2002/11/23

「やつらは時々やって来る」

99p「太陽が凍るまでに」が先週末にクランクアップしての今週。
どうもいまいち何もやる気が起こらない。
まあ予想どおりではある。
毎回撮影が終わるとしばらくぼーっとしてしまいます。
いつも編集が終わる頃に気づくのだけれど、この時期に実は色々アイデアを練っています。でもその最中は使えるようなアイデアを考えているとはとても思えない...(^_^;;;

なんかぼーっとしていると夜寝れなくなるねぇ。もうちょっとやばくなると時間の感覚を無くしてしまいそうです。(いわゆる「水時間」私が勝手に呼んでいる、時間が液体化している感じがするんですぅ)
まあ、今回はちゃんとその一歩手前で止まってます。

で、編集が本格的に始まる前にDV編集のシステムをもう一度調べてみました。編集作業が始まってからシステム考え直すとか調べるとかすると作業が混乱する元。
それでも毎回作業中になにか不具合とかこれじゃできん!とか出てくるけれど、最初にキチンと考えておいてソンは無い!

うむうやはりカノープスあたりのちゃんとしたDVキャプチャボードが欲しい。

今使っているのは汎用のieee1394ボードにMainActorという編集ソフトの組み合わせ。これはこれでコストパフォーマンスがとても良い。ボードが1万円以下で買って、MAが99ドルで機能的にも画質的にも自分的には大きな問題が無かったです。

が、今回はラッシュの長さ(20時間超!)とショット数の多さ(20秒ぐらいの短いシーンでも最低4-5ショットは撮った...)が問題になりそう。
何かというと、ショットを自動的に切り分ける事が出来ない。
プロモやテストなんかではラッシュ見ながらショットを手で切ってました。が、これやっぱり時間がかかりすぎるのです。1時間テープをちゃんと分けようと思うと数時間かかる。
で、めんどうになって1時間丸々キャプチャしたaviファイル(MainActorの参照型)を作って、そのデータを丸々使いながら編集したりもしましたが、結局必要なショット頭を自分で探しながら1カットつなぐんで物凄く遅くなるんで同じ。
こんな機械的な作業は機械にまかせてしまいたい。
一時本気でプログラム書こうか...と思いました。が10年ぐらいのプログラミングしてない。ブランクを押してそれをやっちまうと時間がやばそう、運よくそれ用のライブラリが見つかればいいけれど、無かったら書く事になりそうな予感がビシバシするし、C言語の入門書片手にプログラミングしなきゃ忘れ果ててるし...。

「魔法世界」という昔の作品でマシンが8ビットCPUのMSXしかなく3DCGの動画作ってた時にゃプログラミングからはじめて2分ほどの映像の完成までに数ヶ月かかりましたぁ(;_;)。ハードディスクなんて夢のようなモノもまだまだ高値な頃で作るデータが膨大。でレンダリングした1フレーム画像を表示させて、8mmフィルムの電磁シャッターをONにする、で今撮影した画像は消して次のフレームをレンダリングさせるなんて事やってました。モデリングデータはプログラムに直に埋め込み...だって汎用なシステム作る手間かけたくなかったんです。その数カットが出来れば良い。
本当は、バーチャルな三次元空間にウィンドウが浮かんでいる未来のユーザーインターフェースの画面作りたかったんだけど、CPUが遅すぎて試作で1フレームのレンダリングに二日かかるわメモリが不足して試作プログラム2号は読み込めないわで、泣いて演出変えて簡単なCGにして、それでも一ヶ月は他の作業は全部ストップしてました。(;_;)

で、出来あいのソフト何か無いかなと思ってました。
カノープスのDVキャプチャ用のieee1394ボードに付いている**NaviというDVテープのタイムコードやフレーム間の違いの大きさからカット表を作るソフトがよさそう。作った表でバッチキャプチャが出来る。
カノープスのDVRaptorとかだったら編集中の画面をDVカメラに出してハードウエアデコードしてパソコンに戻してオーバレイ表示する機能がつてたしなぁ。あれあったら編集が無茶苦茶楽になりそうだぁ。

物欲大爆発中っす。

さっきホームページ見ていたらDVRaptorがRTになってアナログ入力が無くなっている!あれえ、編集中のDVカメラでのハードウエアデコード機能がなくなったのかぁ?うむスムーズな画像はDVカメラの液晶やそれに繋いだモニタで見てくださいだとぉ?廉価品のEZDV sxも同じことが書いてある。うむぅ?もしかして編集中の画像はちゃんとieee1394インターフェースに出力しているけれど、昔みたいにそれをパソコンでは表示させませんって事なのか???
もしEZDVがあの値段でそんな事出来るんだったら...買う!

あぁ、今、物欲の沼の中にいます。(^_^;;;
また調べとこう。

MainActorが12月にバージョンアップするみたい。
バージョン3.65からいきなりバージョン5へ。バージョン4.x.xはベータのまま消すのかぁ。
ああ!とうとうLinuxでのDV入出力をサポートするのか!期待しちまうぞぉ。
Windows版のバージョン5のβリリースがダウンロード出来るようになってたんで試してみました。
おおお、タイムラインが使いやすい。なんか効率上がりそうなインターフェース。いいな。
しかしMAのインターフェースが独自色強くて判りにくいと思ってたのがさらに独自色のような気が...なんでメインメニューに無い項目が各ウィンドウのアイコンにいっぱい出てくるんだぁ。慣れりゃ早いんだろうけれど...。
もしかして他のAfter EffectsとかPremiereとかのインターフェースも今はこんな感じなんだろうか?貧乏なのでよくわからん。

まだβなんでなんか不安定だったり、どうも足りない機能があるとかはリリース版をまってから再チェックしないとなんとも判断がつかない。
これもバージョン5のリリース版がそこそこ安定して使えるもで、バージョンアップ代が3.65ぐらいの値段だったら、欲しい。

おっと、この物欲の沼は底なし沼だったかぁ!






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