2009/05/21

パトレイバーを子供らと観る




今日は子供らとパトレイバーのテレビ版を何本か観た。


放送してたのを録ってて貯めてた。





一番受けてたのが「特車二課壊滅す!」(脚本:押井守/監督:吉永尚之)


出前のオーダーをずっと言うだけの台詞に大ウケしてました。


上海亭のメニューの羅列だけで1/3近くの時間を使ってたんじゃなかろうか。


「チャーハンネギ抜きとタンメン」「マーボーメン大盛に半チャン」「同じく。ただしニンニク抜きで」…って感じの台詞が延々と続くのです。





筒井康隆だったっかな。枚数稼ぐには兵隊出して号令かければどんどん升目が埋まるって書いたのは。





なんだか新作落語でも聞いてるような趣きもある変な話です。





「めし食ってる人間は冷酷だよな」


「…そう。傷つけられた人間の痛みは傷ついた者にしかわからない。人は空腹である時にのみ不幸という言葉を理解するのだ」





「…備蓄の米も底をつき、その日は鶏までが卵を生まなかった。すでに採り入れを終えたトマト畑には一点の朱もなく、覆い繁る緑が重圧となって整備員達にとどめをくわえた」





わはは、押井節全開だぁ。


本当にこういう笑いは上手いなぁ。





上海亭の親父サキミヤ・ハヤオはやっぱりジブリの御大がモデルかなぁ。


新しく雇われた店員がマモル!そいつが悪だくみしてそうなニヤリで終わる。


押井守…なんか毒吐いたのかも。





20年前のアニメだけれど…子供らとも楽しめるなぁ。












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