2019/08/14

Twitterて

娘と話してて自分がなんでTwitterの面白さが理解出来ないのかわかってきたように思う。
そうか即時なのか…。
子供の頃から学校の友達とおしゃべりするのは苦手で、図書室で何十年か前の人達の声を読むのが楽しかったなあ。

頭の回転が遅いのでみんなのペースに合わせるのが大変。本なら私のペースで読める。

うーん、考えると、もろもろ理解するスピードが遅い、なにかの知識を前提としてショートカット出来る率が普通より低い。毎度いろいろ考え直しているなぁ
数学の公式なんか覚えられないから意味内容を考え尽くしてた。この前円の面積の式使ったペーパー書くのに今だにピザを細く切って四角く並べる方法浮かべないと式が出て来ないでやんの。この話は当たり前だと思う人となんでって思う人に別れるよなぁたぶん(^^;

記憶力の弱さが原因かと。特に中期記憶がヤバイんじゃなかろうかと。中年ぐらいまであたりまえだと思っていた事だけれど、普通は自分の記憶って疑わないのね。今生み出した幻想や思い込みかもとか人と違う面を見てたかもとは。結構それで生きてきたからなぁ。

まあ結構脳の機能は人それぞれかなり個性的らしいらのは実感してます。
これが背が高い低いとか足が速い遅いとか目が大きい小さいとかのユニークさなら一見して分かるけれど、何をどう認識しているかとかどう感じるかとかどう考えているかとかのそれぞれのユニークさはなかなかわからないものね。
自分とは違うユニークさがあると思って相い対さないととね。

まTwitterもお世話になるので私なりの使い方でやっていきます(^^;

MinatokanNG kobe,Japan

2019/08/10

Google Chromeで 毎回 Googleアカウントのログインを求められる場合の対処方法

いつの間にかGoogle Chrome を立ち上げるたびにGoogleアカウントへのログイン画面が出るようになってしまった。
Windows10のアップデートが悪さしたのかな?
いろいろやってようやく直ったので方法をメモ。

Google Chrome は バージョン: 76.0.3809.100(Official Build) (64 ビット)
方法は簡単。

Chromeで Cookieの設定の ”ブラウザを終了するまでローカル データを保存する”  の設定をやり直すだけ。

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Google Chromeの右上の点々アイコンから ”設定” を選択
→ 設定ページの下のほう ”詳細設定”
→ ”サイトの設定”
→ ”Cookie””
→ ”ブラウザを終了するまでローカル データを保存する” をいったんOFFにする

→ Chromeを一度終了して再度立ち上げる。
→ 先ほどの”ブラウザを終了するまでローカル データを保存する” をONにする
→ Chromeを終了して再度立ち上げる。
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以上でちゃんとGoogle アカウントのログイン状態が保持されたままになりました。

MinatokanNG kobe,Japan

2019/08/08

「天気の子」を観た

今更ながら「天気の子」を観た。古典的な大SFを見事に隠し通して力技で恋愛物に。

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###### 以下もしかするとネタバレになるかも。やな人は観てからね ######
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実は空に潜む生物のSF。
世界を救うのか恋人を救うか。それは滅ぶのか生きるのか。エロスとタナトスの輪舞。混じりあってお互いの中に相手を内包してしまう。死の中に生があり、生の中に死がある。

そういや私は若い頃に作った「魔法世界」で地球なんか壊れてしまえと見得はったなぁ。

涙や雫の形の石のついた黒いブレスレットにチョーカー。
そして恋人からの、渦の中で光る小さな希望のような流れない丸い石をあしらったデザインの指輪。
彼女の絶望はあの指輪を失くすこと。彼の勇気はあの指輪拾ってから。
そしてチョーカーの切れる時。

そういやあの指輪を買うくだりや、あのおばあちゃんの孫のお兄さんくだり、もしかしてタイムトリップもの?と思ったなぁ。うーん、あの演出はなんだったんだろう。
あの兄ちゃん実在してたら、やっぱり水害で亡くなったのかなぁ。あの店員さんも実在してたのかどうか。ちとまだ謎です。

なぜあの生き物たちが彼女を取り込むのか。
もしかするとあの生き物たちを殺戮するのが彼女の役目だったのかも。
人が青空を望むことがあの生物達の繁栄を拒んでいたのかも。
占い師が言った「代償として巫女が消えること、それはガイアのホメオスタシス」
一つの生き物としての地球システムの恒常性。生き物は自らの傷や病を直そうとする。
そう人も地球システムの一部なのだ。ニヤリとしてしまった。この辺の視点・パラダイムは東洋的SFだぁ。西欧ではなかなか出来まい(^^)
人が地球の生き物の支配者の役目をやめた時、どんな生き物が繁栄するのが、地球のシステムとしてあるべき姿なのか。それは人がガイアのシステムの中の存在としてモラル的に正しいことなのかどうか。
人は生き物の一つでしかないのか、それとも人工であれ神に選ばれた特別の存在なのか。それを選ぶのもまた現代の私たち個人個人なのだ。

たぶん、前提として、現代では死んでしまった神の代わりに恋愛を発明したんだという、告発も含んでいる気がしてます。

ラストは滅びだと思う。
彼女が願っていたのは、前半と真逆のことのような。
「私の家族をそのままにしていて」
それが良いか悪いか。たぶんそれはモラルの変化の話。
もしかすると「私の娘が世界を救おうなんて思いませんように」かも。
あそこで指輪してたのかどうか見逃した。また次観たときに観ておこう。

でもここまでやるんだったら正々堂々とセンスオブワンダーやって欲しいなぁと思います。
設定で終わらないで、ストーリーで驚かせて欲しがったなぁ。ここまで出来るんだったら。

2019/06/13

君のこと

君の笑顔を覚えている。
時々ふとした時に思い出す。
困ったような顔も、戸惑った顔も、どうしようもなくあがいていた顔も、それでも目をあげて自分とも世界とも闘っていた顔も。
覚えている。
それを覚えているなら、私が生きている意味はある。
君は私の中で生きている。

2019/02/25

これを読んでいるあなたへ、

あなたにこの5分間に起こったこと、この五分間のあなたの感情、あなたがこの世界から受け取ったこと、それはとても豊かな世界。

わかる?あなたの感じた違和感や感じている幸せ。


でも、それは明日になったらほとんど失われている。あなたの記憶からこぼれてゆく。

残るのは常識やルールのフィルターを通した脱け殻。


何を言おうとしているか、わかる?

この今の目の前の豊かな世界をあなたは全て持って生きてゆくことは出来ない。


だから何かを作る意味がある。せめてもの私たちの魂を保存する手段として。


こんなふうに、この今の瞬間瞬間をいとおしく思うのは私だけじゃないはず。


世界へのいとおしさを抱えて、私は何かを作る。


2019/02/10


怖いんだ、この世界が、小さな頃からずっと。

みんなどうやって生きているんだろう。とても不思議だ。

この世界は美しいけれど、でも人の世界はとても怖い。

みんなこの世界の美しさに気づいてないような振る舞いをする。怖い。

訳がわからない考えを抱えて、

訳がわからない感情を抱えて、

訳がわからない思いを抱えて、

訳がわからない私のままで、

訳がわからないまま生きていくんだ。

2019/01/23

私はどうしようもないダメな人間だと思う。
でも死んではダメだ。
それはダメ以下になること。
生きてゆくのだ。
それでも生きてゆくのだ。
どうしようもないバカ者のまま生きてゆくのだ。
迷惑をかけ居ない方がよいままに、
それでも生きてゆくのだ


2019/01/05


信念とは結局は幻想だ。

だが

私達は幻想の中で生きている。

 

ある日気づくんだろう

もうこれで十分だと

とても幸せだと

あがいた末に

たぶんそんなことが起こるんじゃないかと思う


ずっとさみしかった

ここにいてよいのだと

誰かに言って欲しかった

いつか

私が私に

ここにいてよいのだと

言える日がくるのだろうか

私はさみしい

2018/12/22

だからなんだ?私は私のままに生きてゆくしかないじゃないか。

そこに意味も価値も必要じゃない。


私がここにいたいかどうかだけ。

2018/12/21

わたしはみなさんの生き方が分かりません。幼い頃からずっと。

なので、生きてゆくには、私は私で生きてくるしかなかったのです。

そのために時々根元的な不安に陥ります。

2018/12/18

ボヘミアン・ラプソディ 空間の映画

ボヘミアン・ラプソディ を遅まきながら観た。

空間の映画だと思った。

最初の、主人公がバス停に座ってメモを書いている辺りから、不思議な違和感。カットの多さとイマジナリーラインの複雑な処理。途中で何度か出てくる鏡や窓やテレビを使った虚像でどんどん空間が複雑になってゆく。

それはいつの間にか誰かを 見ている という一方向ではなく、 それを見ている側の誰か もその空間に確実にいることが無意識に刷り込まれていく。

ラストで見てようやくその戦術の意味に気づいた。

ラストのスタジアム。何故か大きな部屋に見えた。

客席から見た舞台でも、舞台から見た客席でもない。

対等な対話の場としての会場。そこで交わされる、呼び掛けと応答。それが拡大して世界巻き込むイメージ。

あのスタンドランプの点滅だって、呼び掛けと応答だった。

ラストのコンサートシーンに向けて仕組まれていたように思う。

あの不思議なカメラ配置と編集はそのためだったのかと。

良い映画でした(^-^)





2018/12/09


そういえば、スマホが普及してから、「暇だなぁ」というセリフがなくなった。

時代が変わったな。


それでも愛そう。愛すること自体が私達が手に出来る唯一の救いだから。


2018/12/06

私達の世界はどんどんと死や生から目をそむけているような気がしてます。それは性の真実から目を背けて商品化する事や、命の清濁を感じられなくなることに現れているように思います。

そう考えると作品の方向は二つあるように思います。

商品として甘い幻想を目指すか、受け取ってもらえない贈り物としてまっすぐな事実・心の真実を目指すか。


ある人が正しいと思って言う言葉が私には怖くて仕方がない事があります。

2018/12/05

私は弱いなぁ

わたしはこんなによわい。

だから、どうしようもないまま、たたかう。

なにが自分なのかわからないまま、たたかう。

わたしという波紋。

わたしの意味は世界が決めてくれる。

わたしはただ生きる。

2018/11/27

We are alone 私達は孤独だ

この世界は私が知らない一人一人の汗と血と涙で出来ている。

だから私達にはその贈り物を受け取る義務がある。

あなたにはそれを受け取る価値がある。

いつだって私も貴方も他の人の幸せを作る栄光を選ぶことも出来る。

私達は祝福されている。


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最近、何回か二十歳の頃の私が、頭脳土方として徹夜で作っていたソフトウェアが東大に納入された話をした。

あの夜以来、私の目の前に現れる人工物には感謝するのがデフォルトです。そして何かを作ることの神聖さも(^-^)/

2018/10/14

「まどか☆マギカ」を観た

「まどか☆マギカ」を今さらながら観た。こんなに社会派な作品とは!びっくりしたぁ。

話題になってたから一度観なきゃと思って何年も。でもあのビジュアルが。ためらっていたわけです。

勉強しなきゃと、とりあえず一話30分。とんでもなくアートな作品でした。シュールレアリスム爆発してる。

徹夜してイッキ観。


一例を挙げれば、

OP含めてキャラクターが右から左にしか移動しないのに気づいた。だからEDでまどからしきシルエットが唯一右に進むのに刮目、他の止まっている少女達を追い越して、でもその先には…。うわぁ!!!でした。

心理学的には左側は過去、死の方向。右側は未来、生きる方向。

ひとは過去を思い出すとき眼球は左側を向く。未来を作るとき右側をみる。死んだ恋人オフィーリアを描いた絵はほぼすべて河を左側に流れてゆく。

EDで暗示されている希望の先にある悲劇。本編ですべてが加工の静的な死の世界に進んでゆく不安感。

そんな数々の仕掛けに満ちた作品でした。


結局このアニメは現代の私達の生き方の話だった。

現代社会へののっぴきならない告発、批判。社会派な作品。

生産効率が上がってしまえば、私達の活動はどんどんと生きるためからより良く生きるためになる。

ニートも引きこもりも出生率の低下も、実はそんな単純なこと。

生きてゆくのかのが楽になってきた時にでてくる副作用。

そんな社会の中でよりよく生きようとすれば、みんな魔法少女的な何かを目指すしかなくなる。

豊かな世界でも、みんなに喜んでもらえる人間に。

でも、

そこにはインキュベータきゆうべえのような、それを利用してアンフェアな不当な利益を得ようとする奴等も群がって来るわけで。(インキュベータって私の耳にはずっとインキュバス:男性形夢魔と聞こえて仕方なかった(^^))

この社会で良い人として生きようとする全ての人に待ち受けている悪夢の話。

(だからまどかの描いた他人に見せられない魔法少女の絵が切なくて切なくて。ちと泣きそうに。これが恥ずかしい夢になるこ文明の方が間違っているだろうと悔しくて)


どうすれば夢を餌にする悪人と戦うのかの話。

ちとアメリカンニューシネマの「ラストカーボーイ」を思い出したりしました。(とはいえ観なきゃリストに入りっぱなしで未だ観てないけれど)


この作品まどか☆マギカの中では最後はインキュベータにも勝利するのだけれど、

でも、

私にはそれは説得力なかった。

最後のまどかの方法は、現実には出来ない。

現実のインキュベータはそんなに優しくは無い。そんなに弱くは無い。

作者は絶望を隠したのかも。


しかし、私はそこに有効な手はあると思う。

フリーソフトウェアファウンデーションは上手くいった。オープンソースも、コモンセンスライセンスも、共産主義対資本主義の馬鹿馬鹿しい思想対立を見事に迂回して幸福を目指しているように思える。

「まどか☆マギカ」よありがとう。

うん、この先やってみるよ。

たぶんそう思ったのは私だけじゃない。


ヌーベルバーグもアメリカンニューシネマもその後のことども私達は覚えている。

怒りも無垢も愛もそれだけでは勝てないことも学んでいる。

実は巧幻想や仮想の価値観と巧妙に戦う方法も有ることに気づいている。