2010/10/31

マスターショットとかぶん廻しで撮った画の編集




SONY Vegasでマルチカメラ編集って機能があります。


ショット数が多いシーンで使いました。


全部のショットの画がいっぺんに再生されるので、アクションとリアクションの対応の検討がとてもしやすい。微妙な表情を拾いやすいです。





がこれ、


文字どおり複数カメラで同時に撮影した素材とか音楽やプリレコードしたセリフに合わせて撮影した素材とかの、


完全に全てのタイミングが一致した素材を念頭において設計してるみたいです。





テイクを変えていくつかマスターショットを撮ってアングル変えて撮ったショットやアップ、追加ショットなんかだと、当然みんなそれぞれ細かいタイミングがばらばらです。


それぞれ使う部分のタイミングを合わせていくのですが、マルチカメラ編集機能に入ってしまうと簡単にそれぞれのタイミング調整が出来ない。


タイミング調整したいショットをアクティブテイクに出してトリムツールで開きなおして、タイミングで選択し直して、右ドラッグでテイクに新しく追加しなきゃいけません。


うわあ書いてても面倒。ものすごく時間がかかってしまいました。


せっかく演技やいろんなイレギュラーなタイミングを合わせるのが簡単で早いVegas使っててこれは本末転倒だ。





これテイクに登録されたのをもう一度トラックに展開してそこで、分割・移動してまたテイクにまとめられるとか、


反対にテイク編集じゃなくて、指定した複数のトラックをマルチビュー出来て、指定したトラックを現在のカーソル位置基準で一発で狙ったトラックにコピーしていけるとか、


そのどっちかで出来たら、


とってもマスターショット撮影した素材の編集が簡単で早く出来るのに。





マスターショットでアドリブありありな撮影が好みな私は、


まずタイムラインにマスターショットをおいて、


その上のトラックに切ったカットを乗せていくのだけれど、


これだとどうしてもこちらの意図と思い込みが優先してしまう。


本当は役者さんの微妙な反応、かすかな目や手や表情の動き、そんなものを生かしたいけれど、


その瞬間瞬間が4ショット以上あると、全部ひとつひとつ調べるのが大変です。


しかもそれぞれのリアクションの対応関係を見定めようとするとどんどん複雑に。


いっぺんに再生してそれぞれの関係を見られればとても楽です。





そのうち各ショットを全部一度に見ながらの適時各ショットのタイミングを調整しつつサクサク編集出来るようにならないかな。





と思っていたら、Vegas pro 10が発売されたみたいですね。Sony Creative Software


今ならアップデートが12000円らしい(^^;)


うちはまだ8だものなぁ。うーん誘惑される。





VegasでのCanon7Dのmovファイル編集は、AAVIUTL使ってバッチ処理で中間ファイルの作り方とか色々メモっておきたい事がたまりつつあります。また時間が出来たら。










2010/10/27

寒い




夏が終わらないなぁと思ってたら、


急に冬の気温になりました。





昨日までは家ではTシャツですごしてたのに、


今日は長袖でないと寒い。










2010/10/26

ディズニープリンセスについての馬鹿話




今日、友人とこんな話になった。





「シンデレラ」って、


シンデレラの性格が良かったからあの話になるんだけれど、


もしもシンデレラが王子様を継母とグルだって疑ったりしてたらあの王国全部を敵に回して一生過ごすのかも。





そもそもあの王子も顔じゃなくて足のサイズで恋人を探すんだもの、どんだけフェチなんだと。


シンデレラのどこに惚れとんねんと言いたくなります。





舞踏会でみそめて、一夜踊って、頭から離れなくなった女を捜すのに、


先ず彼女のガラスの靴を履けるかどうかって…うーん。


まあそのだいぶ変な情熱の持ち主の王子様を許すだけの器はあるんだよなぁと。


シンデレラが「何で顔で探そうと思わない!せめて髪の長さとか色とか、身長とか…、えーい大まけにまけてスリーサイズでもまだましだ。私のアイデンティファイが足のサイズって馬鹿にしとんのか変態やろー!」って怒っても良いような気もします。





いやぁ、もう王子様に不信感を抱いても不思議は無いシチュエーション。継母の新手のイジメか、そうで無くても変態に付け狙われる不幸な星の元に生まれたのか、とそんなふうに自己憐憫ひたっても不思議はないなぁと。





きっと辛い状況でもシンデレラの洞察力は歪んでなかったというお話なんでしょう。


ちょっと厳しい見方をするとあの継母や義姉達はあくまでシンデレラから見た人格です。ある部分はシンデレラが作り上げたキャラクター。虐められている自分という認識も彼女の主観です。


王子様をそういう風に敵として認識するのは不思議な事じゃない。


そういう生き方の人も多くいます。





でもシンデレラは王子を見抜く力をもってた。歪んだ見方ではなく。





で、その辺がさらに成熟したヒロインは「美女と野獣」のベルじゃないかなぁと。


あれ、実はシンデレラ型のヒロインがお城へ行った後の話だよなぁと。





もちろんあの奇妙な情熱の王子様はお城で一緒に住むと野獣なんでしょう。


ベルはレディとして扱われることを要求し、レディとして振舞う。


野獣の奥にある優しさや良いものに気づいて、とうとう野獣の呪いを解く。


その辺のベルの見る目の鋭さの伏線で村の人気者ガストンを出してたんでしょう。


ガストンの中身が実はカラッポである事を村の中でベルだけは見抜いていてプロポーズを撥ね付けている。村のみんなからはなぜあんな高スペックの男に興味ないんだ、変わり者の娘だなぁと思われてぃる。


そういう鋭い見方の出来るベルなんで野獣の呪いを解くことが出来る。みんなには忌み嫌われる野獣を愛する事が出来るから。


もしもベルがあの鋭く良いものを見つける感性を持たなかったとしたら、当然村人と同じように野獣を狩り立て火の着いた松明を投げつけてたのでしょう。


��うう、個人的に心が痛いです。そうやって狩り立てられ投げつけられる状況に陥ってばかりだとも思うので…うーん投影しすぎかなぁ…)


でもベルはその地獄を変えてゆく。美しいもの良いものを見出す力によって。





ベルは理想の妻。あれは新婚家庭の話かも。


未熟な王に支配された暗いお城、国を、明るい場所に作り変える。


家庭を作り上げる物語。





男としては野獣からベルがどんな影響を受けたのかをもっとやってくれても良いような気もするけれど、まあそれはあくまでも主人公はプリンセスの話ですものね。





「シンデレラ」と「美女と野獣」をそういう結婚するまでと結婚したあとの話として見る事も可能だよなぁと。





前期のプリンセス達は恋をするまでの話のような。


スリーピングビューティーなんて処女と童貞の成長物語に見えてしかたないのです。それをネタに一本SF映画を作った事もありました。


後期のプリンセス達は恋をした後の話が多いと思います。


リトルマーメイドは何とかして友達になったけれど告白出来ないうちにライバルが現れてって三角関係。美女と野獣は新婚家庭のドタバタ。アラジンは恋人をどうやって親に認めさせるかって話などと取ることも出来ます。





新しい方が成熟した話になってるのは時代によって私達の意識が変わってきたからなのかも。





昔のシリーズも含めて、その底では、どうやったら良い恋愛や良い生き方が出来るのかということをずっと考え続けているような気がします。





セックスアンドザシティーなんてのはその延長線にあるのかも。





そんな馬鹿話をしてました(^▽^)/


そういえばコクトー版の「美女と野獣」観てないなぁ。ラストカットの雲の中に消えていくのだけはなんとなく覚えてるけれど。観たいリストに入りっぱなし…。










2010/10/25

ダウナ方向




昨日のアルコールのせいか、


今日はマイナス方向の幻想が多いような気がします。





年取ってきたかなぁ。


ワクワク(^-^)♪










2010/10/24

Re[1]:人生は間違わなきゃ始まらない。(10/24)




今日は


お昼に、大阪阿倍野のロクソドンタに千本なぐりさんの「底流、」を観にいきました。





夕方からは少し飲みに行きました。





返り道、


心に浮かんできた事。





優しいのはいい事です。


でも何事にもマイナスの事はある。


優しいゆえに、最後に突き放す羽目になったり、ざっくり傷つけてしまったり。


優しさに傷ついてしまったらその分さらに優しさを求めて。


そういう悪循環に嵌ってしまっているのかも。





和は良いことです。


でも何事にもマイナスの事はある。


他人と違ってしまうことを恐れすぎて、


自分が自分である事の義務を果たすことを忘れる事もある。





「人は平等だ。全て平等に価値が無い」ってのは全体主義を揶揄した言葉だったっけ。ハートマン軍曹@「フルメタルジャケット」だったっけ。





すべて均質なユニットなら交換可能。あとは数の話にしかならない。


でも人もユニットとしての機能は果たすかもしれないけれど、均質ではない。それぞれ自律的に問題を解決する機能をもっている。





正しい事は良いことです。


でも何事にもマイナスの事はある。


正しい事にこだわりすぎて、


安易に誰かの正解を鵜呑みにしてないだろうか。


正しい答えを見つけず信じているだけなので、


どんどん間違いが怖くなり、ついには


「正しいことは正しい。なぜならそれは正しいから」としか


言えなくなってないだろうか。





人生、間違わなきゃ始まらない 





とも言えるかも。





そんな悪循環に陥って、


でも良い事は良い事、正しい事は正しいでマスクされて、マイナス面が見えなくなって。


敵と味方が判らなくなる。





一度見回してみる。


もし何も見えないのなら立ち止まれないのなら、


すでに何かがおかしいのかも。





こうやってつらつら思ったこれらのことにもマイナス面はあるはず。


今は未だ見えていないだけで。


だからまた見て考えて動いてみる。


間違ったら変えればいい。


それが生きてゆくことなのかもなぁ。





と小雨に濡れつつ家に帰りつきました。





そしたら子供が


宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」を音読してました。


宿題だそうで。


よりにもよって今それを聞く羽目になるとは…。(^^;)





なんか面白い酔っ払いかたをしたみたいです。(^▽^)/










2010/10/23

2010/10/22

Vegas proと静止画像




編集ソフトにSony Vegas pro 8を使ってます。


今回初めてフルハイビジョンでの編集です。


そのせいか時々例外エラー出して落ちます。なぜか不安定です。





今日まで原因不明でした。





今日レンダリングしたら、これが進まない。


2分ちょっとのシーンがまったく終わりません。


CPUの使用率は数%でうろうろしてます。おかしい…。





調べたらこんなページにたどり着きました。


Vegas Movie STudio Platinum 9.0 crashing during Render on Vista 64 bit??


Google 翻訳





どうもVegasは静止画の巨大なやつを読み込ませるとメモリを食いまくるのかも。


うちもプロジェクトに5k*5kぐらいの巨大JPG画像を100枚ちかく読み込ませてました。





dllに手でパッチ当ててメモリの制限はずすなんて回避方法もあるらしいけれど、さすがに手パッチは怖いなぁ。一年もしたら絶対何がどうなってたのか忘れて混乱する自信がある(^^;)





まあとりあえずビンにいっぱい入れてたJPG画像を削除。


おお、安定してきた。


レンダリングも止まらない。





うん静止画は他のソフトで管理して使うやつだけ1920x1080pixのFullHDサイズにトリミング&縮小して読み込ませるように運用します。





Vegas pro 10が出てるんだよなぁ。うーんバージョンアップしなきゃいけないかなぁ…。


8の頃は64ビットOSにHDサイズにといろいろ移行期だったのかも。










2010/10/20

ウィルキンソンのジンジャーエール




ご近所の店で見つけたウィルキンソンのジンジャーエール。





知る人ぞ知る。





味をお伝えできる言い方ないかなぁ。


…あ…生姜炭酸水。


うん





「ウィルキンソンの生姜炭酸水!」





生姜の絞り汁を炭酸で割った感じです。


風邪の時には効きそうです。


甘いジンジャーエールを想像してるとちょっと違うけれど、


辛味が美味しい。





同じお店に「インカコーラ」の缶も売ってました。


これも美味しかったです。





デスクワークのお供。


いつもはカロリーなしの炭酸水ですが、


たまには味付きを。


ただし糖分とカロリーに厳重注意です(^^;)










2010/10/16

デモと報道




今日は中国各地での反日デモのTVニュースが流れてました。


夕方のNHKや8時頃の民放ではトップニュースでした。


最初千人二千人から数万人規模と夕方から夜中にかけて各番組の報道がどんどんインフレーションしてました。


これは中国の政府がOKを出したから日本にまで届いたニュースですよね。


中国は情報報統してますから、特に速報では政府の思惑から外れた報道は出てこない。





さて同時に日本でも東京の中国大使館周辺で数千人規模の反中デモがありました。


��中国のデモはこの日本のデモに対抗する形だったのかも。日本でののデモの呼びかけがなぜか中国国内の厳しい監視付きのインターネットで流れてたという話も。日本の右翼団体3000人が中国大使館“包囲攻撃”計画…中国報道 2010/10/15(金) 13:11:29 [サーチナ])





東京であった中国への講義デモの方は、ほとんどTVニュースでは報道されてませんでした。


夜12時頃のニュースでごく短く流れたのを一つ見た以外は無かった。


今月はじめの渋谷のデモと同じくまたもCNNやBBCはじめ海外だけで報道される事になるのかなぁ。China accused of invading disputed islands - CNN.com





いまどき日本国政府からはっきりした命令があったとは思いませんが、


各局が空気を読んで反日デモは報道し反中デモは報道しない選択をしたってのはありそうな気がします。


各局がまったく同じ判断を…。


各社が自由競争の下で報道しているのはこういう事態を防ぐためではなかったのかと思います。





空気を読んで、つまり見えない圧力で報道は横並びに同じ内容になり、その中で明らかに不自然な取捨選択や偏向があってもそれはみんながそうだからと良しとされる。


それは戦前にあった事。それをまた繰り返している気がします。


なんか危ういなぁ。





その次に来るのは


「報道内容の自由。今回はたまたま一致しただけ」って言い分かも。


そして


「デマ流言蜚語を防ぐために情報を管理しなければならない」という論かもしれません。


しかしデマ流言蜚語不安は情報の氾濫から起こるのではなく情報の不足から起こります。


誰かにプラスであれマイナスで起こった事は起こったことして報道されなければ不安は広がります。


そこをすりかえて情報を管理せねばと思わせ、そして権威のあるものが一元管理して、情報不足で不安に陥った者に単一の価値観を流し続けるのは、洗脳手法まんまです。


そういう「唯一正しい内容の報道」ではなく各社別々の視点を持ったバラバラな重複した冗長な情報こそが必要でしょう。


「信用のおける間違いのない唯一の内容の報道を目指す」というような論調は怖い。





各デモの内容、思想がどうこうではないのです。


デモもまた民意の表明、個人の意思表示ですから、平和的な言論活動ならどんどんやればいい。


ただ今回の報道の取捨選択の均一化はちょっと民主主義としてマズイ方向なんじゃないかと思います。





尖閣諸島の一連の事件。


船長釈放に、衝突時のいきさつのビデオ非公開にと、


民主主義の仕組みとして危うい事が続いているように思うのです。


昨年あたりからどうもきな臭くて。





なんか日本が全体主義に陥りはじめた可能性さえ感じたり。


一枚板の報道が太平洋戦争当時の世界各国の全体主義を呼んでしまったように。


あの頃も全体主義はいろんな顔で広がりました、進歩主義、平和主義、軍国主義、国家社会主義、民主主義、共産主義…。


今回も進歩的な顔の下で全体主義が広がっているのかも。





民主主義は個人の意見を尊重して、個人の意見の多様性を確保しなきゃ成り立ちません。


あるていどの個人主義を基礎に成り立ってます。。


その各個人の意見、多様性の基盤になるのは情報の量と多様性です。


むやみに情報を制限しはじめたら民主主義は死にます。


そのための表現の自由のはずなのに。





この事態を周辺国は注意して見ているとも思います。他人事では無いもの。


中国の拡大主義や中華思想への対抗馬として日本が期待もされているんじゃないかと。


軍事力も含んで。


冷戦終わってアメリカが手を引いた空白分がありますし。


ここでうまく民主主義を守っておかないとマズイ事態に嵌りそうな。





なんだか当たり前すぎる事を書きました。


私の妄想に終わって欲しいです。


まま自分で確認しときたいことがたまってましたので。


退屈だったらごめんなさい。










2010/10/14

風邪がはやっているのかなぁ




今日は家人が軽く熱を出しました。


風邪の症状です。





私もまた頭が重い。


またひいたかな。


毎週。










2010/10/12

Re:宮崎さんは。(10/12)




この間ジブリの「天空の城ラピュタ」のラストと


映画「サイレント・ランニング」のラストが似ているという話を知りました。





有名な話らしいですが、言われてみれば目からウロコです。





「サイレント・ランニング」ってのは70年代のマイナーな低予算SF映画なんですが、けっこう今でもファンがいる佳作です。


うーん、とりあえず映画のオープニングとラストシーンに流れるテーマソングの歌詞でも書いてみますこの映画の何割かはこの歌につきるような気もしてます。大体どういう映画か雰囲気の一面は判るかも。


��英語は赤点もらい続けてたのに機械翻訳は偉大な発明だ(^^;)そんな訳なので話半分に読んでください)


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REJOICE IN THE SUN


[Movie : Silent Running


(written by Diane Lampert / Peter Schickele) Joan Baez]


原詩はSongMeanings | Lyrics | Joan Baez - Rejoice in the Sunとか


REJOICE IN THE SUN - Lyrics - International Lyrics Playgroundとかに





「陽射しの喜び」





子供達は心おもむくままに走る。陽射しのもとで。


森のように子はあるがままに育つ。陽射しのもとで。


終わりの定めはすでにその子の無垢のうちに。陽射しのもとで。





子供達をそばに集めよう。陽射しのもとに。


愛しいものがいつか死ぬこと、そのわけを教えよう。陽射しのもとに。





遅すぎることは無いと教えよう。ひとつひとつ育てればいい。


そして収穫と喜びを教えよう。陽射しのもとに。





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これが透明なジョーンバエズの声で流れて、


映像は宇宙にぽつりと浮かぶ船と…(まあ実際のラストシーンは映画自体で…)





ラピュタのテーマソングでも使えそうな歌詞です。


宮崎駿監督作詞の「父さんが残した 熱い想い。母さんがくれた あのまなざし」ともイメージが重なったりするのは考えすぎでしょうか…。





宇宙にポツリと浮かぶ木。無垢なロボットが今も育てている。





宮崎監督このあたりの70年代SF映画を見てのかなぁ。


以下妄想に妄想を重ねてみます。


もしや「コナン」と同じように内容・テーマ・設定には引かれたけれど、主人公の造形は大嫌いだったのかも。


ブルース・ダーン演じる主人公も70年代のアメリカSF映画にありがちな悲観的なタイプだもの。


世界に一人異を唱える。世界に対して一人異議申し立てする設定自体には惹かれつつ。


だからこそいつか自分で作り直したくなったのかも。





そういえば「ラピュタ」のオープニングが「ソイレントグリーン」のオープニングに似てたり、「ナウシカ」が「デューン/砂の惑星」に似てたりという話もあるようです。





それぞれかなり時代の空気を反映したSF映画です。


たぶん宮崎監督は時代の空気を感じやすいのかもしれません。20世紀の終わりには終末後の世界の設定が多々あったり、それがいつの間にか終末を感じさせない作りになったり。


でもその時代の空気に対する意義申し立ての仕方に他の作家に無い魅力があるのかもしれません。





マイケル・チミノ脚本の「サイレント・ランニング」は暗い後ろ向きな映画ではあります。


「ソイレントグリーン」もデイヴィッド・リンチ監督の「デューン/砂の惑星」も真っ暗、真っ黒。





ベトナム戦争や石油危機の時代もあるのでしょうが、


素直に世界に異議申し立てすると、暗い方向になるよなぁと思います。ある事のアンチはやっぱり暗かったり厳しかったりします。





もちろん宮崎アニメにもそういう暗いベース。恨みつらみや暗い衝動は感じます。がそれを陽射しのもとで明るく魅せてしまうことに長けているのではないかと。


たぶん異議申し立てを明るく元気にやりたい人なのではなかろうかと。





それらの映画を観て、その内容には惹かれたものの、その異議申し立てのやり方が肌が合わずに、いつか自分なりに作り直したいと思ってたのかも。





その落差こそが魅力になってるんじゃないかと。


ふとそんな事を思ったりしました。






不思議惑星キン・ザ・ザ」は笑いとばす方向を目指したんだと思います。


でもやはりダークなコメディになった。


明るく元気に異議申し立てってのは貴重なんじゃないかと。






これ私は宮崎監督がパクってるなんて微塵も思いません。


大体映画作り手はその前に映画の観客なわけです。


映画を作るって言ってしまえば観た映画というモノを自分なりに作りなおす事でしょう。


それを稚拙に単純に引き写してしまったらパクリ。


でも、それを咀嚼解体して新しい何か自分の表現になったとしたら、それこそがオリジナルだと思います。


エイゼンシュテインやチャップリンやグリフィスやジョン・フォードや黒澤やスピルバーグやルーカスやクリストファー・ノーランやなんやかや、みんな先人から学び反発し作り直して、受け継がれてきたんだろうと思います。


その流れを見るのもまた楽しいです。






ブルース・ダーン て ローラ・ダーン の親父さんだったのか。


うわあ。同じ雰囲気あるなぁ。独特の味わい。けして美男美女ではないけれど惹きつけられる雰囲気。


ばらばらに好きな役者さんでした。なんか納得。






長い記事読んでくれてありがとう。


あなたがちょっとでも楽しんでくれたら嬉しいです(^▽^)/










2010/10/10

元町映画館で「スラヴォイ・ジジェクによる倒錯的映画ガイド 」を観る




元町映画館


スラヴォイ・ジジェクによる倒錯的映画ガイド [The Pervert's Guide to Cinema Presentes by Slavoj Zizek]


を観る。


映画の解説の映画・





映画についてとても面白いお喋りをした感じ。


二時間半があっというま。





「現実に耐えられない人がファンタジーに脱出し、そしてファンタジーに耐えられなくなった人が現実に脱出する」


っていうのは”行きて帰りし物語”の見事な説明だよなぁと思う。





最期の二作品とその解説に個人的にニコニコ。


あの二本で終わるのはかなり好みでした。


最期の映画のあのシーン。


みんな知ってる有名なシーン。


でもあんまりまともな解説を見かけた事がなかった気がします。


素晴らしいとはみんな言う。


でもなぜ良いのかはなかなか言葉に出来ない。


大ネタです。





もう一度観てみたい。










港館ミーティング




今月は元町の喫茶店でミーティング。





打ち合わせ自体は一時間ぐらいで終わる。





あとは雑談。


この間終わった「MM9」の話から特撮映画。それから各ジャンル映画の話に。


主役のキャラ設定。無味無臭かなにかマイナスをつけるのかなどなど。










2010/10/09

頭痛明け




眠って頭痛が治まったら、


なぜか寂しいって感情が溢れてきた。





秋ですね。










2010/10/08

雨の日の




午後からの雨。


頭が重い。


風邪みたいです。


早く寝ます。










2010/10/07

病院で




今日は定期健診の日。


病院に行ったついでに、映画用に病院の環境ノイズを録音してくる。





さて問題です。1分から1分半程度の長さのシーンのバックに流す環境音は何分ぶん録音しとけばよいでしょう?


しゃべり声はあってもいいけれど、はっきりした会話や固有名詞は切らなきゃいけない。





映画作るときはこういう判断が限りなく続くもので、


録音を止めるタイミングに迷います。


もう少し回したら良い音が来そうな気がして。


スリッパで歩く音。廊下の向こうでの人の声。内戦電話の音。遠くのドアの開閉。車椅子の軋み。ワゴンやストレッチャーのカチャカチャ。


楽しいけれど、お客さんにははっきり聞かしちゃいけない。無意識に届くぐらいでちょうどいいのが環境音。










2010/10/06

Re[1]:晩御飯(10/06)




今日はいろいろ偶然が重なって晩御飯はみんなで外食に。


娘の希望でオムライスとスパゲッティの店に入ってみました。


子供らは満足。


父はセットのドリンクにワインが入っていたのでラッキーでした。


��^▽^)/





洋食屋さんってのも子連れにはありがたいです。


どたばたで写真撮ってなかった。










2010/10/05

Re:アンニョン (10/05)




今日は日曜に雨で途中から中止になった運動会の続きがありました。


秋晴れのいいお天気。










2010/10/04

眺める




この世にある事は全部とても深い厚みをもっている。





私たちは一度にそのうちの一つかその一つ二つ上下の階層しか理解出来ない。





けれどその上にも下にも想像のつかない世界は広がっている。





そして見渡せばその一面しか見せないものでいっぱいに詰まっている風景。










2010/10/03

Re:おはようございます。(10/03)




今日は運動会でした。


がっしかし、お昼に雨が降ってきて、


その後のプログラムは後日に順延。





何年かぶりにカメラ用レインカバーを使いました。


カメラとオペレーターがすっぽり入れるタイプ。


運動会の校庭だと目立ちます(^^;)










2010/10/02

VegasとかU-Flycamとかフォローフォーカスとか




編集で看板の文字を消す方法を知りたくて、youtubeを探しました。


結構いいヒントが。





Vegas proのパンクロップにマスク機能なんてのがあったのね…。


これで画面の一部にモザイクとか合成とかが簡単に。





さて、


検索してうろうろしてたら、


こんなチュートリアルを見つけました。





U-FlycamにEOS kiss X4を乗せるセッティング方法





http://www.youtube.com/watch?v=bdFCuZk4o9w





おおお、前にその価格で思わず衝動買いしてしまったU-Flycam。


まあいわゆるステディカムの廉価版、手持ちカメラ安定装置。





このお兄さんのセッテイング方法だと追加の重りも付けてないし、ウェイト用のアームも一本だけで済ましている。なのにブンブン振っても立ったまま安定してる。


素晴らしい。


カメラ+レンズの重心を出すのがポイントなのか。





このドイツのお兄さん、他にも自作でショルダーマウントなんて作ってる。


極めつけはレゴブロックで作るフォローフォーカス!!!





http://www.youtube.com/watch?v=6jTb2jkYk4o








http://www.youtube.com/watch?v=CcaGpd7i13s





映画の撮影の場合、当然ながら撮影中に役者さんは動くわけです。そうすると役者さんの動きに合わせてピントを手で微調整しながら撮影することになります。それをしやすくするのがフォローフォーカスというレンズのピントリングをギアで回す仕組み。まともに買うともう一台や二台Canon7Dカメラが買える値段だったりします。


自作する人はけっこういますが、まさかレゴブロックで!!!


しかもよく出来ててレンズを選ばないし、レンズに固定するのでロッドサポートや何やかやと巨大なシステムにならない。


レゴ買ってこようかと悩んでしまいました。





この兄さん、マッドエンジニアだなぁ。


すごいや。










2010/10/01

人に




今日、懐かしい人と話しました。





ずっと会ってない人の事も考えていました。





小さな私の中にも、


こんなにいろんな想いがある。


人の世はどれだけ巨大なんだろうと思います。