2012/03/18

「 バニーカクタスは喋らない」上映!明日18日20:30PLANET+1 #cd_12


「バニーカクタスは喋らない」

CINEDRIVE 2012 - シネ・ドライブ - 大阪のインディペンデント映画祭Y1
いよいよ上映です!

明日18日(日)20:30~ 大阪中崎町PLANET+1

「鬼子母神の子守唄」と同時上映です。

その次は3月27日、4月2日に十三のシアターセブンで。

あと人気投票で最終日にアンコール上映があるそうです。

投票よろしくお願いいたしますm(__)m



12日~13日の夜中のシネドライヴのユーストリーム生中継は緊張しました…。

カメラに写ると緊張があまりバレないタイプらしいですが、声は上ずるわ足は震えるわで。…学校の朝会で話している校長先生はさぞ緊張するだろうなぁと想像しただけで緊張のあまり倒れてしまった事が何回かある、ド緊張しいです。

お客さんに会うためには仕方がないけれど、誰か顔役好きな人ないかなぁ(^^)




さて、今日は主演の松田尚子さんと共演者の鈴木那奈子さんについて書こうかと思います。



松田尚子さんがいかにかっこ悪くて魅力的に演じようと苦心していることに気づいたのはいつ頃からだったろうか。

撮影期間中は一ヶ月で数年分の時事件が起こるような時間の流れなのでもう判然としませんが、確かスタッフキャスト私の3人少人数での撮影の合間にははっきり聞いたのだっけ。

松田さんの映画を作る事になったのはいろんな幸運な巡り合わせが重なってなのだけれど、

松田さんが不恰好なキャラクター造形に腐心してはるのを見ながら、この役者さんが主演でよかった、これはいい映画になるなぁとしみじみ。

私はテイク数が多いという悪い癖があるんですが、演技を設計して決めたら毎回正確にやってくれる職人魂を持った役者さんでした。(もちろんテイクごとに違ったことをする役者さんも大好きなんですが、それは多分タイプの違いと、その役しだいなんでしょう)

走り方、歩き方、立ち振舞、不格好でだから魅力的で。

時間の断片が繋がって流れが出来てみると本当に主役のサボテン女に引きつけられて一人編集機の前でニマニマする日々。

全て繋いで見終わったら、最後は映画の全てを主役が納めるべきところにきちんと納めてました。



鈴木那奈子さんは最初の出会いは、撮影のお手伝いに行った映画で出ずっぱりの役で出てはった。

ずっと座ってる役、でも初めて外を走るシーン、私はカメラオペレーターしたんですが、その重心移動の見事なこと!歩く姿も良いのですが走る姿の印象は本当にすごい。

後で聞いたら小さい頃からバレエやってはるそうで、納得でした。

いつかあの走る姿、そして一瞬一瞬の瞬発力、あの顔で映画作りたいなぁと思ってました。

とうぜん今回も走って。そして踊ってもらいました(^▽^)/



今回は走る姿が(豪華なことにまったくの別方向に)美しいこの二人の役者さんの映画になって

なんと恵まれた環境なんだろうと思う日々です。



キング・クリムゾンの有名な曲に「ムーンチャイルド」というのがあります。

"Call her moonchild"
"Sleeping on the steps of a fountain"
"Waiting for a smile from a sun child."


また劇場でお会いしましょう!










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