2012/10/22
2012/10/16
映画ってもの
昔「ガンヘッド」って映画があった。
はっきり失敗作。
映画会社のロードショー娯楽作だったはずなのに劇場でストーリーが分からない!物語が追えない。何がどうなっているのか分からない。
確か興行もその年の最低だったはず。
だけれど、あれを見た人の間では未だに心地良いい響きとして残ってます。
失敗作だけれどでもとても良い映画なのでした。
志はとても高く誠実に娯楽作を作ろうとしている。それはとても伝わってきて。
けして観客に媚びずへつらわず、だけれど観客に楽しい夢をみせることを頑固に目指してた。
だから未だに忘れられずに失敗作のまま愛している人も多い映画。
他には例えば有名なのでは「ハウス」や「天晴れ一番手柄 青春銭形平次」や「夢」なんかも美しい失敗作かも。いえもう私達が追いついた今では古典的傑作でもあるのかもしれません。
個人的にすごいなぁと思っているというか周りで同意してくれる人が少ないのは「ねらわれた学園」(81年の角川映画のやつ)とか「テラ戦士ΨBOY」(なんてタイトル…orz)とか…あとは滝田洋二郎監督のピンク映画時代の作品達とか。
愛しい映画としか言いようの無い作品。
映画にもやはり何かしら良し悪しはあるのでしょう。たとえそれぞれ別の価値観であるとしても。
私の中では失敗してるか成功しているかとは別に志すところの高さも有ります。
何かが破綻をしていても物語が壊れていても伝わるもの。
もちろん完成された端正な美しい映画もあります。でもこれらはそういう愛おしい失敗作と裏腹なのかもしれません。
志が低ければ端正な成功作にも愛おしい失敗作のどちらにも成れないようか気がしてます。
そしてそういう愛おしい失敗作が積上がって端正な名作を生む土壌になるような気がするのです。
大林宣彦も滝田洋二郎も黒澤明も名監督には違いなく。それぞれのスタッフも映画もきちんと財産になってゆく。
ままこんなことを考えるのはこのあいだ素晴らしいコンペ(The 48 Hour Film Project: 大阪)に参加したから。
そこでほんとうに志の高い凄い失敗作を観たから。
そしてきっちり名作も何本か観れたから。
精進せねば。もっともっと志を高く。
GUNHED507「死ぬ時はスタンディングモードで」
インカ帝国の格言「ひざまずいて生きるより、立ったまま死ぬ方がいい」
GUNHED507「ガンヘッド大隊、任務完了」
2012/10/15
港館映画道場(港館ミーティング)
今日は神戸でやtぅている映画制作サークル、「港館」のミーティングでした!
神戸活動写真倶楽部 港館 NextGenerationサイト -神戸で自主制作映画
今日は港館映画道場ワークショップの編集日。
炭谷監督の「追跡」を編集しました。
私のも編集しなくちゃ(^_^;)
またネットにアップしたら載せます(^▽^)/
��ヶ月サイクルでそれぞれ短編映画習作を作ろうという企画。
次回からまた新しいサイクルです。
一回目はどんな映画を作るのかという企画スレインストーミング。
つまりアイデアのひねり出し方の訓練です。
ご興味あったらお気軽に連絡ください。
まぁ
当日視聴覚室のドアの窓から中を覗いて、
するっと「お邪魔します」って入ってきてくださっても全然OKです(^▽^)/
次回のミーティングは 11月11日(日)13時~16時30分ごろまで 神戸三宮 神戸市青少年会館 視聴覚室室(5階)で。
色々映画の打ち合わせです。途中参加・飛び入りもOK大歓迎です(^▽^)/ 1時からミーティング/3時頃から無料でワークショップ『港館流映画道場2』第1回映画ブレインストーミング (4ヶ月程度をかけて短編を制作。第一回映画内容を企画する、第二回シナリオ検討、第三回ロケ撮影、第四回編集予定)
たぶん終わってから有志で飲みに行きます(〃^∇^)。
��次々回は12月9日神戸青少年会館サークル3での予定です)
Ryuton Kinugasa |
2012/10/11
48HFP「アルタイルはベガに恋してる」予告編
48時間で企画・シナリオ・撮影・編集・音もやって完全パッケージを納入するお祭り、
The 48 Hour Film Project
KINUGASA,Ryuton(大人の映研部)組
「アルタイルはベガに恋してる」の48秒予告編です。
制作前は”70年代フランス製映画”ってのをキーワードにしてたのですが、出来上がってみたら「80年代日本自主制作映画」って感じになりました(^^)
実は私はスラップスティック・コメディなんて一生作れないだろうと思ってたので、嬉しい誤算でした。
やはり環境・状況・枠組・制限は人を作るなぁ。
今回OSAKAでのお題は
登場人物: 東 健太 or 亜希、発明家 (Kenta or Aki Azuma, Inventor)
小道具: サイコロ (dice)
必須セリフ: 「それだけは勘弁して。」 (I'll do anything but that.)
さらにチーム毎のクジで私達が引いたのは
ジャンル:恋愛映画(Romance)
この要素を使って48時間で作った短編です。
映画を作ったことがある人は判ると思いますが、
48時間で短編映画を作ってしまうのはかなりクレージーで無茶苦茶な事なんです。
一応私48時間で4時間は眠らせていただきましたが、
締め切りに納品に現れた各チームはみんなぐったりしてました。
徹夜明けの人独特の空気をそれぞれ漂わせてました。
ある人は普段より2Kg痩せたらしいです。
私も当日鏡をみて、あららいつもより細くなってるかもと。
みなさま来年は48HFP映画制作ダイエットいかがでしょう?
��^▽^)/
同じ「大人の映研部」の佃組の”さいころの味”予告はこちら
http://youtu.be/lB_TVawPOgI
他にも色んなチームの予告がFacebookページに
Osaka 48 Hour Film Project
これらの映画はプレミア上映で観られます。
今週の土曜日 2012年 10月13日(土)
時間:(うちの組はグループAです)Group A 13:30 - 15:30 / Group B 17:00 - 19:00
会場:大阪市立男女共同参画センター 南部館 (クレオ大阪南)
〒547-0026 大阪市平野区喜連(きれ)西6-2-33
URL:http://www.creo-osaka.or.jp/south/index.html
入場料:一律1,000円
かなり楽しい上映会になると思います。
まったく違う世界が5~7分ごとに入れ替わり立ち代り。
よろしくお願いしますm(__)m
The 48 Hour Film Project: 大阪
The 48 Hour Film Project: 大阪 日本語サイト
2012/10/08
小鼠海賊、いちばんの宝物を見つける。
48時間で短編映画を作るコンペティション48HFP。The 48 Hour Film Project: 大阪
様々なトラブルと闘いつつ、無事なんとか提出時間に間に合いました。
タイトルは
「アルタイルはベガに恋してる」
受付終わって公式タイマーを見ると13分前でした。
がこれでもまだ早い方。最後の10分ぐらいにみんな飛び込んで来てはりました。
金曜の夜にはまったく影も形も無かった映画が、
日曜の夜には80年代日本自主制作映画風スラップスティックなラブコメSF映画として存在してました。
ほんとうに48時間で短編映画ができちゃうんだと自分でも不思議な気分です。
その分48時間が何ヶ月にも思えるような濃い時間の流れでした。
ああ、まだ眠いや。もう少し休みます。
関係されたみなさまお疲れ様でしたm(__)m
2012/10/05
2012/10/04
いよいよ週末はOSAKA48HFP
48時間で短編映画を作るコンペティション48HFP。The 48 Hour Film Project: 大阪
いよいよ大阪は今週末。
先週末はプラハやハノイやマラガ(スペイン,アンダルシア)やユトレヒト(オランダ)だったらしい。
今週末はベルリン、グラスゴー、クアラルンプール、大阪、パリ。
色んな国の映画作りが大急ぎで右往左往して汗と涙と笑いと歓喜の48時間のお祭り。
何百組ものチームが地球の各地で過ごす48時間。
うちの組も申請してた撮影許可証が届き始めたり、
シナハンやら打ち合わせやらでだんだんテンションが高まってきました。
Facebook 48HFP2012年-衣笠竜屯組-(小鼠カンヌを征服せんとす♪)
ホンマに48時間でシナリオから完パケ納入まで終わるのか。
どうなることやら、ワクワクです。
写真はロケ場所の下見&キャスト顔合わせの時のもの。
さらに隠し玉も(^▽^)/
昨年の大阪の作品を見てると、、
制作会社さんが会社ごと参加してはったりで、
私達のようなプライベートチームはなかなかに苦戦。
なかなか良い作品もあったのになぁ。
今年の大阪での参加者のプレミア上映
2012年 10月13日(土)
時間:(うちの組はグループAです)Group A 13:30 - 15:30 / Group B 17:00 - 19:00
会場:大阪市立男女共同参画センター 南部館 (クレオ大阪南)
〒547-0026 大阪市平野区喜連(きれ)西6-2-33
URL:http://www.creo-osaka.or.jp/south/index.html
入場料:一律1,000円
せめて観客賞ください(^o^)/
2012/10/03
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