400
あーカウンタがもうすぐ400になりそうです。
お越しいただいてありがとうございます。
最近ちょっとテンション落ちぎみだけれど、がんばって書け!>オレ
読んでくれる人がいるからさ。
2002/02/26 3:47:42
ウルトラマン
この前の日曜日、そー君と「ウルトラマンガイア 映画版 超時空の大決戦」のビデオ見ました。(正確なタイトルは忘れてしまった...)
期待しないで見たら、
おお、面白い!
そうかーそういう手があったか!というお話でした。
特技監督も兼ねてる監督の小中和哉って8mmで「地球に落ちてきたくま」撮ってた監督だよな、きっと。
そういえば、この監督が16mmで撮った「星空のむこうの国」って映画の話もこのネタ使ってたような...。むう、昔見た映画だから記憶が曖昧だ。
しかし特撮がかっこいいね。
この人にかかるとCGも”特撮”っていう雰囲気が匂う。
凄い。
見せ方がかっこいいのかな。
これが写ってますって特撮が多いのに、この人は”こういう感じがやりたい!そのために特撮使う!”ってのがビシバシ伝わってきます。
なんかこの監督(かこの監督の兄さん?)が作ってたつくば博(だったっけ、記憶が曖昧、むうボケが始まったかの)用の短編映画思いだしちまった。宍戸城が空飛ぶ海賊船の船長やってた映画。
あれも、なんか、かっこいいカットがあったな。
亡びかけた世界でマンションの一室のTVに「警報」って字が大写しになってる静かなカット。
かっこよかった!
あの味だね、この映画のかっこよさも。
トリュフォーいわく、カットの味わいで監督が判るってのは、名監督の証拠だそうだ。
今回の映画を思い付いたままに書くと
オープニングのブラックアウトとその後の処理!
むう、ホントにドキドキしちまった。
その後のあれで”この映画はドーなっちまうの?”といっぺんで引き込まれた。
戦闘機が初めて登場するシーン!
叫んじまいました「カッコイイー!」って
(そー君はウルトラマンが出てくる度に「カッコイイー!」の父の叫びをまねしてました)
いやホント、かっこよし。
ヒロインの初登場シーン!
うあああ、このカット好み!
「ウルトラマン映画?どうせウルトラマン出してお茶にごして子供むけ商品にしてるんだろな」と思っていたワタクシ、激しく猛反省。
このカットで大マジだって伝わってきました。
子供向け映画、マジで作ってはる。本気で感動させる気だ!
じゃなけりゃ、こんなややこしいイメージつくらんだろう。
子供は子供なりの性を抱えてる事から逃げとらん。
我夢さんが街をさまよう所。
このギャグに大笑い。
そうか、こんな手ありかー!って。
ウルトラマンの秘密をこういう風に使う。
うーん今思い出してもにやけてしまう。
ラスト!ラストォォォ!
いや、そりゃラストのエピソードは破綻してるよ、強引だよ。誰でも突っ込めるよ。
でも、そうわかってても感動しちまった。
もう、ラストの戦いから涙こぼれそうになってたよ。
うまーく乗せられてしまいましたよ。
映像の力。音の力。セリフの力。
とても幸福でした。
キチンとあのオープニングに意味があったんだね。
それから、それから、エンドタイトルロール後。
(いやこれ間違い。そー君ともう一回見たらエンドダイトルの真ん中あたりまで続いているラストのエピソードでした、勘違いしてた)
うん、このオチ、いい!
もう、もう、もう!
いや、これだけは興味あったら自分で見てくれー!
オイラがここで書くなんて失礼な事は出来ません。
あ、そうそう、ウルトラマンガイアのTVシリーズ見たことないんだけれど、
TVのレギュラーはほとんど出てきません。
隊員達も通信オペレータやってた二人と、司令官、幕僚(?)しか出てきません。
TVシリーズも見てみようかな。
むう、この映画は、大名作って訳では無いけれど、
とても映画の楽しさを感じさせてくれる映画です。
こういうのが埋もれてるから、色んな映画が見たくなるんだ。
ま、でもそー君がそれなりの歳になった時、父のようにピンク映画のある監督にほれ込んで、タイトルで見当つけて成人映画館はしごするような楽しみを見つけるんだろうか?
むう、そういう楽しみを見つけてたら何も言わずに心の底で応援しよう。
うむ、好きな物があってマイナスも判っててあえてオタクな世界に行くのも幸福な事であろう。
2002/02/26 3:47:42
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