こういう写真を撮ってると案外恥ずかしいです。
想像してみると。
人通りのない暗い夜道。
向こうから男が歩いてきます。
なぜかその男は腕を一定の速度でぐるぐる回してます。
次には十字を切るような動きをしだします。
何かの儀式のように。
だんだん近付いていくと(あなたがその男を見て逃げ出さなければ)
その手の先にはカメラが握られているのに気付くでしょう。
そりゃだれだって「ん?、なんだろう?…あー、見ちゃダメだ見てちゃダメだ…」ってなりますよね。
ええ、本当に…お二人ほどそういう反応だったと思います。
不思議な儀式をやってたその男が言うんだからけっこう真実味があるでしょ?
うん、まあ、…バルブシャッターとか長時間露光とかスローシャッターな撮影とか大好きです。
映画でもやったりしてます。ふだん秒24コマや18コマにセットされているガバナーやスピードコントロールを秒2コマとかに合わせたり、クランク取り付けてゆっくり手回ししたりしてると、それだけでワクワク。
ブレも大好きです。
こういう視覚もまた世界が見せる一つの貌。
人間が見ているもの、知っているものはこの世界の一部分なんだろうなぁと。
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