いま手元のメモに ”うそつき→日記に” ってだけの走り書きがあります。おととい。
なんだろ?
うーん。かすかな記憶はあるんだけれど…
気力をかき集めて書いてみる。

うそつき
嘘つきは許さないといった人。
その人はずっと優しい嘘に隠れている。
酷い嘘、優しい嘘、傷つける為の嘘。語らぬ事で作る印象。
優しい嘘に感謝しつつ、
酷い嘘を優しい嘘に変える何かを探しつづける。
傷つける為の嘘。
そう思ったのは私だ。もう一度考える。
嘘を放った当人も全てをわかっているわけじゃない。
あいつだって自分の為に生きているのには違いない。
たとえ目指すものが他の人には地獄にしか見えないとしても、
当人はそこに夢を描いている。
生き物のもつ記憶は単純に記録を格納したものじゃない。
何かを元に必要なとき毎回生成される思い出、記憶。
「われわれ人間は夢と同じもので織りなされている」
あんたに幸いあれ。
見えない何かに恐怖し、何もない影に不安を感じ。
言葉に逃げ込み。忘却を望み。
今のままでいいと地獄を抱え。
間違っていないと証明に逃げ。
ほんの少しの勇気がないから。
ね、人が勇敢になるためには何かから愛されればいいんだ。
自分自身から愛されればいいんだ。
嫌っている奴の真似をやめて、
世の中で独りになっても自分を好きで愛していればいいんだ。
あなたに幸いあれ。
いまここで幸福を選ぶのか不幸を選ぶのか。
人間が生きているのは今だけ。
未来への想像はずっと触れることが出来ない。
過去は遠くなり続け。変質を止める術も無い。
優しいひと。
意地張っててごめんね。
どうにも君の優しさが懐かしい。
時々吹き飛びそうになるくらい寂しくなる。
そっか。
たぶん”うそつき”ってメモした自分から逃げ回ってたんだね。
少しだけの勇気をなくしかけてた。
なくした分は取り戻せない。
うそつきが誰のことだったか思い出したような気がするよ。
優しい心の持ち主さん、大好きだ。
ま、こんなことだったみたい。個人的なメモでした。