2012/01/29
2012/01/28
夢先案内人(Dreampilot)
この間、打ち合わせや撮影や飲み会やらが重なっていた日。
一日繰り返して同じテーマが浮かんできていた。
「創る、表現する、楽しませる、
そんな事には創造性や才能や能力以前に
受け取り手に寄り添って水先案内人よろしく
共に旅をするような姿勢こそが必要なのではなかろうか」
と、
なぜか一日そのテーマについて見聞きしている気がしていました。
どこかで観客や受取り手と同じ位置に立って眺める事が出来なきゃ意味をなくしてゆくのではなかろうか。
ただ、
それは、
いつかどこかで観客に嫌われることも覚悟しなきゃいけない気もするし、裏切る事も含んでいる気もする。
パイロット=水先案内人ならぬ「夢先案内人」。
ベイパイロットやハーバーパイロットならぬ「ドリームパイロット」「ドリームナビゲータ」。
「夢先案内人(Dreampilot)(Dreamnavigator)」
我ながらどう生きるかについて悩んでいるようです。
ラベル:
雑記こころのうち
2012/01/25
竜屯スケッチ動画「雨のさんぽ」
スケッチ・さんぽシリーズ。
えーと昔作ってたものから数えると5本目。
8mm フィルムの頃から時々こういうのを作りたくなります。
そういえば高校生の頃重いCanon autozoom 814カメラに3分20秒分の8mmフィルムカートリッジを詰め込んで、一日、街を巡り歩いたな。あれが生まれて初めて作った映画。
うわぁ、あのころは200秒あれば一日の時間をまとめられるのが普通だったんだ。
くう、最近のデジタルデータ回しすぎを反省。
まだまだ出来にバラツキがありますが、
それがどこへ収斂していくのかも作ってみる理由の一つ。
数年続けるとどこに行くのか。
2012/01/21
天体の角速度
なんとなく感じていたのだけれど。
私はどうも心が動くテンポがズレやすいみたいだ。
それでいろんなものが見えなかったり見えたりする。
今日はちょっとそんなことがいくつかあった。
子供の頃図書室に入り浸っていたのは想うリズムを人に合わせなくていいから。
時計とか授業時間とかの定量で区切られた時間が不思議だった。
だって時間はその時々で流れ方が変わるもの。
きっと大人になるとその時間の流れる速度を自分で調整できるんだろうなぁと思っていました。
大人になってみると、まあある程度はできるけれど時間の速度に振り回されるのは同じだった。
きっと無意識や生物としての自律も関わっていて手前勝手な理性だけで動かして良いものじゃないのかも。
時間の流れがキープできる能力、言わば絶対時間感覚が優れている人を羨んだりする。
ここ十数年ほど脳の研究が進んできて、脳の昨日の成長度合いは人それぞれかなり個性的でバラツキが激しいらしく、一説には10人に1人はそのせいで何らかの不自由や違和感を感じているなんて話もある。
これは私の時間に対する違和感。
若い時から時々数年ごとに日記に書いていたりする。
たぶんこれは私の基本的なテーマなのかも。
ラベル:
雑記こころのうち
2012/01/19
2012/01/16
スケッチ動画
今年はこの日記の挿絵写真を、
時々動画でやってみたいなぁ。
この間の打ち合わせに向うときにEOS7Dで撮影した動画を
Sony VEGSで編集して、
いつものごとく音楽はSnoy ACID で適当に作る。
結局合計で4時間ぐらいかかってしまった。
��時間ぐらいで何とかできるようにならなきゃ日記の挿絵としては手間かけすぎだなぁ。
あーサボり終了!本編編集に戻ります(^^;)
港館。上映会とミーティング
��5日の日曜日はサークル神戸活動写真倶楽部 港館のミーティング。
��月4日に大阪梅田中崎町の天劇キネマトロンでの上映会についてなど。
次回ミーティングは2月26日、次々回は3月11日。どちらも神戸青少年会館で。
「神戸活動写真倶楽部 港館 回顧上映」
日時 2012年2月4日 19時~21時
場所 大阪梅田中崎町、天劇キネマトロン
入場料 400円(18才以下無料)
1989年に発足。以来23年間にわたって神戸で活動を続ける映画制作サークル “神戸活動写真倶楽部 港館”。
メディアも8mmフィルムから 16mmフィルム、VHS、Beta、8mmビデオ、デジタルビデオ、 24P、デジタル動画へ と変遷しつつ、日本の安定成長期、バブル崩壊 、阪神大震災と復興、失われた20年、昭和から平成へと様々な時代を駆け抜けてまだまだ映画を作り続ける。
今回はその作品中から幾つかを回願上映します。
自主制作映画作品募集!
当日10分以内の作品持ち込み飛び入り参加も歓迎します。
��持ち込む方は開始19時までに来ておいてください)
��多数の場合はジャンケンで決めますのであしからず(^▽^)/)
2012/01/13
シネマスコープな…^h^h の夢
あー、今回は映画の技術のオタク話です。
まま映画は機械の芸ではあるので…。
長文書いちゃったんで、しんどかったら読み飛ばして。
いま編集中の「バニーカクタスは喋らない」でシネスコサイズのシーンを作りました。
画面の横縦比が2.35:1の画面です。
今の地デジは16:9(映画風に言うと1.78:1)。
アナログ放送は4:3(1.33:1)。
今の映画館で流れているのは1.8:1のアメリカンビスタビジョン。(ちなみにヨーロッパビスタ は1.6:1)
そして昔からの2.30~2.66:1のシネマスコープ(縮めてシネスコ)。
今は映画もフィルムが廃れて電子的に撮ってます。
10年ほど前ビデオなのにフィルムと同じ24コマで撮れるカメラが安く出て、映画もそれで撮ることが多くなり、
ハイビジョンが出て解像度も映画館の35mmフィルムと遜色なくなり、
さらにピントのボケ方も最初はDOFアダプタ、今はデジタル一眼の大きな映像センサ使うことで映画と同じように人物を浮かび上がらせる事が出来るようになり。
で、最近は デジタルを駆使して発色やコントラストを調整して物語の雰囲気を追求するのが流行ってます。
10年前から比べるとだんだん映画っぽい雰囲気のある画が作れるようになりました。
10年前に取ってたデジタルビデオは映画にしようと悪戦苦闘しつつどうしてもビデオな画でした。まだ電子式60フィールド飛び越し走査って元々テレビ放送用な規格な動画なもので限界が。頑張って頑張っても下手したら放送部のビデオ、上手くいってテレビのホームドラマみたいな画になりがち…などと悩む日々。フィルムから移って来た私にはストレス溜まる状況。
4年前には24コマ撮れるビデオカメラ借りてきて、さらに上下に黒帯を入れて16:9にして、なんて映画っぽいって感動しつつ撮影してました。
3年前に撮影した映画はそのカメラにDOFアダプターと写真用レンズ付けて人物以外をボケさせて、わああスゲー、映画だぁ。この辺からとんでもない世界になりそうな予感が。
去年はEOS 7D ってデジタル一眼レフを購入して24コマでハイビジョン撮影。いやもうなんか映画館で観ていた画。現場知らずに目の利かない私なら35mmフィルム撮影と間違えても不思議はない。
感動しつつ、でも、ちょっと気づきます。
なんか画が素直すぎる。しいて弱点を上げればなんだかTVで見てる映画っぽい。
昔もっとこう映画館で見た時に豪華絢爛な映画があったような。
ほら例えば「地獄の黙示録」のハイパーリアルな色合いとか、
銀残しとか「金田一耕助」 の不思議な黒とシャープに尖った黄色味とか、
「ストーカー」の不思議なモノクロームとか。
撮影に色フィルターを一枚一枚セロファンな厚さのを合計厚さ2センチにもなるぐらいのを付けて計算しつくした色合いを作ったりしてはったなぁ。
私も8mmフィルムで一応はマゼンダ、シアン、イエローそれぞれ濃さの違うやつのフィルタセットを用意しておいて、シーンと状況に合うセットを組んでたりしました。
あともう一つの要素、
子供の頃見た横に長い映画、シネスコの怪獣映画やミュージカル映画や「2001年宇宙の旅」やら「ブレードランナー」やらの包みこまれ感。
今も16:9のワイド画面になったけれど、劇場ではもっと横に広かった、子供心に暗闇の劇場で左右を見渡してまるで映画の中に入ってしまったような感覚をもった映画。
ああいう事が出来んものか。
答えは
編集段階でデジタル処理で色やコントラストやぼかしを変えてゆくこと。
いわゆるカラーグレーディング。これはもうある程度確立されてきた技術。んじゃ勉強すりゃいい!
それと画面サイズをシネスコに!
今回の「バニーカクタス」はその二つはやっておこうと。
人の肌色以外の色を少し暗い青緑にして人物浮き立たすとか。
やってみると作業内容はほとんど合成処理と同じ感じ。
面白い。
いろんな考え方があっていろんな手があって、
この間も20世紀の白黒写真の巨匠アンセル・アダムスの作ったゾーンシステムって写真の明るさとコントラストの管理方法がまんま使えそうな考え方におもえたり。
あとシネスコ画面はまったく手探りで始めるので、まずは1シーンのみ。パートシネスコ(^▽^)/
4:3の画面の上下を黒くマスクして16:9ワイド画面にするレターボックスって方法があります。
スタンダードの デジタルビデオ解像度720x480ピクセルでワイドを作るためによく使ってました。
んじゃ今はフルハイビジョン1920x1080ピクセルでそのままワイドスクリーン16:9。
これ同じ理屈で上下黒のマスク入れてシネスコ画面作れないかな?
計算してみると縦800ピクセルの1920x800で2.4:1 のほぼ白銀比率!
まあシネスコは映画によって2.3~2.66ぐらいまでけっこうバラついてたりするんで、今回はこれで行こう!
しかも720pのハイビジョンよりもピクセル数は多い。
実は今は1080pフルHDってちょっとオーバースペックかもとも思う状況もよくあるんでこれでOK!GO!
シーンの撮影時には、私の撮影の7Dと助っ人の山中カメラマンの操る5Dに100円均一で買った3インチ液晶保護シート貼って油性ペンで(液晶が横60mmなので2.4分の1で)縦25m間隔に二本横線を引いて簡単な画面のフレームの上下ガイドにして撮影。
編集でSnoyVegasのイベント毎のパンクロップ使ってカットごとに1920x800のマスク当てる。カットごとにするのはマスクするんで上下方向の位置調整が出来てしまうのでそれをやりやすくする為に。
色弄ってマスク当てて出来たのがこの記事の最初の挿絵写真(^▽^)/
まあいろいろ突っ込みどころ満載だけれど、ここからスタート!
今年は16:9ワイドを出来るだけ止めてシネスコかせめて4:3スタンダードに拘りたいなぁ。
と思っていたら、
世の中やっぱりそういう事を考える人も多かったらしいです。同じ問題には同じ解決方法ってことか?
とはいえ流行っているらしいのはアナモルフィックレンズ!
わああ!なんとまあロマンティック&優雅かつ職人な答えなんだ!
[raitank fountain]Vol.02 次に"来る"のはアナモルフィックレンズ!? - PRONEWS
トピック:アナモルフィックレンズは日本で流行るの?
そういえばDVX100カメラのオーナー。
確か昔DVX100用のアナモコンバーターも持ってはった。
あれば16:9ワイドを4:3スタンダードに圧縮するレンズだったから横1/1.33に圧縮するやつだ。
あれを使って16:9に圧縮すると(16x1.33):9。約 2.35:1。ちょうど一番一般的なシネスコサイズ!おおお時を越えて設計思想が繋がった!
いや、まあ、こんどまだ持ってたりするかどうか聞いてみよ。
今年は色と明るさとシネマスコープの夢を作りたいなぁ。
モノクロも楽しそうだ(^▽^)/
「バニーカクタス」2012年3月か4月頃に大阪&神戸で上映開始予定(^^)
2012/01/11
2012/01/10
「7月1日8時59分60秒が最後の一秒かな?」(IERS(国際地球回転及び基準座標系事業))
今年の7月にうるう秒があるようです。
もしかすると最後のうるう秒になるかも。
今年6月30日(日本時間では7月1日)にうるう秒 | スラッシュドット・ジャパン サイエンス
時間と時刻と想いの速さはそれぞれ別のもの。
人は時間に刻みをいれて。でもそれは想いとはずれてしまう。
人間の体内時計が25時間周期なんて話を聞くと楽しくなってしまいます。
小学校が出来たのも、自然の時間で生活していた人々を工場労働の時刻に教育するためだったってのもあるらしい。
当然ながら空間と時間の認識は私たちの意識と絡んでしまいます。
例えば気絶して無意識のカウントまで止まってしまうと時間が飛ぶことがあります。
昔それで一日だけタイムトラベルしてしまったことが…(^^)/
まま数日ならそう不思議な話じゃないけれど、
もしも人工冬眠や記憶の保存、再生なんかが可能になってくるとこれは本気で一種の未来へのタイムトラベルと見分けがつかなくなるわけで。
時間という環境をいじるのではなく意識を操作することで可能になる時間旅行。
時間、時刻、意識。
面白いです。
ラベル:
科学への好奇心
2012/01/09
仲野先生…ライブする
「バニーカクタスは喋らない」の音楽をお願いしている仲野友恵さんのライブに行って来ました。
インストピアニスト 仲野友恵 放課後。
面白い&感動。
良いステージでした。
行く時に今年の予定など打ち合わせ&企みをしてきました(^▽^)/
2012/01/07
動画「さんぽ 2012年1月5日」
昨日の帰り、コンデジ持ってたので動画を撮った。
夜中にVEGAS Pro 10に取り込む。
SDカードなんで数分。
打ち合わせでテンション上ってたみたいで、つい数カット繋いでみた。
ああ、これは画面比2.35:1のシネスコサイズの方が確実に面白くなるな。
色もMagic bullet looks HD for Vegasでちょいといじる。
編集中の映画では使わなかった寒色系やちょっと汚くなる感じの色を使ってみたかった。
音楽はどうしよう。
ああASIDこの前アップグレードして弄ってなかったなぁ。
ちょいちょいとマニュアル見ながら音楽も作る、というか気分はでっち上げる感じ。
あとはタイトル入れてと。凝らないでテキストメディア乗っけるだけに。
あらら完成。
MP4でレンダリングしてYOUTUBEへUp。
が私のコンデジがRicho R10なので動画は手ブレ補正ないわ解像度は640x480の30pだわできびしい。16:9ワイドでもかなりトリミングしなきゃいけないのにシネスコだと縦270ピクセルぐらいになってかなりつらい解像度。
MJPG 圧縮なのは素晴らしいんだけれど。今となってはかなり古いカメラ。
写真撮るならRichoのコンパクトって感動的なんだけれどね。
今はフルハイビジョン撮れるコンデジが1万円ぐらいから売ってるんだよなぁ。
価格.com - デジタルカメラ スペック検索・性能比較
Canonのが良い感じ。24p だ。Sonyの安いのもよさげだけれどフルハイビジョンが60iなんで却下!
60iの方が一見スムーズに見えるからなんだろうけれど、でもインタレースはヤダ。
秒24コマきっちりプログレッシブが雰囲気出る。ドラマチックな方向に持っていける。60iはそれがネック。ビデオじゃなく映画作りたいんでそこは譲れない(^▽^)/
Canonの何はなくとも動画は24pでってのもちょっと異常だと思うけれど。そのおかげでHV20も7Dも映画作りにバカ売れした。HV20は私の周りで私も入れて三人買った。あの時代にあんな安さの小さな家庭用であの画の24コマ映像はありえないと思ったもの。みんな今でも現役で使ってる名機。
どうせ今のコンデジの動画はオート露出になってしまうんで、そこは割りきる。この値段ならね。
��Panasonicの5万円ぐらいするマニュアル露出で動画撮れるコンデジもあるけれど、それだったら素直にLumixのGHとか Kiss X4とかX5に小さなレンズつけるか小さなプログレッシブ撮れるビデオカメラ買った方が幸せな気が)
動画でのオート露出はそれなりにマニュアル露出とは撮り方が変わってくる。そのオートの癖をよんで構図を決めれるようにカメラに慣れる必要が出てくる。移動撮影だと余計に撮りたい画と機械の挙動のズレを腕でカバーするはめに。コンデジだからシャッタースピードも感度もオートでバンバン変えてきそうだから更にややこしい事になりそうだけれど。
コンデジいいなぁ。貧乏父さんはまたも Canonの24pの罠にハマってこの玩具を買うかどうか悩む。
この手のスケッチ動画が好評なら…7Dはさすがにポケットに入らないし…(^▽^;)
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2012/01/06
2012/01/01
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