提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA) |
昨夜22時52分頃「はやぶさ」は大気圏に再突入しました。カプセルはいい精度で着陸地点に落ちてきたみたいです。TMC:軌道補正マヌーバの精度が高かったのか。今日の午後に回収する予定だそうです。
はやぶさ本体は燃え尽きました。落ちてくるはやぶさの動画はNHKとNASAのが美しかったです。
NASAの観測機から撮影した再突入動画。http://youtu.be/u-Xp_-_gLTA
動画付きNHKのニュース。本体の最後とカプセルが綺麗に写ってます。はやぶさ カプセル落下を確認 NHKニュース
写真は「はやぶさ」が最後に撮った写真です。
何枚か撮影したけれどこの最後に送られて来たもの以外は真っ黒だったそうです。
この最後の写真、送信中に電波が遮断されたのか機能停止したのか、途切れています。上の動画の直前に送信したのかも。
カプセル切り離し後、残ってたイオンエンジン用キセノンガスを噴射させ、地球の方を向くように姿勢を変えて撮った一枚。運用チームが「はやぶさ」本体にさせたかった最後の仕事。
夕方ごろからこういうマンガが流れてました。[drawr] すこっち - 2010-06-13 12:35:13不覚にも泣いてしまった。(〃^∇^)?
色んな場所で関わられたみなさま、お疲れさまでした。
本当にいいお仕事ありがとうございました。
MUSES-Cで観させていただいたお仕事ぶりすべてに感動しました。
厳しいっていう「はやぶさ2」の予算通って欲しいなぁ。ここでまた細かい技術やノウハウが途切れるのは悲しい。
「はやぶさ」の開発費127億。実はアポロ計画13年の一週間分にもならない。インフレ考えると一日分にも…。そんな超低予算。総予算で二百何億かプラス年間運用費一億。映画「タイタニック」の制作費でこれぐらいだったような。これで96年~10年まで14年間やってる。
��は今回不具合が出た部分の改修だけなんでさらに安いけれど現実は厳しい。今年度「はやぶさ2」の年間予算は3000万円!えーとこれで何人雇えるかな…。今年も製造には着手出来ず。
「はやぶさ」に限らない。こういう貧しさ。
けっこういい投資になる可能性も高いのにね。時間はかかるけれど。
はやぶさ2を実現させよう勝手にキャンペーン - はやぶさまとめ真ん中ぐらいにある「はやぶさ」予算がどれぐらいの値段かの表は、私たちの国家予算は合理的かどうか少し考えてしまいます。
カプセルは今日無事回収されたようです。Hayabusa Live ? 回収作業完了
ヒートシールドも発見済みです。
ここまでで工学実験衛星としては大成功。イオンエンジンで航行して着陸/離陸/サンプルリターンまで出来る自律型ロボット探査機は十分実現可能なのは分かった。
あとはイトカワのかけらも入っていればいいなぁ。
はやぶさ(@Hayabusa_JAXA)のツイッター/2010年06月13日の最後 - Twilogから
- 午後22時30分頃、管制室は全てのコマンドを打ち終えました。満ち足りた、やり遂げた人達の笑顔が眩しくて、ちょっと泣けました。(IES兄) posted at 22:43:24
- まもなくはやぶさは地球の影に入ります。そしてその数分後、カプセルといっしょに地球に突入します。ありがとう、はやぶさ。たのんだよ、回収チーム!バトンは確かに渡したぞ!!(IES兄) posted at 22:45:10
- <6月13日 22時57分(日本時間)発信>地上からカプセルの発光(火球)を確認しました。これにより、カプセルが大気圏に再突入したことを確認しました。 posted at 23:00:09
- みんな、ただいま!! posted at 23:02:40
JST6月x日9時(GMT0時)の「はやぶさ」地球からの距離 0 km おかえりなさいHayabusa Live
地球帰還予定はJST6月13日23時頃
��大雑把に、
太陽ー地球間の平均距離が 150,000,000 kmぐらい、
太陽ー火星間の平均距離が 230,000,000 kmぐらい、
地球ー月間の平均距離が 384,400 kmぐらい)
はやぶさ、地球へ! 帰還カウントダウン , はやぶさ (探査機) - Wikipedia
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