Re[1]:呪文。もしくは、好きにならずにいられない(09/14)
悲しくて寂しくてぽっかり開いた暗闇を見つめるとき、呪文を口にする。
言い訳に言い訳を重ね誰かを憎みそうになったとき、呪文を唱える。
自分にも人にも甘やかして厳しくしているとき、呪文を読む。
ゆっくり味わう事が出来なくなったとき、呪文を思い出す。
再帰的な呪文。
もう一度戻ってくる呪文。
なぜ 目の前にあるものが見えなくなるのだろう。
なぜ 見る前に意味や名前に飛びついてしまうのだろう。
なぜ ただ眺めることがこんなに難しいのだろう。
なぜ ただ聴くことがこんなに難しいのだろう。
刻み込むために呪文を作る。
罠から逃げるために呪文を使う。
再帰的な呪文。
もう一度戻ってくる呪文。
2 件のコメント:
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我を失う前になんとかして呪文を唱える、唱えてるうちに我に返る、余裕とはいかなくてもそんな余地を持ちたいです。
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いちごさんへ
いろいろ飲み込まれてしまう事はありますが、
一瞬でも立ち止まって自分で対応するという態度そのものが良いのかなと思ったりしてます。結局飲み込まれてしまっても。
自分というものの為に。
戦う意志自体が拠り所だったりしますものね。
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