2002/05/08

「親愛なる日記」「オルカ」

「親愛なる日記」「オルカ」
TVを1日中つけっぱなしにする癖があります。
普段見ていないんだけど、隙間の時間に気づくとリモコン使ってチャンネルをあっちこっち。
こんなことをしていると、時々、2-3日に1カットぐらいの割で、奇跡のように凄いカットに当たる。

今日、さっき当たったカットは、細い路地の移動ショット。
映画のファーストシーンらしい。
たぶんカメラは車に載せて、ステディカムか振動吸収装置で固定していて、3,40km/hぐらいのスピードで道を移動しています。 その滑るように、飛ぶように移動する感じ。
どんどん流れ去ってゆく道。薄曇りの空。夏の日ざし。
と、画面の左端から走っているスクーターがフレームイン。
ずーとカメラの前にいて、背中を見せている。これがこの映画の主人公。
カットが変わると同じアングルで道だけが少し広くなっています。
またカットが変わって、都市の中心部に向かってゆくべスパ。
主人公のナレーション「夏のローマではろくな映画をやっていない」
私は、この辺でもう画面に釘付けになってました。
映画の前半はこのべスパにのっている主人公の背中を追いかけてゆく話だけ!
しびれました。
主人公が映画を見て「勝手に熱く叫んで勝手に堕落してるがいい。俺は正しく叫んで今は栄光の四十男だ」
うわわ。
凄く期待して一時間見てたんだけど、後半はどんどん普通の映画になっていったんで今見るのを止めました。
これを書き終わったら番組表で映画のタイトルだけチェックしておくつもりです。

そういやエンリコ・モリコーネの名前が出てたね。イタリア映画だしね。
なんか無性にモリコーネの「オルカ」のサントラが聞きたくなった。
もう、三十年近く前の映画だけど、サントラのレコード聞いて泣いてました。あの曲は音楽だけで泣けたなぁ。メインタイトルはもう愛の歌としか言いようがない。歌詞をつけたバージョンもイメージ崩してなかった。
映画はあんまり面白く無かったんだけどね。「ジョーズ」の柳の下のドジョウをねらったB級映画だった。
だからサントラのCDとかテープとかレコードとか手に入れることは絶望的なのさ。
うん、逃した魚は大きい。ふられた女は美しい。という事も少しあるかも。
ハッキリさせるためにもサントラもう一度聞きたい。

=== 2002/5/10 追記 ===
映画のタイトルは
「親愛なる日記」1993伊=仏
出演アレクサンダーロックウェル,ジェニファービールス
でした。
監督や撮影の名前がわからん...。今度時間合ったら最後まで見てチェックしとこう。
2002/10/08 16:08:20

EIZO-JAM 2002
5/30から6/2まで富山大で自主制作映画の上映会がある。
EIZO-JAM 2002
一昨日作ってたのはこの上映会に送るビデオテープだったのさ。
港館サイトのLinkページにもリンク追加しときました。

主催者とメールでのやり取りしかしてないんで、他の作家に紹介しづらかった。
責任とれないしね。
今回の参加で雰囲気は判るであろう。

まあ、ここでもリンク増やしてgoogleなんかの検索サイトで一つでも上の方に来れば宣伝のお手伝いになるかなっと。
2002/05/08 0:23:24






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