フロムアース、トウムーン
さっきNHKで「人類月に立つ」ってドラマやってました。
ながらでちゃんと見てなかったんだけど、
「月着陸船スパイダー」の回が良い感じ。
思わず途中から手を止めて見入ってしまった。
1時間のドラマで月着陸船の製造だけをやる。良い手だ。
こういうそぎ落とし方好きです。「アルカトラズからの脱出」「大脱走」の手だ。
(「大脱走」のことセリフでいってたね。責任者が休み時間にしてる事が、工場の壁に向かって一人キャッチボール!)
映画で物語るってこういう事なんだと思う。
マイベストシーン
着陸船の製作が大幅に遅れていて、会議を開く。
で、責任者が言う。
「間に合うのか?ダメだったら俺は貯金おろして南米に引っ越さなきゃならない」
各部門の責任者がくすくす笑う。
で各部門が一人ずつ「何とか大丈夫」と報告していくが、
最後の一人が「ごめんなさい...。あと3週間いります」
で会議室の面々がざわつく。
中の一人が責任者に向かってニヤリと
「引っ越し先、ボリビアはどうです?今頃はいい季節ですよ」
責任者「.........」無言。
シ-ンと静かな会議室。引き画のまま、
責任者「......それがしゃれにならん状況なんだ...」
フェードアウト。
笑わせられました、で緊迫感高まるってるし、引き込まれてるし。
良いシーンでした。
(個人的に思い当たる事をいくつも思い出したのはおいといて...)
2002/02/26 3:47:41
DV編集
今寝る前に
こういう風にしようかとかあそこであんな事を試そうかとかを 楽しく 考えている事に気づきました。
ああそうか、最近こういうこと考えるときに楽しくなかったんだなぁ。といまさら気づきました。
はい、こういうのが私の言う"監督病"です。
映画作ってみたいと思っていた頃はこういうことが襲ってくるなんて想像出来ないので、映画作り始めて間もない頃(1,2本完成させるまでですね)にこれで映画やめる人が多いです。
ここを耐えればいいことが待ってるんです。はい夜は必ず明けます。日食は必ず終わります。
必要なのはそれを信じるか知っている事ですね、きっと。
2002/02/26 3:47:41
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