2009/09/04

明日使うDOFアダプターのセッティング(Depth-of-field adapter)

明日使うDOFアダプターのセッティングがようやく決まる。


右の写真が最初に組んでみたとき。





しかしこれだと周辺光量落ち(vignetting)が激しい。


口径食ではなく、レンズ中心と周辺との入射角度差のやつ。


中心からまんべんなく暗くなってゆく。


標準レンズなら80mm望遠ぐらいの画角で使ってなんとか味っていえるけれど、広角28mmを繋ぐとトンネル状態か標準50mmレンズと同じような画角で使うかになってしまう。





編集時の補正でなんとかしようかと思っていた。


このあいだ、長い付き合いのカメラマンの友人に見せたら、「これ少しグランドグラスとカメラの距離を離した方が角度の差なくなるよ」とのヒントをもらった。


確かに離してみると周辺の光量低下は改善される。





離して固定するには何かリング状のチューブをNO5クローズアップレンズ二つとカメラの間に挟めばいい。





中古カメラ屋で探してニコンのPLフィルター用のホルダについてた72mm径のフィルターネジ切ってあるリング買ってきたり、


昔8mmカメラで使ってたケンコーのテクニカルホルダ2-100mmについてる重ね接続可能な82mmレンズフードをステップアップ&ステップダウンリング使って繋いでみた。2cmぐらいの長さ。





が、それだけ離すと今度は画像周辺が歪む。


クローズアップレンズはアクロマートとはいえ55mm口径だから、このカメラには小さい。


とはいえ72mmのアクロマートクローズアップは激安なカナダのCinevate Inc.の奴でさえ$200ドル近く+送料する。





色々試してみた結果ステップアップ/ステップダウンリングを三つほど重ねて1cm弱の長さで繋ぐのが周辺光量落ちも周辺の歪みも許せる範囲。





明日の撮影でアップのショットはこれを使って、秘密兵器トリウム入り原子力レンズで撮るつもり。


なんとか間に合いました。









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