2009/11/18
Re:すごいなぁ(11/18)
11月の初めに惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンがまた一つ止まったらしい。
・はやぶさリンク:イオンエンジンに異常、ついにエンジン1基に: 松浦晋也のL/D
・JAXA|小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)のページ
・はやぶさ (探査機) - Wikipediaのページ
残るイオンエンジンはあと一つ。
どうするんだろう。
これまで奇跡の復活を何度もやってくれた「はやぶさ」
あのスタッフ達がかんたんに諦めるとは思えない。
ひそかに応援中です。
ファイト!
人類初の往復の惑星探査。
イオンエンジンだ!電気推進だ!
自律ロボットが航行して着陸して離陸して地球に戻ってくるんだぞ。
しかもその行程たるや絶体絶命の危機の連続。
よくもまあ無い無いづくしでここまで。
2007年帰還予定を2010年に伸ばして、3年伸ばして帰すんだ。
それが出来るなんて凄いこと。
壊れた部品の替わりに太陽光の圧力まで利用しながら。ソーラーセーリング。なんてなんてアイデア!
メモリも吹き飛び、何度も通信途絶し、再プログラミングをし、バッテリが壊れ、耐用年数を過ぎ。
いまもボロボロになりながら
地球を目指して航行中です。
何よりも知恵と勇気で。
「なんというタフネス、なんというバイタリティ」
日本の宇宙開発のミッションは良いドラマになると思う。
東大と東工大の最初のキューブサットの話(CubeSat物語)もいいなぁ。
��CubeSat - Wikipediaのページ)
その後の日大のとか北海道のとか大阪の「まいど一号」のとかもドラマは山ほどありそうだ。
畳とちゃぶ台と教室や居酒屋やエンピツと消しゴムから宇宙へつながるドラマ。
なぜか日本の宇宙開発は目立たないのが悲しい。
「アルカトラズからの脱出」とか「大脱走」とか「王立宇宙軍」とか「ライトスタッフ」とか、案外なにかの計画を行うだけの話ってのは、人間性そのものを浮かび上がらせる事も多い。
つまり人間と環境との衝突。動機の説得力。
なぜそれをするのかという謎を突き詰めると最後は人間だからという話。人間とは何かってことを思い出させる話。
がんばれミューゼス-C!
これで地球に帰還したら泣くかも。
2010年6月。
帰還が出来なくても、今までやり遂げた事だけで十分凄い成果。
良いファンでいたくなる対象です。
はやぶさ2は2010に予算がつかないと消滅してしまうようです。
EUと共同ミッションのはやぶさmark2は話が無くなりそう。
今の日本の政治状況だと厳しいかも。
実はすぐ先につながる投資なんだろうけれどね。
はやぶさまとめサイト
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2 件のコメント:
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ドラマですね。ロマンですね。
事業仕分けでは宇宙開発軽視されてるようですね。悲しいです。
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いちごさん
「はやぶさ」のその後ですが、
またもあのチームは知恵と工夫の奇跡を起こしたみたいです。(〃^∇^)
なんとイオンエンジンを復活させました。
また日記に書こうかと思ってます。これがまた凄い話なんです。
��ドラマですね。ロマンですね。
��事業仕分けでは宇宙開発軽視されてるようですね。悲しいです。
はい、昔から自国の技術を逆輸入することも多かった日本ですもの。
どうか自国の財産を放棄する歴史を繰り返しませんように。
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