2010/03/24

ちょっとおバカな夢をみた




夢の中で…





シナリオが出来上がった。


打ち合わせの席で机の上に置かれた原稿の束。メモや付箋紙がたくさん挿んである。


完成稿。ふう、とりあえずこれで行くぞ。





打ち合わせが終わって、一人で帰り道。


ああ、もうキャスティングも進めなきゃと思う。


前から一緒にやろうと話してた女優さん、あの役ならぴったり、いい感じになるなぁ。


歩きながら携帯で電話してみる。





私「もしもし、私です。えーと、前にお話ししてた映画のこと覚えてますか?…(略)…でやっとシナリオが上がったんで、どうでしょう?まだご興味あります?」


「ハイ。ゼヒ。デタイデス」


私「んじゃ、シナリオもっていきます」


「…ムニャ………」


私「…あー、もしもし?…もしもし?」


「………」


この音は微かに寝息かな。


ろれつがおかしかったし、酔っ払ってはったのか、寝てはったのかな?





んーいちど改めようかな。


切ろうとしたら、


すこしテンションが低い男の声で


「もしもし」





あ、そういや結婚してはったなぁ。旦那さんか。


私「あ、どうも、お世話になってます」


旦那さん「…ごめんなさいね…、なんか携帯持って寝てまして…ここんとこ体調良くなくて…」


私「あー、そうだったんですか」


旦那さん「…映画のお話ですよね?」


私「はい」


と旦那さん相手に一応の状況を説明する。


話してる間に駅について、ガラガラの電車に乗って話してた(夢だから。現実ではそんなことしないです。)


旦那さんも映画の話は聞いてたみたい。でも体調悪いのも心配してはるのが伝わってくる。


駅に着いて、バスに乗り換える。





旦那さんも少しろれつがおかしい。二人で飲んでたのかな、でも二人共疲れてはるなぁと思う。


私「うーん、じゃあ今回は一応白紙にもどして改めてまたって事にした方がよろしいんでしょうか」


旦那さん「…あー、でもその映画はとてもやりたがってましたから…」


私「ああ、それは。はい、こちらも同じなんです。うーん」


旦那さん「…うーん…」


なんだかなかなか話が進まない。





と、電話の会話の向こうで微かに件の女優さんの寝言らしき声「…もう…」


寝言「…えっち……なぁに…して…る…ん…」


「…」


旦那さん「…あー、ちょっと起きたみたいで……ちょ!ちょっと待っててください…」


どたん、がさごそ…なんだか分からない音…


なんかまぁ、人の寝室を覗いちまったみたいな気分。





このまま切った方が良いのかなぁと悩みつつ、耳を澄ませてることに気づく。


バスの窓の外に意識を向けると、そこには午後の青い空が広がってた。


膝にはシナリオ原稿の入ったカバン。


耳には思いがけず闖入してしまった夫婦の私生活。





ああ映画を作るってのはいつもこういう事なんだよなぁと、


空の深い色を眺めながら、


バスに揺られてました。





バスは街の中央部からへりに向かってガタゴト進んでゆく。






えーと。うん。なんか恥ずかしい夢をみたみたいです…。


一応おことわりを、登場人物は自分以外は特定の誰かではないです。


いやあ、起きてから一人赤面してました。何より俺は自己中だなぁと。映画を作るときはさらに酷くなる。


迷惑かけるのも程々にしとけよと無意識が自分自身に語ったのかもしれません。









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