2002/07/01

朝の戦場 -「恐るべき子供達」(あれれっ!?、ファーストシーンは思い出せるけれど、後の話は原作で読んだのしか思い出せない?この映画を本当に私は見たのだろうか見なかったのだろうか)

また月曜日が始まりました。
平日の朝は我が家では叫び声と怒号が交錯する戦争が行われます。
戦闘に参加しているのは、そー君と私。

母と赤ん坊のゆーちゃんが出かけた後1時間ぐらいして、目覚ましが鳴ります。
まず父は三十分ぐらい目覚ましと格闘します。
そー君は起きません。
そこで父は外交努力で戦争回避をはかります。
父「そー君そろそろ起きないと保育所に遅れるよ」
そー「すーすー(寝息)」
交渉のテーブルに付かせるためにちょっとした実力行使をせざるをえません。
父はそー君をだきかかえます。(そー君の言い方ではこの時のだき方は"お姫様だっこ"だそうで...)
たいがいこの実力行使でそー君が目を開きます。
そー「ねんねするのー」
さてやっと外交交渉です。
父「下の(リビングの)ソファーでねんねしよ」
この双方の利益を考えた提案(父の策謀とも言う、ソファーに行ったら遊びたくなるそー君を知っている)に、
返事はたいがい
そー「やっ!そーくん二階でねんねするのぉぉ」
説得にかかります
父「うん、眠っててもいいから、ソファーでねんねしよ」
そー「いやぁぉぁぉぁぉぁぉぁ!!!」(だんだん声が高くなってきてます)
策謀というか提案の裏をよまれているようなので、父は方針転換。
父「砂場で遊ばないの?保育所の鉄道のオモチャでみんなとあそばなーい?」
そー「...や。そーくん、ほいくしょいかないのぉぁぉぁぉ!!!。ベッドでもっといっぱーいねるのぉぁっぉぁっ!!!!!」(父は耳もとでの大声の中に超音波成分のうねり音が聞こえて来る気がしてきます)
これは外交交渉での歩みよりが見込めないと判断した父は更なる実力行使へ。
そー君を抱きかかえて寝室から出て階段を下り始めます。
そー「うぎゃぁぉぁっぁぉぁっぁー!やぁぁっぁぉぁっ!、ぎゃぁゅぁぇぁぉぁぇぁぃぁぅぁゅぉ!!!!!!!」(もはや言葉は意味不明のギャオス語)
で、この辺でそー君が自衛権を発動して反撃。手か足が父に飛んできます。
父「ごぉらっっっー!」(...怒号です)
外交交渉決裂の末お互いに”ニイタカヤマノボレ”状態に。
あとはそー君のギャオス超音波攻撃と父の保育所の用意攻撃の応酬です。
しばらく叫び声と怒号が交錯する戦闘が続いたあと、そー君は超音波攻撃に疲れて来て停戦に応じます。まあ停戦条件は交渉で毎回変わるのですが。

といつもはこの毎朝の戦争があるのですが、今日は目覚ましで起きて
そー「とーさん、ほいくしょいこ」
嬉しいぃぃ。今朝は平和が保たれました。

戦争と平和のあとは、父とそー君であさごはん競争して、歯磨き競争して、お着がえ競争して、靴はき競争して、最終戦は保育所まで競争です(もちろんこの時は車が見えたらセーフティーカーが投入されたとしてレースが一時中止になる絶対のルールがあります)。

朝のこれが無事に終わると父はくたくたです。
母が朝のそー君のめんどうをみる時はそー君がちゃんと自分で起きてきてたそうです。
ナゼだぁ!?

あ、昨日6月30日の夜2か月のゆーちゃんが初めて笑い顔をしました。
いつかゆーちゃんも朝の紛争に参加する事になるのだろうなぁ。

親馬鹿してます。(^-^;;;






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