2002/04/09

サンライズ、サンセット。日は昇り、日は沈み。

昨日は大叔父のお葬式でした。
会場借りてしてはったんだけど、あまりに会葬者が多くて、会場からあふれてました。

会葬者の中では私は若い方なんで後ろで立ってました。
と、前を見るとじっとみじろぎもせずに立っている初老の人がいます。
1時間近く立ってましたが、ずっとキチンと立ってはったんで「何の仕事してはるんだろう?」と疑問。
若い人ならそういう事に慣れてはる人も多いだろうが、どう見ても管理職の感じだしね。もう少し上の70-80代だったら、きっと軍隊時代や消防団のご友人だろうけれど、一回り若いし、消防の制服ではないし、うーん???
焼香の時に肩書きが判りました。国会議員。
ああ、そりゃキチンと立ちっぱなし慣れてはる訳だ...。何才になっても選挙の度にやらなきゃならんだろうしねぇ。

んで、弔辞を友人でしてくれてたのだけど、消防団の方と軍隊時代に一緒に捕虜になった方は、途中で声を詰まらせて泣いてはった。
もうかなりご高齢なんで、いなくなってゆく覚悟はあっただろうに...。
思わず私もこぼれそうになりました。

大叔父の生き方の濃さと広さを感じていました。

私も弔辞で泣いてくれるような友人を持つことが出来るのだろうか...。
ちゃんと生きねばと思い直してました。






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