2011/02/18

深夜の自動筆記2




いつもの中心の街。


自分の家を出て、


中心の街の中心の部屋に行く。


そこにいるあの人と話す。


ゆるやかな安心。





そして周辺に向う。


いろんな顔見知りと会いながら、


電車に乗ってグルグルと外側へ。





終端の駅に着く。


無人の屋根も無いコンクリートのホーム。


目の前には街の外に広がる黄色い荒野。


荒野の奥からぽつんと人が歩いて来る。





その青葉という名前の人と向き合う。


言葉を交わす。


一つの音のやりとり。「ああ」


��つの単語の会話。「とき」「あお」


文章。「入りたい」「わかった。招く」


電車が来る。


私は青葉を連れて電車に乗る。


二人で中心の部屋に向う。





電車に揺られながら思う。


「私は誰を招き入れたのか」


青葉は私を見てにっこり笑った。










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