人形劇の新・三銃士
NHK放送している「新・三銃士」
人形が素晴らしいなぁ。
撮影もすごいや。
木目を生かした人形。造形がいいなぁ。
思わず見入ってしまった。
人形劇の人形でこんなに感動したのは「新八犬伝」以来かも。
「プリンプリン物語」ってのもあったけれど、ちょっとアクが強すぎて。
撮影技術もいい。太陽を背にしたショット。太陽が画面に入っていて人物がシルエットになって、抑えの光で微かに表情が分かる。
NHKの人形劇でここまでキツいのははじめて観た。
大抵もっと表情をわかりやすく見せるのに、これはもう実写の手法を使う。
レンブラント光の照明も人物の輪郭を浮かび上がらせるだけじゃなくて、陰影の影の美しさを狙ってたりする。
そしてそういう影や微妙な光が生きる人形なんだ。
夜中にチャンネルサーフィンしててたまたま出くわしました。
最初に引っかかったのは、
月明かりの下で悪女がふと考え事をして斜め下に視線を落としているアップのカット。
命が無い人形に浮かぶ強くて深い表情。
すごい表現力だと思った。人形と映像の力。
人形いいなぁ。
三谷幸喜に平井堅、力いれているのかな。
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