2012/03/31
KINEMIC劇場上映 「◯◯BALLと出発と親」編
��9日はKINEMIC劇場「◯◯BALLと出発と親」編
佃光監督『TERMANARTOR -ターマネータ- 』
佐藤麻衣子監督『果てしない女』
吉田勝二監督『再生カメラ』
の上映でした。
否定と別れと再生の三本に見えました。
感動する並び。
次回のKINEMIC劇場上映は4月2日3日4日です。
えーといきなり遠い所から話を始めます。
点が3つあると人はそれを顔を見出すという事があります。
心霊写真の説明なんかでよく聞く話。
でもそれは芸術の全てでそんなことになっているわけで、絵の具や色の集まりやインクのや記号の集まりや音の振動の構成に感動したり心を見たりします。
��つの小石を後ろに投げて振り向いてその配置をスケッチすることを構図の訓練にしてた漫画家さんもいたようです。
まま以下の長文はそんな感じで3プログラム7本の映画が KINEMIC劇場に投げ出されているのを私にどう見えたかということです。
KINEMIC劇場は娯楽映画のプログラムピクチャーの枠を利用して作ろうというのがありました。
最初にジャンル映画、最後にスター映画というプログラムを想定して作ろうと。
最近はあまりなくなった同時上映ですが、例えば「男はつらいよ」のロードショー公開では前に「釣りバカ日誌」を上映してたり、劇場版ポケモンやドラえもんやプリキュアや仮面ライダーやウルトラマン映画だと前に短編の映画を付けるという方法です。
お得感てのもあるけれど、
まずは映画を見る雰囲気を作るって機能だと思います。
今も残っているのが幼児や子供の観客を想定した映画ですね。短編でワーキャー騒げてその後の長編では最初っから観る気になっているという。
もう一つ私が機能だと思ってるのは、
前半の映画で日常をブチ壊して異界に連れ出して、
最後の映画でその開放感あるけれど実は生きづらい異界から日常に連れ戻す。ままそれはキツイ日常かもしれないけれど…。
その連れ出したり連れ戻したりする依代(神様や大きな力を人界に降ろす者とか人の子とかミコとか)がそれぞれの映画の主役なのかもしれません。アンチヒーローや輝かしい希望のスターによって導かれる旅。ゆえにエースのジョーは破壊神だしギターを持った渡り鳥は良い神様なのかも…あ、脱線…
で、今回出来上がってみるとちゃんと
前半のプログラムピクチャで日常を壊して観客を異界や厳しい世界につれていき、
後半のスター映画のラストで希望を作って観客に気持ちよく日常に帰ってもらう。
そういう構造がきちんと出来てたのが楽しかったです。
「偏愛と友情の」編は異界の物の怪と人間との敵対関係を
『鬼子母神の子守唄』でガツンと怖さや無情やって、
『バニーカクタスは喋らない』で友情や異界への出入りをやって、
安心感もって映画館を出てもらう。
「死と安住」編では
『GRANDE ODALISQUE』で無情な殺しと死に突っ走り、
『HEAVEN』で殺しと死を越えて生き、
またも希望を持って日常に帰ってゆく。
で、ようやく今回の
「◯◯BALLと出発と親」編です。
やっぱりこの壊して再生する流れに見えて、
『TERMANARTOR -ターマネータ- 』で異性や世界や自分に「否!」と叫び、玉をやり取りし、
『果てしない女』で居ない女を探しに旅立ち、さらに出会うはずの女も失い。いつか目的地に運ぶはずの馬車なんか捨てて目的もなく(いやもしかすると次の女を探しにゆくのか)彷徨うために荒野に向かい。(女が大事にしまっててでも穴が開いた写真のあの木はもしや…)
そして『再生カメラ』で自らを顧みず次の世代に生を。
��なんか父グモは母グモに食われ母グモは子グモに食われるなんて事もちょっと思い出します)
性はキツイなぁと思わせてでもそこにはちゃんと大きな幸せがあるのを感じて映画館を出れる。
ちゃんと子孫を残す話になっているとも思うのです。
でね、この3プロの順に見ていくと
「偏愛と友情の」編では、いかに自然な子供から社会のなかの大人になってゆくか。
「死と安住」編では、大人になってどうやって生きてゆくか。
「◯◯BALLと出発と親」編ではいかに結婚して子を残すか。
と幼年期、青年期、壮年期と見えたりするんです。
うーんとね、あくまで、これはKINEMIC 劇場という点々から私にみえたもの。
もちろん他にもいろんな顔や物語が見えてくるでしょう。
きっと一人一人違う見え方になるでしょうし、
たぶんそこには普段見えない自分が佇んでいたりして。
それぞれの映画の企画段階から各監督が月に一度は顔をあわせてお互い交流してたんで、
色々意識無意識を共有してたのも大きいかもしれません。
プログラム設定して映画つくるの面白かったです。
たぶん企画された戸田光啓さんは組み合わせると何かの構造が生まれることを知ってはった。
企画の勝利ですね。感謝。
そしてお客様へ、
KINEMIC劇場のプログラムを通して見たら楽しいですよ。
KINEMIC劇場上映 死と安住編
��8日は KINEMIC劇場、死と安住編
「GRAND ODALISQUE」林知明監督
「HEVEN」岸本景子監督の上映でした。
シアターセブンのBOX2が満席になったの始めてみました。
大入り満員。
”偏愛と友情の編”がなぜか二本とも物の怪と人との関係で並んだとすると
”死と安住編”の二本はもしかするとキリスト教的世界観てのがキーになるのかも。
��9日の20:30からシアターセブンでの
”〇〇BALLと出発と親編”はどういう並びなのか今日見極めてみようかなと邪に企みつつ行ってきます。
どうも色んな関係に相似形を見つけてしまう今日この頃。
一つ一つ固定の要素の集合と見るだけじゃなく、
要素間の関係が集まっていると捉え直してみるのも良いのかも。
要素の属性が伝搬してゆくだけじゃなく、関係そのものが伝搬してゆくんじゃなかろうかと。
個々の要素は実は伝搬させる為の媒体と見ることも出来るよなぁと。
世界の半面しか意識してなかったかも。
2012/03/28
「バニーカクタスは喋らない」シネドライブ上映
2012/03/26
短編映画制作アソビ
二重に予約してしまって会議室が余った。キャンセルするのももったいないので短編映画制作遊びをすることにして今日は当日。
港館プレ映画制作ワークショップ、短編映画制作アソビ
��時間45分でお話も何もないところからクランクアップまで終わる。
��時間程度でアウトライン決めて、
��時間程度でリハーサルしながら細かい部分を詰めて、
��時間弱で撮影。
��本当はノートパソコン持ち込んで編集まで終わりたかったけれど。気軽に編集できるノートパソコン持ってないんで家で)
制限が厳しいので、みんなエンジンがかかる。
時間決めて短い映画作るのは訓練としてとても良いんじゃないかと思ってます。
最終時間に向けて山のようにスパークする瞬間を経験するわけで。
たぶん最後の最後に3分で撮った2ショットが素晴らしいのもみんなスパークしてたのから。
また最後までつないだらアップします。
タイトルは「一斉送信」。
写真に抜いた南野さんも共演の友野さんも炭谷さんも最後締めてもらった松田さんも、カメラ&演出の荒金さんも記録の新井さんもスゲーです。
2012/03/24
マジック動画
撮影に参加させていただいている、
アカツキサトシさんのマジック動画
新作です。
先月の撮影分。
ゲストは岡 真紀さん。
��私の新作「バニーカクタスは喋らない」にもおおそれながらも出演していただきました(^-^))
22日に撮影したのはまた次回に。
2012/03/23
ツイッター引用
今日も今日とてシネドライウ゛へいそいそと。多分映画の優しい暗闇に引き付けられている。特に商業映画より濃い自主制作のあれに。#cd_12
posted at 17:36:44
自主制作映画は自主制作映画として立たなきゃ幸せはない。今の商業映画の下位リーグのつもりになちゃったら誰も幸せにならない。 #cd_12
posted at 17:43:34
というわけで、今日も自主制作映画楽しんできます(〃^∇^)/#cd_12
posted at 18:02:29
シネドラ4プロ1500円。日に2プロで二日分。いちばん美味しいであろう中高生や家族持ちサラリーマン、貧乏作家、役者には制覇はつらい。コアな観客になる可能性と値段は反比例する。 ツィッター割引とかどうかな。1呟き100円引き。素晴らしい感想選んでチケット進呈とかね#cd_12
posted at 22:08:57
シネドラW銀鉛画報会を観た。8mmフィルム上映!映画の優しい暗闇の最高濃度。 贅沢なひと時。 映画館での8mm体験はもしかするとこれが最後になるのかも。 この優しい画面の質感は脳に焼き付けとこう。 家の8mm映写機まだ動くかな。たまに味あわなきゃ。#cd_12
posted at 22:27:40
シネドラW銀鉛画報会を観た。8mmフィルム映画のショーケース。ドラマにドキュメンタリーに日記に旅行記に実験映画に。フィルムを自分でローディングして自家現像!柔らかくて味の深い映像。痺れる。カメラZC1000まだ動くかな #cd_12
posted at 22:42:42
シネドラW銀鉛画報会。 8mm見ながらいろんな事を思う。こんな風景いつか見たな風あって匂いはとか。これ16mmや35mmやデジタルになると減ってゆく。編集しやすさもあるだろうけれど18・24コマフリッカーや解像度や粒子とかも関係しているかも。脳が補間しようとして #cd_12
posted at 23:26:20
今度フィルムグレインや解像度やコマ数をわざと落とした映像作って実験してみようかな。だれも気づいてなかったらシメシメ…はっっ!
posted at 23:28:36
大好きです!あと映画の8mmフィルムシーンは必ず泣くって人も。パリテキサスやスーパー8や 案外ありますね。これはちと面白いかも。 @shima_music
posted at 23:55:29
========================================================================
昨日ツイートしたつもりがのがなくなってた、どこで落としたのか。
posted at 08:02:00
こんな話。ある子が幼稚園入園を嫌がった。一人で!?って。ある朝両親が二人で楽しそうに笑い合いながらクレヨン画を描いて遊んでた。「僕も!」「じゃ幼稚園で習わなきゃ」その子はワクワクして幼稚園へ行きましたとさ。本人が友達作って絵を描くのが楽しそうと気づいたから。大人でも同じ事。
posted at 08:19:10
シネドラC廃棄少女。美味しい美術。格闘アクションに特化してた。もっとあの美術を楽しみたかったな。だから真ん中の展開部よりあの始まり方が好き。#cd_12
posted at 08:58:20
シネドラC牛乳王子。笑った!展開のリズムが心地よい。音楽や歌として作ってたのかも。上手い順番で繰り返されるモチーフ。私の中で映画美学校のイメージは永井豪漫画の学園と化してきてます#cd_12
posted at 09:02:11
シネドラCブルーインパルス。照明と色使いがとても説得力あって観ごたえありました。キャラの立てかたの意志が面白い。#cd_12
posted at 09:05:28
シネドラC「ENCOUNTERS」。シネドラパンフ表紙の映画。「ブルーインパルス」の説得力のある画が更に進化して、その上お話がいい。テンポもキャラの立たせ方も!凄いキッチンのミニチュアにあのモンスターの展開面白い。主人公も上手い。シリーズ一作目として完成度高いなぁ。#cd_12
posted at 09:17:44
きっと何かを作る権利の条件は才能や知識ではない。そう思うと楽だけれど。でも本当はもっとあっけらかんと「作る意志を持つ」ことだけなんだろうと思う。次も胸張って作ろう。
posted at 09:53:09
複製、変容、結合。「創作する」ってことの具体的内容はこの3つだとする説明の方法がある。なんだか日本の武道や流派と似ているような気もする。
posted at 10:08:44
もちろんそんな学校は素晴らしいなぁという意味(^^)@CineDrive2012 大畑創監督『へんげ』や内藤瑛亮監督らが注目される今、 映画美学校に対する”永井豪漫画の学園のようなイメージ”という新説!? RT @a_qu_a
2012/03/20
シネドライヴ2012 Yキネミック劇場 一巡目の上映が終わりました。
Y3 KINEMIC劇場「◯◯BALLと出発と親」編 の舞台挨拶。
Y2 KINEMIC劇場「死と安住」編の舞台挨拶。
シネドライヴ2,012、キネミック劇場の上映。
今日でひと通り一巡しました。
林監督、岸田監督、佃監督、佐藤監督、吉田監督お疲れ様でした。
最初に役者さんのオーディションがあって選ばれた三人。
次の月にクジを引いてどんな映画を作るか決めた7人の監督。
ようやく完成まで来ました!
よかった&ありがとう。
何よりお客様に感謝!
シネドライヴではあと二回の上映です。
��お客様の投票次第では最終日の4月6日にどれかのアンコール上映があるかも。なったら嬉しいな)
私の「バニーカクタスは喋らない」の番組、
��1『偏愛と友情の』編
「鬼子母神の子守唄」
「バニーカクタスは喋らない」は
3/27(火)20:30(S) と 4/02(月)18:15(S)
��2『死と安住』編
「GRANDE ODALISQUE」
「HEAVEN」は
3/28(水)20:30(S) と 4/04(水)18:15(P)
Y 3『◯◯BALLと出発と親』編
「TERMANARTOR ─ターマネータ─」
「果てしない女」
「再生カメラ」 は
3/29(木)20:30(S) と 4/03(火)18:15(P)
会場(S)十三、シアターセブン(第七藝術劇場5F)
��P)梅田中崎町、プラネット+1
詳細は
シネドライヴKINEMIC劇場
http://goo.gl/uMwr2
それぞれについては一昨日昨日とツイッターで呟いてたのでここに転記しますm(__)m
では(^▽^)/
ツイッター衣笠竜屯(寛之) (a_qu_a) より転載。
=== 18日夕方より =======================
初上映前は何回経験しても落ち着かない。クランクアップ、完成直後、初上映からしばらく経ったあとは幸せな気分なのに。Y1「バニーカクタス…」#cd_12
posted at 17:22:22
初回上映直前は自分が何を作ったのか一番わからなくなってる。たぶん編集で深遠を覗いているから。今からお客様と一緒に観て判りはじめる。多分人の世界に還るんだと思う。Y1バニーカクタス…#cd_12
posted at 17:28:20
つか自作上映前に黒澤の「夢」なんて観るんじゃなかった。あれやっぱり傑作。最後の三本はもう一度観なきゃ。
posted at 17:36:17
=== 19日0時より =======================
シネドラ、キネミック劇場「バニーカクタスは喋らない」上映無事終了!満員御礼!プラネット+1で追加椅子が出た!夢のひとつは実現した#cd_12
posted at 00:53:09
シネドラY1同時上映「鬼子母神の子守唄」を八十川監督と映写室から観る。同じくモノノケと人の話。このモノノケも可愛くて困った#cd_12
posted at 01:14:05
シネドラY1「鬼子母神の子守唄」続き。あのモノノケは多分自然な捕食者として正しい。人と相容れないだけ。だからあのラストはあんなに怖い。愛さずには居られない人の哀しさや愛が伝わる怖さがずっしりときました。#cd_12
posted at 01:27:26
動画を @YouTube 再生リストに追加しました http://t.co/Z1bJV0lV 2012シネドライヴ「KINEMIC劇場」予告ロングバージョン
posted at 02:37:24
動画を @YouTube 再生リストに追加しました http://t.co/Rc2gZCm9 2012シネドライヴ「KINEMIC劇場」予告
posted at 02:37:56
満員でした!感謝!あー http://t.co/prpQuMpj #PINGOO
posted at 03:17:51
今日もシネドライウ゛向かいながら呟く。「キネミック劇場」Y2Y3作品18時0分20時30分からプラネット+1で。観る人が増えたらいいな。#cd_12
posted at 17:00:48
私が別の人に感じる事は実はまた別の人が私に感じた事なんじゃないかと思う。反射。赤い紙が赤い波長の光を反射しているのと似て。性格ってそんな色属性と同じとも言えそう。
posted at 17:08:12
私が別の人に感じる事は実はまた別の人が私に感じた事なんじゃないかと思う。反射。赤い紙が赤い波長の光を反射しているのと似て。性格ってそんな色属性と同じとも言えそう。ま照明の色によって変わる色
posted at 17:09:28
性格が色のように照明次第で変わるのならどういうライティングをしてその人を照らすか。背景や他の人とのコントラストやカメラ位置など面白い事が見えてきそう。と監督モードの自分は考えているみたいです(〃^∇^)/
posted at 17:17:04
目の前の葉っぱに振り回されて森が死ぬ事もある。日々感じる事より、それらをどうまとめてどう考えて、そして毎日下す決断にいろんなものがかかっている。
posted at 17:22:28
=== 20日0時より ======================
シネドライブ Y2籤引で作るテーマが決まるキネミック劇場の「GRANDE ODALISQUE」を観た。なんだこのリズム感は。救いのない話なのに心地よい25分間。それは確かにフィルムノアールの美味しい部分。美しく意味のない死。 #cd_12
posted at 02:27:47
シネドライブ Y2キネミック劇場「 HEAVEN」を観た。岡山総社の風景が隠れた主役。玄関から居間までカメラが土間を移動して主人公をフォローするなんて映像は貴重。あの空と緑と家と土の匂いがあの兄弟や人々を作ったのが伝わってきた。個人的に父方の叔父たちを思い出した。 #cd_12
posted at 02:42:01
シネドライブ Y3籤引でお題が決まるキネミック劇場「TERMANARTOR」を観た. 確かにスクリューボール・コメディ。玉の話でもある (^o^).。最初の白黒サイレントから映画史を辿っていることに気づいたら笑いが止まらなく…きっちりオトシマエつけてきた前後編 #cd_12
posted at 02:56:58
シネドライブ Y3籤引で制作する映画のお題を決めたキネミック劇場「果てしない女」を観た。西部劇?やっぱりくじの神様は居たな。女から観た現代の西部劇!失われた女を巡る男同士の旅。ものすごく説得力のある4ショットが観れた!#cd_12
posted at 03:04:26
シネドライブ Y3くじ引で制作するお題を決めたキネミック劇場「再生カメラ」観た。スター映画らしく直球勝負の世話物。小細工はなし。セオリーなんぞ破って真っ直ぐにグイグイ。主人公の悲しみを共有した。鼻をすする音がチラホラ。納める所に納めやがった。ちとくやしい #cd_12
posted at 03:17:56
シネドライブ くじ引で映画の内容を決めたキネミック劇場のY2「死と安住」編の舞台挨拶が面白かった。同じ映画学校出身の林監督と岸本監督への質問に二人の元先生が登場!いつの間にか講評になって一気にプチ映画制作講座に(^▽^)/ #cd_12
posted at 03:26:50
シネドライブ Y1 くじ引キネミック劇場「バニーカクタスは喋らない」自作も言わなきゃイカンよなぁ。スター映画のクジを引いての映画。お客様に気持ちよく映画館を出ていただくことには成功したかも。幸せになる映画としても機能しそう。が課題も見えてきた。次作るしかないな。 #cd_12
posted at 03:47:26
シネドライブ Yキネミック劇場まとめ。7本全く方向性が違う。みんなカブらないようにしてたかぁ。士気というか志は揃ってたんで粒ぞろいになった。監督みんな苦しい時はライバルの顔が浮かんでたらしい。素敵なライバル達にも自由になるための枠組みをくれた方々にも感謝! #cd_12
posted at 03:55:11
2012/03/19
満員でした!感謝!
満員でした。
ありがとうございました!感謝!
タコ殴りもされなかったです(^▽^)/
あと二回です。
27日20:30~
4月2日18:00~
明日はキネミック劇場の他の5本
大阪梅田、中崎町、PLANET+1 18:00~、20:30~
シネドライヴ、上映作品
2012/03/18
「 バニーカクタスは喋らない」上映!明日18日20:30PLANET+1 #cd_12
「バニーカクタスは喋らない」
CINEDRIVE 2012 - シネ・ドライブ - 大阪のインディペンデント映画祭Y1
いよいよ上映です!
明日18日(日)20:30~ 大阪中崎町PLANET+1
「鬼子母神の子守唄」と同時上映です。
その次は3月27日、4月2日に十三のシアターセブンで。
あと人気投票で最終日にアンコール上映があるそうです。
投票よろしくお願いいたしますm(__)m
12日~13日の夜中のシネドライヴのユーストリーム生中継は緊張しました…。
カメラに写ると緊張があまりバレないタイプらしいですが、声は上ずるわ足は震えるわで。…学校の朝会で話している校長先生はさぞ緊張するだろうなぁと想像しただけで緊張のあまり倒れてしまった事が何回かある、ド緊張しいです。
お客さんに会うためには仕方がないけれど、誰か顔役好きな人ないかなぁ(^^)
さて、今日は主演の松田尚子さんと共演者の鈴木那奈子さんについて書こうかと思います。
松田尚子さんがいかにかっこ悪くて魅力的に演じようと苦心していることに気づいたのはいつ頃からだったろうか。
撮影期間中は一ヶ月で数年分の時事件が起こるような時間の流れなのでもう判然としませんが、確かスタッフキャスト私の3人少人数での撮影の合間にははっきり聞いたのだっけ。
松田さんの映画を作る事になったのはいろんな幸運な巡り合わせが重なってなのだけれど、
松田さんが不恰好なキャラクター造形に腐心してはるのを見ながら、この役者さんが主演でよかった、これはいい映画になるなぁとしみじみ。
私はテイク数が多いという悪い癖があるんですが、演技を設計して決めたら毎回正確にやってくれる職人魂を持った役者さんでした。(もちろんテイクごとに違ったことをする役者さんも大好きなんですが、それは多分タイプの違いと、その役しだいなんでしょう)
走り方、歩き方、立ち振舞、不格好でだから魅力的で。
時間の断片が繋がって流れが出来てみると本当に主役のサボテン女に引きつけられて一人編集機の前でニマニマする日々。
全て繋いで見終わったら、最後は映画の全てを主役が納めるべきところにきちんと納めてました。
鈴木那奈子さんは最初の出会いは、撮影のお手伝いに行った映画で出ずっぱりの役で出てはった。
ずっと座ってる役、でも初めて外を走るシーン、私はカメラオペレーターしたんですが、その重心移動の見事なこと!歩く姿も良いのですが走る姿の印象は本当にすごい。
後で聞いたら小さい頃からバレエやってはるそうで、納得でした。
いつかあの走る姿、そして一瞬一瞬の瞬発力、あの顔で映画作りたいなぁと思ってました。
とうぜん今回も走って。そして踊ってもらいました(^▽^)/
今回は走る姿が(豪華なことにまったくの別方向に)美しいこの二人の役者さんの映画になって
なんと恵まれた環境なんだろうと思う日々です。
キング・クリムゾンの有名な曲に「ムーンチャイルド」というのがあります。
"Call her moonchild"
"Sleeping on the steps of a fountain"
"Waiting for a smile from a sun child."
また劇場でお会いしましょう!
本日上映「バニーカクタスは喋らない」
いよいよ本日18日上映です!
大阪梅田中崎町、プラネット+1 20:30から
��プログラム券1500円
映画「バニーカクタスは喋らない」
(同時上映「鬼子母神の子守唄」)
シネドライヴ
さてあと数時間後どんなことになっているやら(^▽^)/
2012/03/12
訃報、昭和の「ガメラ対ギャオス」に出演されていた蛍雪太郎さんが3月9日午後四時にご逝去されたようです
ガメラ (蛍雪次郎と蛍雪太郎) - 竜屯の拷問映画制作日記 神戸で自主制作映画 - 楽天ブログ(Blog)
のコメント欄にkeiさんから書き込みがありました。
昭和の「ガメラ対ギャオス」に出演されていた蛍雪太郎さんが3月9日午後四時にご逝去されたようです。
お知らせくださった、蛍雪太郎さんの姪のkeiさん、ありがとうございました。
そして
蛍雪太郎さん
ありがとうございました。
子供の頃「ガメラ対ギャオス」拝見した時、確実に子供ご頃に身近なおっちゃんと感じていました。
道路用地買収という大人の世界のお話への架け橋になってくださいました。
いらい八公さんは私の心の片隅にありました。
大人になった今思い返すと、かくあれる大人のモデルのお一人として成長の糧にさせていただいたように思います。
時に子供たちの前であの八公さんのように振る舞うことは今の私の密かな楽しみです。
たぶんそれは私一人ではないと思います。
演じられた八公は
私や私と同じように子供の時からガメラが大好きな息子の心の中に居続けます。
そしてきっとこれから「ガメラ対ギャオス」を観る未来の人たちの心の中にも。
その想いも含めて、
「ガメラ対ギャオス」を観た子供の一人として、
蛍雪太郎さん
おつかれさまでした。
どうぞ安らかにお眠りください。
ありがとうございました。
のコメント欄にkeiさんから書き込みがありました。
昭和の「ガメラ対ギャオス」に出演されていた蛍雪太郎さんが3月9日午後四時にご逝去されたようです。
お知らせくださった、蛍雪太郎さんの姪のkeiさん、ありがとうございました。
そして
蛍雪太郎さん
ありがとうございました。
子供の頃「ガメラ対ギャオス」拝見した時、確実に子供ご頃に身近なおっちゃんと感じていました。
道路用地買収という大人の世界のお話への架け橋になってくださいました。
いらい八公さんは私の心の片隅にありました。
大人になった今思い返すと、かくあれる大人のモデルのお一人として成長の糧にさせていただいたように思います。
時に子供たちの前であの八公さんのように振る舞うことは今の私の密かな楽しみです。
たぶんそれは私一人ではないと思います。
演じられた八公は
私や私と同じように子供の時からガメラが大好きな息子の心の中に居続けます。
そしてきっとこれから「ガメラ対ギャオス」を観る未来の人たちの心の中にも。
その想いも含めて、
「ガメラ対ギャオス」を観た子供の一人として、
蛍雪太郎さん
おつかれさまでした。
どうぞ安らかにお眠りください。
ありがとうございました。
2012/03/10
より目のチコ
これも編集中に精神的に助けてもらった絵本。
「扉の国のチコ」
30年ぶりぐらいに寄り目の少女に再会した。
存在は知っててでも今までなぜか手が出なかった本。
たぶんあの映画を編集する今ってタイミングが必要だったんだろうなとも思う。
いつだって世界は別の場所に開いている。
「小宇宙 鏡の淵のアリス」(中江嘉男、上野紀子;河出書房新社;昭和49年)に出会って衝撃をうけて、恋に落ち30年。
もういつの間にかチコと同じ視点の高さではなく見守る側にまわったような気もする。
あとがき読んでいるとチコやその他の絵本がまだまだ沢山あるらしい。
観たいなぁ。
でも高い。
絶版の「「宇宙遊星間旅行」(偕成社1981年) はたまにネットで古本が出ても数万円単位で取引されているみたい。
あの本の表紙写真見たらものすごく読みたいです。
どこかの図書館にないかなぁ。
��ちなみに「小宇宙 鏡の淵のアリス」は10年ぐらい前には神戸中央図書館にありました。もう書庫に入っていて出してもらわないといけなかったはず。でもちゃんと残ってたのが本当にありがたたかった。
こういう感動が流通しないのは何故だろう)
でもきっとたぶん、また映画を作っているときに、ひょっこり出会ったりしそうな気がしています。
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【送料無料】扉の国のチコ
2012/03/09
KINEMIC劇場予告編ロングバージョン
「KINEMIC劇場」予告編ロングバージョンです。
私の新作「バニーカクタスは喋らない」は
3/18-20:30 大阪梅田プラネット+1
3/27-20:30 大阪十三シアターセブン
4/2-18:15 大阪十三シアターセブン
です。
八十川組や吉田組、岸本組、佃組、佐藤組、林組もおすすめです。
今回は企画が良かった。
今日は寝てすごそうと思ってたけれど、
まだ心がざわざわ騒ぎます。
心を落ち着けるために映画を。
編集後半に横でかけてた「七変化狸御殿」をちゃんと観ました。
これ凄いな。
ワンショットで表現する技術もちゃんと身につけなきゃとおもいつつ。
映画の中身について書きだすとまた長くなりそうなのでまた今度に。
編集中は何でも良いから自分の編集ではない映画を掛けてると、入り込みすぎて編集が判らなくなるのを少しは防げるのです。たぶん他の人の繋ぎなんで客観的な見方に引き戻されるからかも。長編の長い期間の編集ではいつも何かしら掛けてます。ちゃんとは観ないながらも「この映画」ではない映像や音の断片に救われるのです。出来たら高品質のものだとさらに癒されます。
��ちなみに編集前半によくお世話になってたのは「七人の侍」でした)
まだしばらくは色んな編集が続きそうなんで「国際秘密警察」シリーズのレンタルDVDでも捜してみようかな…。
編集ではいつも音が不安。なんでやっぱりモニタースピーカー要るかなぁ。FOSTEXの安い奴でも。
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2012/03/05
KINEMIC劇場予告編
3月3日はKINEMIC劇場の打ち上げでした。
が実はまだみんなけっこう編集中だったり(^▽^)/
林監督制作の予告編が素晴らしいです。
劇場でお会いしましょう(^▽^)/
KINEMIC劇場「偏愛と友情の」編
「鬼子母神の子守唄」監督:八十川勝
「バニーカクタスは喋らない」監督:衣笠竜屯
3/18(日)20:30 プラネット+1
3/27(火)20:30 シアターセブン
4/02(月)18:15 シアターセブン
KINEMIC劇場「死と安住」編
「GRANDE ODALISQUE」監督:林知明
「HEAVEN」監督:岸本景子
3/19(月)18:15 プラネット+1
3/28(水)20:30 シアターセブン
4/04(水)18:15 プラネット+1
KINEMIC劇場「◯◯BALLと出発と親」編
「TERMANARTOR ─ターマネータ─」監督:佃光
「果てしない女」監督:佐藤麻衣子
「再生カメラ」監督:吉田勝二
3/19(月)20:30 プラネット+1
3/29(木)20:30 シアターセブン
4/03(火)18:15 プラネット+1
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