2002/12/07

「K-19」(原子炉の炉心融解をふせぐのじゃぁ!)

日曜日に「太陽が凍るまでに」のクランクアップ打ち上げがありました。
幸せな飲み会でした。
仲間達に感謝!

さて月曜日。
沈没してました。
何もやる気が起こらない。
んでまた意味不明の罪悪感が隙をねらって出てこようとする。
まあ、やっと気が抜けたので、スイッチがOFFになったんでしょう。
ようやく復活中です。

「太陽が凍るまでに」完成へむけて!






2002/11/30

「怨霊化け猫屋敷」

今日パソコンが立ち上がらない。
昨日インストールしたRaptorのせい。
しかたなくRaptorを取り外して立ち上げてカノープスのサポートページへ。
FAQの
正常に動作しない、動作が不安定
のLatencyTimerのようだ。
BIOSにその設定が無いんで、
LatencyTimer(レーテンシータイマー)の設定方法
でやってみる。BIOSの強制書き換え...不安。(こんな裏技がメーカーのページに載ってる...)
よし復活!今のところ大丈夫そう。
しかしこれでほぼ丸々2日パソコンが使えない状態だった。
来週は何とか無事になって欲しい...。






2002/11/29

「妖星ゴラス」(だったかなぁ?地球に巨大なロケットエンジンつけて軌道を変える映画)

中古で買ったDVRaptorIIの一週間の保証期限が近づいて来たのでとりあえず取りつけて動くことを確かめねば。

とりあえずDVRaptorを付けてみる。んん、PCIバスの奪い合いか、IRQが衝突しとるんか、相性か、今まで使ってた汎用Ieee1394ボードとアナログビデオキャプチャボードはずさんとBIOSさえ起動しなくなる。
PCIスロットに挿すボードの順番が違ってもなんか挙動が変わるのでボードの取りつけだけにえらく時間がかかってしまった。

んで、ドライバとアプリケーションをインストールしたのはいいけれど、今度はオーバーレイ表示が動かん...。ちゃんとDVの信号は取れているみたいなのでオーバーレイ表示だけの問題。
でカノープスのサイトで調べてみたら nVIDIA製アクセラレータチップのビデオカードではオーバーレイの表示が出ないことがある。とのFAQが...。
状況はそのまんまなのでFAQの対処法どおりレジストリいじる。
ん、windows98のレジストリ、VideoBusMasterMode と OverlayMode 両方がある...ん、OverlayModeで良さそう。1を2にしてっと。

おお、無事オーバーレイも表示された。動きが滑らかだ!
ふみい、疲れた。






2002/11/27

タコ

今、そー君の目を盗んで書いてます。
昨夜から、どうも親子で調子が悪い。風邪みたいだ。

昨夜大ミスをしてた事がわかる。
うげえ、こりはやばい。
今日はその処理に追われる。
謝ってすむ話じゃ無いんだ。
落ち込むが自分で何とかリカバーせんと。
迷惑かけた方には本当に申しわけない。

ちょっと映画の方の時間が取れなくなりつつある。
むうう。
12月1日のクランクアップ打ち上げ宴会までに何とか作っておきたいモノもあったけれど、この調子だと無理かなぁ。






2002/11/26

99p「太陽が凍るまでに」試作品プロモビデオ

99p「太陽が凍るまでに」試作品プロモビデオ
ついでに去年作った「太陽が凍るまでに」の試作品もアップ。

本編撮影前に作ったんで設定がかなり変わってます。
今見ると赤面モノだぁ。
本編はもうちょっと大人向けのつもり。(^_^;;;
港館サイトのシアターページとリンクさせたいのだけれど、方法は少し考えないと。
2002/11/26 15:31:40

99p「太陽が凍るまでに」撮影風景
イメージステーションに99p「太陽が凍るまでに」の撮影風景をアップしました。
とりあえず。
2002/11/26 1:31:38






2002/11/24

「カウントゼロ」

今日は嫁はんが休みなんで子供を押しつけて、一人で外出。
DV編集の為にカノープスビデオサロンに行ってみたかったのさ。
行ってみるといつも港館で使っている青少年会館のすぐ近くじゃないか。こんなところにビデオ機器のショールームがあるとは...盲点だった。
が、閉まってる。むうう、日曜日は休みか。また平日来よう。

ついでにソフマップにも回ってみる。中古コーナー覗くと、DVRaptorIIがある!
1万5千円。えいっと買う。
もちろんAdobe Premiere LEが付いてない版だけれど、今のところこれで十分。
これでDVRaptor-RTにアナログ入力が付いてないのは調べなくて良くなる。

インストールは明日以降に、今日は寝ます。

とりあえず今回の物欲は安くついたかも。(^_^;;;






2002/11/23

「やつらは時々やって来る」

99p「太陽が凍るまでに」が先週末にクランクアップしての今週。
どうもいまいち何もやる気が起こらない。
まあ予想どおりではある。
毎回撮影が終わるとしばらくぼーっとしてしまいます。
いつも編集が終わる頃に気づくのだけれど、この時期に実は色々アイデアを練っています。でもその最中は使えるようなアイデアを考えているとはとても思えない...(^_^;;;

なんかぼーっとしていると夜寝れなくなるねぇ。もうちょっとやばくなると時間の感覚を無くしてしまいそうです。(いわゆる「水時間」私が勝手に呼んでいる、時間が液体化している感じがするんですぅ)
まあ、今回はちゃんとその一歩手前で止まってます。

で、編集が本格的に始まる前にDV編集のシステムをもう一度調べてみました。編集作業が始まってからシステム考え直すとか調べるとかすると作業が混乱する元。
それでも毎回作業中になにか不具合とかこれじゃできん!とか出てくるけれど、最初にキチンと考えておいてソンは無い!

うむうやはりカノープスあたりのちゃんとしたDVキャプチャボードが欲しい。

今使っているのは汎用のieee1394ボードにMainActorという編集ソフトの組み合わせ。これはこれでコストパフォーマンスがとても良い。ボードが1万円以下で買って、MAが99ドルで機能的にも画質的にも自分的には大きな問題が無かったです。

が、今回はラッシュの長さ(20時間超!)とショット数の多さ(20秒ぐらいの短いシーンでも最低4-5ショットは撮った...)が問題になりそう。
何かというと、ショットを自動的に切り分ける事が出来ない。
プロモやテストなんかではラッシュ見ながらショットを手で切ってました。が、これやっぱり時間がかかりすぎるのです。1時間テープをちゃんと分けようと思うと数時間かかる。
で、めんどうになって1時間丸々キャプチャしたaviファイル(MainActorの参照型)を作って、そのデータを丸々使いながら編集したりもしましたが、結局必要なショット頭を自分で探しながら1カットつなぐんで物凄く遅くなるんで同じ。
こんな機械的な作業は機械にまかせてしまいたい。
一時本気でプログラム書こうか...と思いました。が10年ぐらいのプログラミングしてない。ブランクを押してそれをやっちまうと時間がやばそう、運よくそれ用のライブラリが見つかればいいけれど、無かったら書く事になりそうな予感がビシバシするし、C言語の入門書片手にプログラミングしなきゃ忘れ果ててるし...。

「魔法世界」という昔の作品でマシンが8ビットCPUのMSXしかなく3DCGの動画作ってた時にゃプログラミングからはじめて2分ほどの映像の完成までに数ヶ月かかりましたぁ(;_;)。ハードディスクなんて夢のようなモノもまだまだ高値な頃で作るデータが膨大。でレンダリングした1フレーム画像を表示させて、8mmフィルムの電磁シャッターをONにする、で今撮影した画像は消して次のフレームをレンダリングさせるなんて事やってました。モデリングデータはプログラムに直に埋め込み...だって汎用なシステム作る手間かけたくなかったんです。その数カットが出来れば良い。
本当は、バーチャルな三次元空間にウィンドウが浮かんでいる未来のユーザーインターフェースの画面作りたかったんだけど、CPUが遅すぎて試作で1フレームのレンダリングに二日かかるわメモリが不足して試作プログラム2号は読み込めないわで、泣いて演出変えて簡単なCGにして、それでも一ヶ月は他の作業は全部ストップしてました。(;_;)

で、出来あいのソフト何か無いかなと思ってました。
カノープスのDVキャプチャ用のieee1394ボードに付いている**NaviというDVテープのタイムコードやフレーム間の違いの大きさからカット表を作るソフトがよさそう。作った表でバッチキャプチャが出来る。
カノープスのDVRaptorとかだったら編集中の画面をDVカメラに出してハードウエアデコードしてパソコンに戻してオーバレイ表示する機能がつてたしなぁ。あれあったら編集が無茶苦茶楽になりそうだぁ。

物欲大爆発中っす。

さっきホームページ見ていたらDVRaptorがRTになってアナログ入力が無くなっている!あれえ、編集中のDVカメラでのハードウエアデコード機能がなくなったのかぁ?うむスムーズな画像はDVカメラの液晶やそれに繋いだモニタで見てくださいだとぉ?廉価品のEZDV sxも同じことが書いてある。うむぅ?もしかして編集中の画像はちゃんとieee1394インターフェースに出力しているけれど、昔みたいにそれをパソコンでは表示させませんって事なのか???
もしEZDVがあの値段でそんな事出来るんだったら...買う!

あぁ、今、物欲の沼の中にいます。(^_^;;;
また調べとこう。

MainActorが12月にバージョンアップするみたい。
バージョン3.65からいきなりバージョン5へ。バージョン4.x.xはベータのまま消すのかぁ。
ああ!とうとうLinuxでのDV入出力をサポートするのか!期待しちまうぞぉ。
Windows版のバージョン5のβリリースがダウンロード出来るようになってたんで試してみました。
おおお、タイムラインが使いやすい。なんか効率上がりそうなインターフェース。いいな。
しかしMAのインターフェースが独自色強くて判りにくいと思ってたのがさらに独自色のような気が...なんでメインメニューに無い項目が各ウィンドウのアイコンにいっぱい出てくるんだぁ。慣れりゃ早いんだろうけれど...。
もしかして他のAfter EffectsとかPremiereとかのインターフェースも今はこんな感じなんだろうか?貧乏なのでよくわからん。

まだβなんでなんか不安定だったり、どうも足りない機能があるとかはリリース版をまってから再チェックしないとなんとも判断がつかない。
これもバージョン5のリリース版がそこそこ安定して使えるもで、バージョンアップ代が3.65ぐらいの値段だったら、欲しい。

おっと、この物欲の沼は底なし沼だったかぁ!






2002/11/19

インターネットの港館

99p「太陽が凍るまでに」で撮影の時、助監督やスタッフにトイデジカメ渡して、撮影風景を撮ってもらってました。
撮影も終わったので助監督やスタッフにも渡そうとCD-ROMに焼こうとしてました。
(宣伝用のチラシやポスター作るときに手伝ってもらえるかも、とアコギな下心があったのは言うまでもない悪徳監督)

が、CDライターが動かん。CD-RWドライブが見つからないだとー?
あ、そういえば9月の頭に普段使ってたパソコンを壊してしまって、しょうがないんで、DV編集用マシンにCD-RWのドライブとハードディスクとハードディスクコントローラボードを持っていってメインマシンでっち上げたんだった。
CD-RWドライブはLinuxのide-scsiカーネルモジュールで使っているから、カーネルに何処にドライブが繋がっているかの指定が古いままなのかぁ。
モジュールの設定とカーネルパラメータを直す。
これでちゃんとドライブは認識するようになった。
が、しかーしCD-R書き込もうとすると書き込めない!
なんじゃぁ。メディアエラーか?
ディスクを変えてみても同じ。
うむう、めんどうだがWindowsでやってみる。が同じ。

そういやメインマシンでっち上げた時にIDEのバスが足りない気味&ハードディスクさらに増設予定だった。
DV編集マシンは何よりハードディスクの容量が勝負。
という事で壊れたパソコンから持ち込んだハードディスクやCD-RWドライブはハードディスクコントローラボードに繋いだのがまずかったか。
また相性ってやつかも。
(問題のボードは/proc/pciによると
Unknown mass storage controller: Triones Technologies, Inc. HPT366 IDE UltraDMA/66 (rev 1).
ってモノらしい...どうもトリ頭は...確かIwillのボードだったと思う、あ、"SIDE Pro66"ってヤツだった。かなり古い)

かー!DV編集ソフトはWindows用のやつでドライブレターを変えると編集データが見付られんような仕様上のバグ!を抱えているやつ。
Widows98はIDEハードデディスクのドライブレターを繋いでいる順に勝手につけるので、IDEドライブの繋ぎ方変えたら今の編集データがパーになっちまう!
うがぁぁ。CD-RWドライブ繋ぎ変えるとDV編集作業が悪夢になるなぁ。

しゃーないんで、次善策。
イメージステーションという無料の画像置き場を借りておく。
画像のアップロードは今度時間が取れるときにやってみよう。

早めに今のDV編集環境も、もう少し何とかせんといかんなぁ。
20時間以上あるラッシュの編集...。
今の環境ではいつまでも終わらない悪夢以外の何物でもなくなる。
何とかしてもうちょっと死の行進の距離を縮めんと。






2002/11/18

99p 「太陽が凍るまでに」クランクアップ!

11月17日日曜日にカメラと私とで風景等を撮影。
途中から頭痛がしはじめてヒーヒー言いながらも、何とか最低限必要な分は撮れました。
あった方がいいかもという画は撮れなかったんだけれども、それは12月の打合せの時にでもチョコチョコと撮る事になりました。
これで何とかクランクアップです!

今日はまだ頭痛が続いているのでもう寝ますぅ。






2002/11/16

99p「太陽が凍るまでに」人物撮影終了

10日に人物の撮影が終わりました。
うむう今日は特別に港館メーリングリストにスタッフ&キャスト向けに流したメッセージを載せます。


「太陽が凍るまでに」の監督しています竜屯です。

撮影でご協力いただいた方、
撮影に参加していただいた方、
撮影現場では無いところで撮影の準備作業に関わっていただいた方、
目立たないところで映画を支えていただいた方、
本当にありがとうございました。

Tue, 12 Nov 2002 23:20:11 +0900 の
[港館] 「太陽が凍るまでに」情報035
"Ichiro miki"さんからのメール
にあるように11月10日に役者さんを使う撮影は一応終わりました。

あとは明日、三木カメラと私とで風景やインサート用の映像、
合成用素材などを撮影してクランクアップの予定です。

我儘で強引で、話す内容が意味不明の監督が
ここまで来れたのは、本当にみなさまのおかげです。_(-_-)_
これからもアフレコ(声だけ録音すること)のような事が必要になるかも
しれません。
出来るだけ避けるつもりですが、
また私の我儘でお手を煩わせるかもしれません。
もしもそうなってしまったら、タコ殴りの刑に処して下さい。

今年の2月23日からの3か月のリハーサル、
5月26日のクランクインから6か月の撮影がようやく終わりそうです。
今回は私にとっても記録的な長丁場の撮影でした。

1999年の夏に喫茶店で三木さんから「新しい映画作りたい」と言われてから、
長い旅を続けてきました。
どうやら中間地点までやって来ることが出来ました。
最初は吹けば飛ぶような頼りない旅でしたが、
気がつけばこのキャラバンも一人増え二人増え、
かなり大きく力強くなりました。
これからみなさんが一つ一つ豊かにしてくれた宝物をさらに磨きつつ
目的地まで届けます。
目的地にはこの映画を見る観客が待っています。

さてこれから、いわゆるポストプロダクション(撮影後の映画制作)の
厳しい難所が待ちかまえていますが、
時間がかかっても一つ一つ乗り越えていきます。
これから先の厳しい旅に付き合ってくれる方々、
これからもよろしくお願いいたします。

旅の仲間へ、本当にありがとう。嬉しい旅になりました。

クランクアップしたら、しばらく休憩してから、
コンピュータグラフィックス、特撮、映像の合成、映像のエフェクト、
パソコンによるDV編集(粗編集->最終版)、最終版のカラー調整、
効果音、セリフの音質調整、音楽作成、音響ミックスダウンなどなどの
作業を始めます。

上手く仕上げる事が出来れば凄い事になりそうなラッシュ(撮影映像)です。
ではでは。



さて明日は午後から夜に風景の撮影です。
クランクアップなるか!?







2002/11/15

師、走る

さて、撮影の方もこの間の日曜で役者さんを使う部分は終わりました。
が、この話題は書き始めると結構大変なので、もうしばらく待ってください。
今回は別の軽いネタで書きます。時間がぁー。m(-_-)m

今日はいつも港館で使っている会館の更新説明会に行って来ました。
まあ市とか県とかでよく運営している青年会館です。
横浜で映画撮ってた時もそういうところを使ってました。
なんしか料金が安いもしくは無料。
ついでに他の映画サークルや演劇サークルも使っているんで、色々と便利。(会館を管理している人が撮影やリハーサルで使うことに慣れていたり、他のサークルの人と顔見知りになったりで)
打ち合わせ&撮影&スタッフ試写&アフレコ&ミックスダウンなんかに毎回会議室をまともに借りてたら、結構制作費潰しっす。個人が出す極貧予算ではかなり無理。
お上とNPOがやっているサークル用の施設使うのが正解っす。
が、しかーし。神戸で港館が登録している会館は青少年用の会館。
無料だけれど青少年育成が目的です。
まボランティアベースでやってはる主催者も"青少年"をかなり拡大解釈してくれて30才ぐらいまでは"青少年"としてはくれるのですが...。いかんせんここ10年ぐらい港館の平均年齢がインフレしてます。
3年前にはとうとう「来年もこのメンバーだと年齢的に更新は難しいかも」と言われてしまいました。
何とか20代10代のメンバーを増やしつつはあるのですが、まだまだ平均年齢が。
主催者さんにやばい。申しわけない。と思いつつ今年も会員名簿や会則やなんやかやを提出して来年分の登録延長の申請出すことになりそうです。
来年はさらに10代20代のメンバーを増やしたいものです。

年末です。
師走です。






2002/11/07

メシ 冬は鍋!

冬は鍋です。
昨日と今日連続で鍋にしましたぁ。

野菜を大量にもらったんです。
で、新鮮なうちに消費するには鍋物が一番。
昨日お魚を買い込みましたが、安かったんで一日で食べきれないぐらい買ってしまった。

さすがに2日続くと...家族にウケが悪かったっす。
が、まだまだ野菜は残っている。白菜を何とか旨いうちに食べたい。
むうう、こーなったら明日は豚肉の薄切り買ってきて、白菜/キャベツと土なべで酒で煮るかぁー。やっぱりヤバイかなぁ
あー、中華っていうのも手か。






2002/11/04

99p「太陽が凍るまでに」11/3の撮影

99p「太陽が凍るまでに」11/3の撮影
はい、帰ってきました。ぷはーっ。タバコがうまい。
夜空の星が綺麗だったぁ。神戸の下町なんで、星はほとんど見えないんだけれど、それでもオリオンがくっきり。
空気も冬になってきたね。光のとおりが良いというか空中に塵が少ないというか。星の光がピンとなってた。
冬の空気が好きです。光(影)がくっきり。が太陽光が弱くなるのが残念。
春になってくると太陽の光量が増えてまだ空気にもまだゴミが少ない。夏にむかうとだんだん空気がほこりっぽくなって光が素直に通ってくれなくなる。
神戸では5月の始め頃のバランスが一番好きです。太陽光はキッチリ強いし光は通っているんでそのころに一番カメラを回したくなる。
映画は光で出来てますんで。

さて枕話はこの辺で、日曜日の撮影の事など。

昼から、あの問題のラストシーンのトウヤのみのショット。
物凄い風の中、撮り始めたのだけれど、3時半頃に雨で撮れなくなった。
同じラストシーンの他のショットが晴れをねらっているんであまりに雨になるとカメラでのごまかしにも限界が。(雨さえ落ちてこなければ何とかごまかせそうなショットなんだけれどねぇ)
カメラマンがぽつりと「やっぱり六甲アイランドでの撮影は呪われとるなぁ」
スタッフ一同ふかーく同意。
しかたないんでそこは来週の午前中に撮影することにして、早めに晩メシ食べながら雨の様子を見ることに。

6時頃には晴れました!うんこれなら夜の撮影は問題なさそう。
スタッフみんな昼の撮影の鬱憤を晴らすようにバシバシ撮影をこなしていきます。
夜の公園でのトウヤとマサルのシーン。
リハーサルで役者さんが二人とも頑張ってくれて良い感じで振り付けが出来て、さあ撮影。
ほとんどのショットを手持ちで撮りたかったんでカメラマンが大変。
民生用としては重いminiDVカメラを構えてモニタを見ながら走り回りです。
プロデューサー兼制作進行から「8時終了を!」とのお達し通り7時40分に考えていたショットは撮り終わりました。
監督は機嫌よく「おつかれー!今日の撮影終わりましたぁー!」
カメラ兼プロデューサー兼制作進行「おお!終わったぁ。疲れたぁぁ」
で、ふと回りを見ると夜景が良い感じ。空気も光も天気も今がベスト!うむうこれは合成のバックや風景カットに使えそうだ。
監督「んで、あと、あの辺のビル撮っといて」
カメラ「...今日は撮影終わりって言うたんちゃうんかぁ!おらぁ!」
...あちゃぁ。ごめん。人使い荒すぎる監督です。反省しております。毎回映画撮るたびに...。

なんだかんだと、まぁ順調に撮影を終えました。
残すところ、あと役者さんの出てくる撮影は一日。
今のところ判っている風景や小道具撮りも今月中には何とかなりそう。
(それでも編集中やCGに必要になったらカメラ持って撮りにいけば良いしね)

クランクアップまであと少し!
映画作りの折り返し地点まで来た。
2002/11/05 2:27:15

「xxxx本のタバコ」(うろ覚えだからこんな無残な書き方しかできん...)
今から日記書くつもりだったのですが。
タバコがきれた!
ヘビースモーカーのわたくしはしらふでは日記が書けません。
今からタバコ屋兼ねているコンビニまで行って来ます。
結構遠いんだ。

ではまた。
2002/11/05 0:58:50






2002/10/31

メシ。カボチャシチュー

今日は昼から寝てました。またもや頭痛。
夕方にはすっきり治って、晩飯作りの時間です。
寝てる間に嫁はんがカボチャとニンジンとジャガイモと鶏肉の煮物を作る下ごしらえをしてくれてました。
元気になったんでタッチ交代。
わたし「うむう、ね、寒いからシチューにしてみようか」
嫁「OK。承認」
「そうしよう」「そうしよう」
そういうことになった。

が、カボチャのシチューって作ったことが無い。
家にあるレシピ本にもヒントになりそうな料理は載ってない。
うむう、こうなりゃ野性のカン全開でやってみる。

カボチャの皮はシチュー全体の色が悪くなりそうなので、出来るだけ取る。
後は一口大に切ってジャガイモと同じ扱いにしてみる。
ルーはクリームシチュー。

出来上がってみると、まあ見事に煮崩れました。
クリームシチューが軽くオレンジ色になってました。
これはこれでカボチャ味が旨かったっす。
うちの四才児はむちゅうで食べてました。よかった、よかった。

次に作るときは煮込みのかなり最後の方でカボチャを入れることにしよう。
うむ、そうしよう。






2002/10/25

うだうだ

一日あると色々な事がおきるもので。
朝、体調不良でしたんで、今日は何もしないことにしたんです。
そー君と二人ですごしてました。

二人でお昼寝してましたら、”ばしゃばしゃ”と水の音で目覚めました。
横に寝ているはずのそー君がいない?
「おーい、そー、どこー?」
「ここー!」
風呂場の方から声が聞こえます。
「一人で風呂場であそぶなー!」
と言いつつ急いで風呂場にいくと、風呂が入ってます。
そー君は裸で風呂に浸かってました。
「そーくんね、一人でおふろいれたー」自慢げです。
うがぁ!そんな危険な!4才児侮りがたし!
ちゃんとバスタオルもマットも用意してありました...。
何も教えてないのに、両親の行動はちゃんと見てたのか。
うむ、とうとう何でも「自分でやるぅ」という時期が来たらしいです。
これは要注意だ。

などとバタバタ過ごしていたら、すっかり体調回復。
二人でお出かけ。

それで終われば良い一日だったんですが。
夜に知人が入院したのとお知らせがきました。
私は両親を早めに亡くしました。
子供の頃は6人家族でしたが20代後半で私一人になっちまいました。
まあ妹は結婚して家を出たんですが、その他はね。
付き合ってたヤツにも、もういなくなってるのが何人かいます。
どうもそんな経験してきたんで、誰かが入院したときくと、
亡くした時の事がフラッシュバックしてしまい...。
いえ心配と一緒に、なんかこう落ち込むというかブルー入るというか。

まあ、まだ生死にかかわるのかどうかはわからないんで、私が落ち込んでも意味も何も無いんですけれどね。
正直に書いてしまうと、今はあんまり入院した人の事を考えたく無いです。
はあ、自分のこういう弱い部分が何とか出来れば、ちゃんと人の事を心配する事ができるんだろうなあ。
むうう、私は冷たい性格なんだとつくづく思いますです。

まあ、人間も人生も、ま、この世の全ては単純にこうと決められるモノは無いけれど。
立体の形は一つだけれど、何処から見るかによって見える形は異なる。んで、その全てが真実。その全部をひきうけるのは結構大変だったりします。

もうね、何が美しいかなんてのもね、何が良い映画かねんてのもね、私がいるところから見た事でしかないんで。
ま、監督としてはいかに自分がいるところにお客を連れてきて、そこから見える風景を見せるというのがポイントなんだろうなぁ。

うだうだ。






2002/10/18

99p「太陽が凍るまでに」 ラストシーン撮影。何とか終わった

この前の日曜日でラストシーンの撮影の役者さんを使う部分が何とか終わったぁ。
ふううラストシーンは4日かかりました。2日目終わった頃はマジでラストシーンをカットする事を考えるとこまで悩んでました。人知れず...。ま、監督の醍醐味つーか孤独つーか。
ラストシーン何とか撮影できました。はい、編集で悩む事が出来るだけの素材は揃いました。後はコンピュータの前で七転八倒すればなんとかなるか。

今回の撮影でみんなに「呪われている」と言われてましたラストシーンの撮影、何とか乗り越えたようです。(^_^)/







2002/10/08

ごめんなさい、すまぬ、申し訳ない。

ふっと気づいたらもう20日近く日記を書いていませんでした。
ごめんなさい。
今、時間も気力も余裕がなくなってます。

海底に沈没中です。

書きたい事はいっぱあるのにぃ

すみません






2002/09/18

自分の事はなかなか出来ないのにねぇ

最近色々出来ない事が多い竜屯です。

今日、ビデオデッキ買いました。
リビングにあった古いビデオデッキが壊れて、修理するのと新しいのを買うのと同じぐらいだったんです。
どうせ家族で使う-映画の制作には使わない-使い方が荒い-観れればいいんで、安いのを選びました。
で、買ってきて夕御飯作る前に接続!
レーザーディスクやケーブルテレビのチューナーやDVDデッキ代わりのPS2や古いゲーム機やらをTVに繋げないといけないのでややこしい。

自分の制作用にデッキ買った時は悪夢のダビングシステムに繋げるのが面倒で一週間ぐらい箱から出さない事が多いのになぁと思いつつ、何とか接続。

ビデオデッキって録画できるのでリビングで観るAVシステムの中心になってしまいます。でその中心を新しくしたら、まあ画が綺麗になったこと。
ケーブルテレビの放送はこんなに綺麗だったのか。
デッキを新しくして正解でした。

とりあえず「プーさん」のビデオをかけながら、メシを作りました。
今日はサンマ。
秋はサンマというけれど、スーパーで売っているサンマは夏に出回っている方が旨いような気が...初物ってことかぁ?
それとも流通に謎が隠されているのか。

ふむうビデオもサンマも最初が旨いのかなぁ?
だんだん慣れておいしく感じなくなるって事かも。






2002/09/12

99p「太陽が凍るまでに」9/1,9/8の撮影

おっと、9/1と9/8の撮影の事を書くのを忘れてた。

9/1はキョウコ絡みの撮影でした。
室内は時間が無くて取り残していたショットの撮影。
前の撮影と合わせなければいけないので色々面倒な問題があったのだけれど、無事に撮影終了
屋外はソウとの絡み。
そー君との絡みは4才児あいてなんで、キョウコ役の人にホントに遊んでもらいました。ま、編集で何とか出来る素材は集められたと思う。
この日使ったカメラは私のホームムービー用の小さなカメラでした。
8月24日の撮影でカメラを壊してしまったんでこの日は修理中でした。
まあ画像のコントラストが弱いのと、露出・シャッタースピード・デシベルのマニュアル調整が出来ないので、思った様な画が作りにくいのが難点だけど、カメラマンの頑張りで何とかなった。

9/8はカメラの修理が無事終わって心配してた画質もOKな撮影。
最初はそー君が一人で演技しないといけないショット。
無理かと思っていたら、案外ちゃんと演技しました。むうう、成長したなぁ。演技するなんて理解できないと思ってたのに。
が、2ショット撮ったらもう飽きてごねまくり。ま、何とか編集できる素材は撮れたのでOKです。

マコトの部屋で、無線機ごしにトウヤと話すマコト。
マコトはトウヤとの絡みでキャラクタがハッキリしていくので、結構こだわってなかなか「OK」を出さない監督でした。
いえ、撮影中のモニタ見ているとマコト役の人の演技がかなり成長しているんで、もう少し、もう少しと突っ込んでいきたくなったのです。
出来そうなのが判るとやらないともったいないと思ってしまう。
マコト役のひとがちゃんと答えてくれてなかなか良いショットが撮れました。
ありがとう。

これは色気のある役になってきた。
しかし撮影入る前はマコトがこういうキャラクタだとは思って無かった。
死の天使に恋する役。
シナリオ書いてた時は単に色々見えすぎてしまうピエロだったのが、こうなってきました。
役者に教えられた。いえ、役者さんがそういう解釈を用意してきたという事ではなく、役者さん達の生理的な反応に教えられた気がしてます。
映画ができ上がる頃にはマコトはそういうヤツだとしか考えられなくなっているでしょう。こういう風に撮影中に役が見えてくる事はよくあるけれど、たいがいこの過程は忘れてしまうので、シナリオ段階でどういうつもりだったかは憶えてない事が多いです。

マコトは合成シーン用の撮影もやりました。
うむう用意したバック用の単色布が少し暗すぎる感じだけれどいまさらどうにもならん。
ま。最悪ひとコマひとコマ毎に手作業で抜けば何とかなりそうなんでOKでした。
(いつか全編グリーンバックとかブルーバックとかの前で撮影して合成一杯な映画作ってみたいなぁ。
今度ロードショーにかかる「ウェイキングライフ」は観たいです)

あとは時間があったので取り直ししないといけなかった工藤のシーンを撮影。
工藤は私がやってます(ヒッチコック大先生の若い頃と同じで役者さんが足りない状態なんですぅ)。
当然、自分が出ているショットなんで撮影中の画像がチェック出来ない。役者の演技も外から見えない。
切実に監督が欲しいと思いましたです。
カットの瞬間に笑いの嵐になっちまったけど、自分じゃ何がどう変なのかわかりゃしないヘボ役者でーす。演技のやりすぎには注意しまーす。

これでマコト、ヨウコはラストシーンの取り直しを残すのみになりました。
キョウコもあと少し。
映画の撮影はいつか終わってしまうのです。
トウヤ、マサルは結構残っているんで、まだそんなに寂しくは無いんだけれどね。






2002/09/11

たんくぶろー。トリム上昇一杯。

ふみぃぃぃ。どうもごぶさたでした。ごめんなさい。
この夏の疲れか、目いっぱい海底を這いずっていました。
今何とか海底を蹴って海面を、太陽の光を目指して上昇しています。
(が、気づいたらまた海の底だったりして...ま、ひつこく海底と水を蹴りましょう)

この時期に撮影が何とか大きなトラブルもなく進んでいたのが何よりでした。

9月1日の撮影が本当にやばかった...。
家を出る前から結構きつい頭痛が。頭痛の中で撮影が進む。
撮影の間に消費したアスピリンが3錠、ロキソニンが1錠。飲み過ぎだけれども非常事態。倒れるわけにはいかない。が、しかーし頭痛は去ってくれない。
本番中、カメラが回っている時にカメラ横で吐きそうになってましたぁ。今だから言える。
撮影中はスタッフ・キャストには映画に集中してもらいたいので、言わないでいました。まぁ心の中で「おれは英雄だぁ」と叫んでましたが。カメラの人に対して少し怒りっぽくなってたので、いつのまにか心の声が「おれは弱虫だぁ」に変わってしまった。(^_^)
撮影が終わって速攻でビニール袋を握りしめながら嫁はんの車で帰って、頭を冷やして寝ました。
(偏頭痛の為の頓服の処方もらった事あります。
が、この薬を飲むと痛みそのものは無くなるけれど、頭痛と一緒にあるめまいや吐き気、感覚の混乱は残るんで、余計につらいっす。痛みがある方がこういうのに耐えやすいんです。慣れなんだろうけれどね。
はい、偏頭痛の予防薬は飲んでますよ。結構助かってます)

この頭痛からどうも海底に沈んでいたみたいです。
頭痛が去って、何んにもやる気が無くなってました。
さらに先週と今週は数日間隔で頭痛がやって来る。
その隙間に普段使っているパソコンをまったくのケアレスミスでぶち壊しちまいました。むう電源を入れたままボードを交換して...マザーボードさんがお亡くなりに...。せっかく絞り出した気力が、データを回収する作業で使い果たしてしまった。その晩からまた頭痛がぁ。
で、そうこうしながら、だんだん頭痛自体が軽くなって今日に至りました。

今日も自分の無気力にイライラしてしゃべるセリフがきつくなってましたが、ま、夜になってコンピュータの前に座る気力は絞り出せたのでだいぶ回復です。イライラしてたのもたぶん感情が動き始めたって事なんでしょう。

さてさて、今週末の撮影は土日の2日間。
撮影で使うデジタル加工した写真を金曜日中に作らなければ。
そのほかの事も色々溜まっています。
とりあえず、今日は返事をしないといけないメールがあるので、それを書いて寝ます。

願わくば明日はさらに太陽の光に近づいていればいいなぁ。