2005/01/11

ちょっと思いついたこと。ネタに育つかな?

さっき、眠れぬ夜の暇つぶしに携帯電話でピンボールゲームやってたら、変なことが心をよぎった。





��0年ぐらい前から10年ぐらい前まで日本で架空戦記(google)というジャンルの小説がはやったよね。





ちょっと古い話なんで少し説明すると





レイテ湾での栗田艦隊謎の反転(google)が無かったらとか、


真珠湾奇襲で艦砲射撃やって備蓄燃料を破壊してたら(google)とか、


シブヤン海で被害担当艦が武蔵(google)ではなく長門だったらとか、


とか、とか、とかの、SFの王道 たられば で日本軍が勝ってしまう話。





ブームの最初の頃の荒巻義雄(Wikipedia)とか読んだ時は


「おおお、子供の頃から ”平和と唱えよ! 戦争は悪と唱えよ!戦争について考えるな想うな!(つまりは平和をどう実現するかも...)、そんな事を考える奴は平和の敵、平和国家の非国民だぁ!” の空気で暮らしてきたモヤモヤがすっきりするぅ」


と結構このジャンル読みました。まあおんなじ空気の圧迫をその頃の青年がみんな多かれ少なかれ感じてたんでブームになってたんでしょう。


しかしあまりに粗製乱増になって日本軍が強けりゃ売れるんだろ的な、何にも考えてないバカ小説が(なぜ戦争になったのか、なぜ負けたのか、戦争という悲惨な事をどうして止める事が出来ないのか、そんな事が何にも無い)どんどん紛れ込んでブームは終りました。


��そーいや、志茂田景樹の百式零戦(...orz...つまり百式零式艦上戦闘機ということらしく...このバカバカしいネーミング、ギャグじゃなく本気なんだもの。なんのこっちゃらウルトラスーパーデラックスマン)が出て来るひどいやつ読んで、こんなん書き散らして恥ずかしくねーのか!と一人切れてた憶えが...)


まあ、SF好きじゃない人がSF書くはめになってレーザー光線と宇宙船とロボットと宇宙人出しとけばSFだろ的な何のセンスオブワンダーも無い小説が、SFが流行るたびに出て来るのと同じ事が起こったんでしょう。で、まだ手探りでジャンルを始めてた時だったんで見事に終ってしまいました。





海外ではトム・クランシーとかフレデリック・フォーサイスとかステルス艦カニンガムシリーズとかこの辺の架空軍事小説は昔から色々面白いの続いてるのになぁ。(オナーハリントンとかシーフォートのシリーズはうむうSF版軍事小説かぁ。まホーンブロアー物って事で(^_^;))


なんか惜しいなぁ。「女王陛下のユリシーズ」読んで戦争いって来たくなる奴はいないぞ。あえてそれでも軍人になる奴しか。





何か説明が長くなったけれど(何が 少し だぁ...(^_^;))





でここ数年「バトルロワイヤル」(google)(映画も旨かったぁ)とか


「リアル鬼ごっこ」(google)とかありましたよね。


基本的には現代の生活している日本に独裁者とか王様がいる設定で少年少女(というかもう青年なんだけれどね)がえらい目にあう話。


まあ天皇制が今のようでなくて、北朝鮮とか見ててそれを設定のモデルにしてたんだろうけれど、こういう考え方も出来るかも。(やっと本題だぁ)





もしかすると架空戦記物で日本が勝って戦前の天皇制が残った戦後の話とも言えないか?


物語の設定なんて昔の物が引き継がれて成長していく事もあるんで、ありえるかもと思ったわけです。





で、まあ何かこう「戦前中の日本は今の北朝鮮と同じだったんだから」みたいななんだか変な言いようを何人かから聞いた憶えもある訳です。


その度に日本に大正デモクラシーって無かったかぁ?とか、ちゃんと機能している選挙ずーと続けてやって無かったかぁ?とか、天皇が普段から国政決めたり法律作ったりしてたかぁ?とか、再教育キャンプあったかぁ?とか、第二次大戦で輸送システムがズタズタにされてしまう前に国民を何年も大量に餓死させた事があったのか?とか、街のその辺に死体が転がってる様な事態が戦争末期と戦後以外あったっけとか、とか眉に唾つけて聞いてます。


大体「戦争前のナチスドイツは今の北朝鮮と同じだったんだから」って言う奴がいない。むうう、確かにこっちの方が違和感感じやすいよなぁ。ユダヤ人やジプシーや精神障害者や先天的な障害者に対する仕打はあったのにねぇ。なんかナチスドイツよりもおじいちゃんひいじいちゃんの日本がイメージしにくくなってる変な感じがある。





それで、「バトルロワイアル」とか「リアル鬼ごっこ」書いた作者たちは書いた時青年まっ盛りだった訳です。もしかすると無意識に戦前の天皇は北朝鮮の金正日とかオーム真理教の麻原とかでイメージしたんじゃなかろうか?





「バトルロワイアル」の映画は、原作の独裁者や坂元きんぱち先生が無気力で価値観の狂った日本の大人全般の事でもある部分を膨らまして、うまく説得力を持たせてあの親たちや北野先生を作って独裁者の影を薄くした訳です。まあ監督もおじいちゃん世代だからでしょう。(でもあの監督でさえ原作者の作る毒について行けなかった部分でもあって、その辺原作の方が好きなんだけれど)





、とすると、日本が第二次大戦で大負けせず曲がりなりにも価値観とか常識とかが戦前から連続したもう一つの日本を描く事にはまだ空きがあるのかも。


年齢に関係なく普遍的無意識に説得力のあるデストピアなりユートピアが出来そう。





むううう、とここまで考えたとこで、それじゃフィリップ・K・ディックの「高い城の男」(google)の設定の日本の話でしかないじゃないかと気づいた。


むうう、とりあえず、どっとはらい。が、まあなんか思い付く事もあるかも。ちょっと憶えとこう。











--- ぐうう、Amazon.co.jpへのリンクが蹴られる。楽天広場ぁ!むうううう、ちょいと思う所出来てしまいました。






2005/01/01

あけましておめでとうございます

まあこんなぼちぼちな日記ですが、どうぞ今年もよろしくおねがいします。





  2005年元旦






2004/12/25

お久しぶり

どうにも...書いてないとネタが無いです。(^_^;)





今年はNORADのサンタさん中継にゆーたんも大喜びしてました。


そーくんも来年は小学生。いつまで信じているか。


そーくんは図鑑とファンタジーが大好きです。いつまでもサンタクロースを楽しめる大人になってほしいなぁ。





では






2004/11/09

Firefox1.0

Firefox 1.0がリリースされた。


が、今は時間取れないので試すのはまた今度。





むう。...日記が月刊化してます...。






2004/10/09

眠れぬ夜のために

ここんとこ眠れない夜が多くなってきました。





久々に日記を書いてます。


またもや、お久しぶりです。かなり書かずにいました。m(-_-)m


お久しぶりになってもそう罪悪感を感じずにすむのが、私にとっての日記の良い所かも。


人間相手だとこうはいかん事がままありです。





時々沈黙したくなります。そういう時が一番出すべき何かがたまってくる感じもあり、そういう感じも結構すきです。


何かの引き金が動くのは他の人と関わっている時だけど、燃料を貯めるためには孤独な方がいいのかも。


まあいつでも爆発を起こそうなんてことを企んでいる悪の秘密結社、もとい監督、なんてやってるからいつも材料をそろえなきゃなどとこんなことを思う訳です。





こういう奴なんで、よく「わがまま」と言われます。もう子供の頃からずーと言われ続けてきました。


色々反省もしてみたけれど最後の所でピンとこなかったです。


結局最後には、たぶんきっと性格に欠陥があるのだろうなぁ、でも何処が悪いのか良く判らない。というまるで新聞の人生相談欄みたいな事になります。





そーくんが生まれて育児(つーかそーくんの人生のスタートに付き合ってるという言い方のほうが実感あるダメ親です)しつつなんとなく判って来たことがあります。


たぶん「わがまま」と言ってくれた人が見ている世界のある部分が私に見えない。で私が沈黙に見る世界もみんなが見えている訳ではない。


まあこの世界をすべての角度から見れる存在なんていないわけで、あなたがこの世界を見る切り口と私がこの世界を見る切り口の角度は必ずずれているわけです。この今も。





その差で会話が面白くなったりもするわけですが、対話で認識の溝を埋めるという事より違っている世界を想像出来始めるのが一番良い会話ではないだろうかと。


そーくんにつきあってきて、案外その差は埋めるまでもない事が多かったです。同じ世界を見ていると思い込んでたりすると、けっこう問題が起こる事がありまが、差があるかもと気に止めてると良い関係が保てた利します。とりあえず相手の世界を誤解でも良いから想像してみるのが良いのかも。





まあ、そんな事が判って来た気になってるんでしばらく「わがままです」って事で生きてみます。





どっとはらい。






2004/09/12

まだカタコトのゆーたんと喋っているとこんな事になったりもする

にゃあ、にゃあ、ねこさん。


ねるこはだぁれ?


ねむるこどもは子猫さん。





にゃあ、にゃあ、ねこさん。


寝る子はだぁれ?


眠るこどもはゆーたん。









2004/09/05

もう少しで、いや、もう危険な場所にいるよ。

今朝こういうメールが届いてた。


###################################


SUBJECT: あいよ!


この前やっとケーキ作りを始めた訳ですよ!


ショコラってどうかなと思ったんだけど以外とカンタンにスポンジ上





手に作れたよ♪生クリームもできたし☆


結構ひとりで嬉しがってたり\(^o^)/


私ってもしかしてお菓子作りのプロ!?





とか思ってたけど。。。。


食べてみたらガナッシュにブランデー入れすぎたよ(-_-;)


次こそちゃんと作ってやる~o(>_<)o


###################################



むう、誰だったっけ?と差出人を調べましたが、どのアドレス帳にも無い。


メールヘッダをよく見ると


Date: とか、X-Mailer: ,Mime-Version: ,Content-Type: ,Content-Transfer-Encoding: が入って無い。


もしやと、Googleで差出人アドレスを検索したら、最近出てきた spam メールでした。(^_^;;;


巧妙になったもんだ。


もうちょっとで「誰?」って返信しそうになった。orz





が、ここで安心してはいけない私の行動。


前に来たすこし不思議だったメール。


###################################


SUBJECT: こんにちは


この前はありがとう


あの後いろいろ考えたんだけど


自分の考えを貫くよ


また話聞いてもらってもいいかな?


またメールするね


###################################



これもGoogleで検索したらspamメールでしたぁ。


うわぁ、知人からと勘違いして返信しちまってた。○| ̄|_


これで向こうというか、どこぞの闇のリストには私のメールアドレスはまだ活きている事が判ったわけで...。


バカです。はい。





むううう。


��今、横にいるそー君曰く「うが三個」)






2004/09/01

Googleニュース

Google ニュースがベータ版で始まったらしい。


これ良いかも。


一つのニュースサイトからもらうんでは無く、沢山のニュースサイトの検索に徹している所がなんとも便利そう。





なんか流行りらしいblogみたいだ。まあ根がミーハーだからよしとしよう。(^_^;






2004/08/30

捕まえられるモンなら捕まえてみな

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン この間DVDで観ました。





予告編はどっかで観たような気もするけれど、全く興味がわかず、今まで観てませんでした。


損してたかも。


なんでいまいち私の周りでは影が薄かったんだろう。これぐらい良い映画なら一つ二つ良い噂も聞きそうなのに。





久々にスピルバーグの粋な所を観た。若い頃の感じ。こういうのまだ作れたんだぁ。さりげなくさりげなく、気づいたら観客をひきずり回してる。良いなぁ。


ほんとこういうさりげなく軽そうで深い感じはスピルバーグ独特。それも巨匠になってからはほんのたまにしかやんないから、貴重だぁ。今回は一本まるまるだもの。





クリストファー・ウォーケンのお父さん役。最初、またもやお父さん役かぁと思ったけれど、これが良い味。優しさと不気味さと繊細さ爆発してます。


こうでなくっちゃぁ。出て来る奴の中で一番の悪者っぽい所がなんとも良い感じです。


マーティン・シーンも豪勢だねぇ。





観ているうちにレオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスがルパンと銭形の父っつあんに見えて来たり...。宮崎駿の「カリオストロの城」あたりはチェックしてたのかなぁ。ありえる。と想像しちまいました。(^-^;





オープニングタイトルがもう懐かしいソールバス風のアニメなんで、これはネタがネタだからヒッチコック風なのをやりたいのかと思っていたら、冗談判んない堅物の捜査官と何でもありの天才肌の若増の掛け合い。二人ともお互いが生きがいになっちまって...なんと、ルパン三世だぁ! (^o^)/





主人公が捕まるあたりからもう、渋すぎる画面に泣きそうになってました。あの妹がぁ。仕事場がぁ。ショーウインドウがぁ。通路がぁ。せつない。


そこまでやってそんな良い落ちが出来るのかぁ...確かによく考えれば...出来る。そうか60年代版クラッカー小僧って事にしたのか。そういう事件も一杯あったから。なるほど人物の造形に説得力あるなぁ。ミトニックとかね。





んでエンドタイトル。監修を本人(詐欺師な主人公のモデルになった人)がやってるのがしみじみホノボノさせてくれて良いんだ。


なんでホノボノ?と思ったあなた。そのあたりのスピルバーグのウルトラC難度(死語だ)魔術は観ると楽しめるよ、きっと。





「ルパン三世」の良く出来た話が好きな人は観て損した気分にはならん。


スピルバーグは「激突」とか「カージャック」とか若い頃のが良い、せいぜい「ジョーズ」「未知との遭遇」までだぁ。それ以降はむうう... 「E.T.」?「プライベートライアン」?「シンドラーのリスト」?「マイノリティリポート」?...悪くはないけど、むうう ...あの味わいがない。ってな人にはぜひお勧めかも。





伏線張り魔なシナリオもいいなぁ。





良い映画を観ました。









2004/08/18

ごぶさたでした._(-_-)_

二カ月以上書いてませんでした。


むううう。時々あります。こういう事。_(-_-)_





港館NGサイト改造して左メニューなど作ってみました。


むうう未だにdtmlがピンときてない...ページテンプレートも同じ事。zopeを判るにはpythonの世界を勉強せねばならんのかのぅ。


むうう...というか、オブジェクト指向が判っているのかとても怪しい今日この頃です。





何か月か前にある掲示板にあった書き込み。うろ覚えだけれど。


「棒にふらぬ人生などあるものか。どうせ棒にふるのなら...(^-^)/」


(...の意は、”好きな事で棒にふろう”って事みたい)


座右の銘にしたい。記憶に焼き付きました。


ではまた。









2004/06/08

2才児のオリジナルソング

最近ゆーたん(2才2ヵ月)は買物に行くのが楽しいらしい。


ご機嫌で行きます。


で、ご機嫌になると歌が出ます。





今日は曇り空を指さして、


ゆー「きんぎょさん」


父「雲さんだよ」


ゆー「くも、きんぎょさん!」


父「...ああ、それは失礼しましたぁ。雲の金魚さんがいたんだね。」


で、それから、ゆーたんは「きんぎょさん、きんーーぎょ、きーーんぎょ♪」とスーパーに着くまで金魚さんの歌を作ってましたぁ。


どうもメロディーもオリジナルみたいです。(^^;)





まだ二語文がやっとなゆーたんと親馬鹿親父でしたあ。






2004/06/07

コカコーラC2飲んでみた

今日晩御飯の買物に行ったらコカコーラC2が並んでました。


ああ、今日発売だったなぁと思ったら、つい買ってしまいました。(^^;)





ちゃんとコカコーラ味のローカロリーコーラが売りだと思ってました。


が、飲んでファーストインプレッションは、「別物のコーラだ」。


コカコーラじゃあ無い。ペプシでも無し、弱小コーラの一つみたいな印象。





正直最初は美味しく感じなかった。


が、まあ、ソーダって飲んでるうちに美味しく感じるようにもなるから、案外飲んでると印象が変わる味かもしれない。


が私、ドクターぺっパーが美味しい人なんで、もしかすると味覚が変態かもしれない。人と味についての意見が分かれる事も多いし、あんまり信用しないで。(^^;)





コーラと言えば一度飲んでみたいのが、黄金色のインカコーラとクラウンコーラ(もちろん「タクシードライバー」の様にXXXXXな映画館でぬるそうなやつが理想かも(^^;))


まあ、どっかで見たらまた手を出してしまうかも。






2004/06/05

妄想が広がってしまいました。(^^;)

この間からニュースで延々取り上げられている小6の殺人事件。


あんまり書くのは良くないだろうと思うけれど、私も良い人間な部分だけでもないんで書く。





事件自体はまあある事だろうと思う。自分の小6の頃思い出しても喧嘩で手加減なんてまだ憶えてなかった。自分の破壊力を自覚した時に殺しちゃいかんだろうと手加減を憶えていくんだろうけれど、小6では喧嘩になっちまったら頭に血が昇った状態でそれを自覚できるとこまで成長してなかったって不思議じゃない。





しかしTV観ているとものすごく不思議な事が起こった様に報道してはる。


本当に今まで日本で子供が喧嘩の上で人を殺した事、そんな事が起こった事は無かったのか?


どうにも嘘臭い。





最初の日のニュースはそれでも加害者、被害者の心のありように安易にレッテル張るのは注意深く避けてたのが、段々日が経ってゆくにしたがって何とかレッテル張ってみて面白い物語を作ろうとしてる気が。


おい両方共子供だぞ、そんな非道な事していいのか?とニュース観るたびに不快感があります。





まだ自分にも同じ状況になったら人を殺すかもしれんとの想像力があって、もちろん殺された側についても、同じ立場"でも"見てみようとする事が出来る人の意見には怒りは感じない。こういう立場に立つ人は専門家に多いみたい。


怒りを感じるのは「私は殺意を抱いても殺した事はないしこれからも人を殺す事はありえない!」と何の根拠も無く思っている立場の言葉。そういう表現が私の心には痛い。


曰く「最近の子供はバーチャルとリアルの違いが区別出来なくなって来てる...」「最近の子供はキレやすい...」


最近の風潮とか最近の社会とか自分では無いと暗に言ってるのがポイント。


もちろん或る種の娯楽としてそういうのがあってもいいけど、テレビみたいなマスメディアの強力洗脳装置でやられると、止めてくれと思ったりする訳です。


そうして二人の人間やその関係する人々を人間ではなく登場人物としてゆく。物語の登場人物は人間では無い。


成人で加害者ならまあしかたあるまいとも思うが、今回は被害者も子供、加害者も子供だぞ。





なんかTVが最も危ういバーチャルリアリティになっているのかもと思う、1984年から20年たった今日この頃。






2004/06/03

夢見る機械

このあいだ日記をサーフィンして、


楽天以外のサイトで映画ファンの人の日記を読んでました。


結構鋭く観てはるなぁと読んでいたら、こんな感じの言葉が目に飛びこんで来た。


曰く「映画は純粋にストーリーを楽しむ」


...言っている事は判るし、もうそういう事なんだろうとも思うけれど、


でも、やっぱり草葉の陰でエイゼンシュタインさん(google)の高笑いとジガ・ヴェルトフさん(google)の悔し泣きが聞こえてきそうな気が...。(^^;)


(一応二人並べて検索(google)


昔の映画論の本で「映画は演劇に占領されてしまった。新世界は演劇の植民地に成り下がった」というような内容を読んだ覚えがある。


まあ、映画という機械というかシステムの核は"動く画"な訳で、後から音が付き。...んで大体今のような感じになった訳です。


映画が発明された頃当然これを何に使うのか?という悩みはあったんで、まあとりあえず観て面白そうなものを映画にしようと色々やってたわけで、


そのうちサーカスを撮ってた奴が途中でカメラを止めても流れが出来る事を見付けて編集が始まったり、舞台を撮ってた奴が良いとことで役者のアップを撮る事を始めたり、


どんどん舞台風の物語を映画に取り込む。悪く言えば寄りかかる事になっていった。


当然それに対しては"動く画"としては不純だぁー!もっと純粋に"動く画"の見せ方を作らねばいかんのじゃなかろうか?という動きも起こり、細々と今も続いているのです。


そう言えば今年のカンヌで日本の実験映画が賞とってたなぁ。監督曰く「私の作品に物語はない」風景のみで構成された映画らしい。


今の映画もその二つの方向の緊張感で先に進んでいって新しい表現が出て来るのもよくある事です。


マトリックスのタイムスライスって80年代に日本の実験映画で観た記憶が...。とても面白い映像、あれを物語に取り込んだんだねぇ。


さて何が純粋な映画なのか、私は未だに判らないままです。(^^;)


どうすれば映画を楽しむ事になるんだろう、これはずっと探し続けています。きっと死ぬまでね。





そうしてあの言葉によって「太陽が凍るまでに」を作る意味がほんの少しだけどまた一つ出来た様な気がしてます。


映画作りで、この一人の荒野にいると、こんな事まで悩んだり、こんなちょっとした事で助けられたりしてます。(^^)





あ、ジガ・ヴェルトフの「カメラを持った男」のDVDが出てるぅ!?欲しいぃぃ!


むう今月は色々物入だから、来月にしとこ。(^^;)






2004/06/01

まあ

ネットでデジタルビデオの編集の調べものしてたら、もう丑三つ時をはるかにすぎている。


前々から調べてる事ののヒントが見つかったんで、時間を忘れてた。


さて、もう寝なきゃ。


まあ、前回の日記も残しておくことにしよう。






2004/05/28

むうううの意

晩酌終って普段ならもう子供らと寝るところです。


が、なぜか日記書くページを開いた。


何も書く当ては無く、


こんな文章を書いていいものかと思いつつ、


真っ白なウィンドウの入力フォームに向かっています。





告白すると今この瞬間、


何かを語るだけの気力はなく。


かと言って無言で生きる強さもなく。


駄文と判りつつもそこから離れる事もできず。





こういう時はただすべてを眺める事だけしか無いとは思う。





きっと明日にはこの書き込み自体を消すかもしれず。


でもそれでも、


今日も明日も必ず生き残ってやる。との思いだけは抱えてる事でしょう。





酔った言葉失礼しました。






2004/05/27

港館NGサイト

とりあえず昨日と今日で港館ホームページ港館NGサイトへのリンクと説明のっける。


細かいページは後回し。とりあえずメニューにボタンとフロントページにリンク。


久々にフロントページの中身いじる。まったくコードを忘れてた。我ながらなんでこんなややこしいコードを書いてしまったのかと思ったり。よーく眺めてみると、確かにこのコードで理にかなってはいると思ったり...。むううどうにもコーダーとしての自分の弱点をこの歳になって突き付けられたような気分です。






2004/05/21

中年の危機

この間書いた中年の危機


居酒屋で女友達と数時間ウダ話してウォッカをストレートで三杯飲んだら、乗り越えちまったみたいです。


とても簡単なわたくし。


とりあえず何事もなく平和な解決で良かった良かった。


むう、本当に男性としてそれで良いのか?って事は置いといて(^^;





まあこうやって死や老いに恐怖を感じつつ歳を取って行くのかなと思いました今日この頃。






2004/05/18

なにを書くのか判んない時が来た

今日は久々に一人の夜です。


ふうー羽が伸ばせるぅ。


ホントに静かな夜は貴重です。


こういう時はキーボードに天使が降りて来る。


良い天使か悪い悪魔か。


心の中のもう一つの世界から降りて来る。





何かを表現する、ある世界を作り上げるって事はきっと、


何かを裏切る事ではある。


良い裏切りと悪い裏切り。


私が生きてゆくのにどうしても何かを裏切りはする。


出来れば誰かを幸せにする裏切りであって欲しい。


私がやる裏切りならばそうあって欲しい。


私が、私が、わたしが...。


私が何かを愛さなければ愛はない。


あなたに愛をあげる事は出来てもあなたから受け取る事は出来ません。


たぶん舗装された道路の下を見る事はもう誰にも出来ない。


たぶん暗闇を見る事はもう出来ない。


人形は人形のまま。絵は絵のまま。魂を持つ可能性は奪われた。


みんな知ってしまったから。


それがそのままあるだけの物語。


恋も愛も神も異星人も、ただそこにあるだけ。


ある言葉はリズムだけになり、


ある言葉は意味だけになり。


解釈は許されず、


本当に狂う事も許されず。


ただ演技とダンスがあるだけ。


もう飽きたよ。


次へ行こう。そう次へ行こう。


今度は物語を判ったまま作るのさ。





むううう、今日の奴はちいとひねくれてる奴か。


なんかここのところ、優しいのが出て来ないなぁ。


あー浮気でもしてみてぃやい。(...嫁はん見てないよね...うん天使が...私の中のうた歌いが...ちゃんちゃん(^^;)






2004/05/17

Re[2]:おお!(05/17)

この間録画しておいたスタートレック エンタープライズを見てました。


エンタープライズ(NX-01ね)のコックさんが病気になってホシ・サトウさん(女性)が船内食堂の料理を作るエピソードがありました。


彼女がディナーに作るのがサトウ家秘伝のおでん。


ちらっとテーブルが写ったら、ちゃんと枝豆とお銚子もついてましたぁ。


...ホシさん、あんたいい嫁はんになる!


しかし、その後みんなお仕事に戻ってった...。おいアルコール飲んでクリティカルなシステムいじりに戻るのはやめた方がぁ...。





まあスタートレックシリーズ、異星の料理が一杯出て来る。ボイジャーなんかコックさんが異星人なんで消えモノのディテールも楽しいです。


なぜか竹輪をものすごく貴重そうに並べてたりとか...。





うん世界をまるごと作れるのもSFの醍醐味。


ウダ話でしたぁ。