンシリーズの中でも一番エイリアン1との結びつきが濃い話でした。
私はとっても面白かった。
��以下少しネタバレかも、やな人はこの下は読まなで)
でも少しエイリアン2のイメージも使ってやろうって感じもあったなぁ。
アンドロイド絡みや、「2001年宇宙の旅」へのオマージュ。
例えばエイリアン2の冒頭で冷凍睡眠に2001年と同じ曲使ってたようなの。
プロメテウスではアンドロンドにマザーコンピューターが「デイビッド」って語りかける!
そのあたりのカットがキューブリックぽい撮影、カメラ位置は真っ正面。横と下からのまったくシンメトリックな照明。目に大きな光が入ってて、透ける瞳。一瞬キュア・デリア?って思ってしまったぐらいボーマン船長っぽい。あの撮影は偶然ではないよなぁ。
他の隊員が冷凍冬眠中一人で計器チェックや映画を見たり、ご飯を食べたり!(あのシーンは
役者さんはボーマン船長の食べ方見てるよね)
アンドロイドは飯を食う。たぶん人になりたくて。
そのアンドロイドの扱いが2ぽかった。1の悪魔ではなく、悲しくもけなげな操り人形。
エイリアン3や4のイメージはあまり感じなかったので、
もしかするとエイリアン1の監督としてはあのとっても優秀なエイリアン2からプロメテウスでエイリアンの続編の位置を取り戻したかったのかも。
エイリアン2はエイリアン1のいろんな物をまったく変えることで成功してしまったのは色々複雑だったのかなぁと想像したり。
あとギーガー!久々にギーガーバリバリなデザインの美術堪能しました。
でもあのドーム。あれってポドロフスキー版砂の惑星のハルコンネンの城だよね。そのボツった映画用のデザインをそのまま80年台にCanonのカメラCMで巨大戦車・移動要塞として使ったよね。
今回で映像関係だけで3回目!どんだけリサイクル上手いねん。
同じモチーフってことでアーティスト的には当たり前な感覚なのかも。
色々面白かったです。プロメテウスの続編も観てみたい。あの物語の続きも作って欲しいなぁ。
あの殴り込みの顛末を観たい。創造主と創造物の対決。
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